Aperture3を導入してみた
今までOSX標準添付のiPhotoを使ってきたのだが、ネット界隈を調べるとAperture3の評判がいいみたいだし、実際体験版を使ってみると、写真の管理と補正、リサイズなどが簡単にできるし、実はAperture 2持ってたからアップグレードできるし…ってことで、iPhotoの使用を止めて、Apertureへ移行することにした。
使ってみると、デジカメからの写真取り込みから、アルバムの整理、任意のサイズでのリサイズ(プリセットで指定可能)、写真書き出しのファイル名ルール設定までが全てこの1本で済んでしまうのがとても便利で、所謂ブロガーの方達だったら、PhotoShopとかいらないよな…なんて思ったりした。
もちろん、プロ用写真現像ソフトでもある訳で、RAWデータの処理もそのまま可能。一般の画像処理ソフトと違い、オリジナルのデータは基本残す…って思想なので、アルバムから開いたデータをサクッとイジれるのが嬉しいところ。間違えてオリジナルデータに上書きしてしまう、というリスクが最小限に抑えられているのが、アルバム管理ソフトらしい点だ。
難点を言えば、CoreDuo-iMac27inchで使うと、iPhotoよりも少し動作がもたつくって事かな。Apeture3になって、2よりも大分動作速度が改善されて動きも軽くなった…とは言われてるけど、自分の環境下ではあまりその点は実感できなかった。機能改善が色々あるので、アップグレードは損したと思ってないけど。
写真管理ソフトとしてはちょっと高価に感じるけど、画像編集を伴わない画像処理もこなせて、データ管理まで出来てしまう訳で、そう考えれば新規ユーザー価格2万円弱ってのは、マカーの人にとって、お買い得なのではないかと。
Lightroomと比べてどっちが上なのか?と言われると何とも言えないけど、好みの範疇なのかな。Photoshop CSを使ってる人にはLightroomの方が使いやすい…って意見もあるけど、私は逆に、だからこそあえて別メーカーの製品を選んでみたという感じ。どちらの現像ソフトも、甲乙付けがたいみたい。
ちなみに私は、今のところRAWでの撮影にはあまり興味がない。でも、これを機に久々RAW撮影もやってみようかという気になりました。