LionのBootCamp環境でSophosは使えない
MacBookAirを使っていて、いつの頃からかふと気がついたのが「BootCampのWindows7から再起動してMac OS Lionに切り替えると、起動後必ずカーネルパニックが起きる」ということ。もう一度強制再起動を行えば問題ないんだけど。
当初は、Lion新機能のウリである「アプリウインドウの再起動」が原因ではないかと疑っていた。これは、再起動・システム終了時に開いていたアプリやウインドウ類を、起動後にも全て復元しようとする機能だ。
ちょっと鬱陶しい機能なのだが、残念ながら、この機能はOSから無効にできないんだよね。ターミナルで色々やればなんとか無効化することができるみたいだが、正直そこまでして無効化する理由もない。ただ、BootCampでWindows7を起動した後、必ずLionが固まるのは困るし、仕方ないけど頑張って無効化してみようかと思っていた矢先、ふと気がついた。
「そういえば、再起動後に固まるタイミングってのがある気がするなぁ」と。
早速、何度かBootcampでWindows7を起動してからLionに切替えるのを何度か繰り返して検証。すると、どうやら起動後にLionが何らかのディスクアクセスを行うタイミングでOSがパニックを起こすようだというのを突き止める。
で、起動後に問答無用でディスクアクセスをするアプリ言えば、アンチウイルスソフト位?その予感は的中。いままでインストールしていて、更にメーカーからはLion対応済みです!とアナウンスが出ていたSophosから無償提供されているアンチウイルスソフトを無効にしたところ、カーネルパニックは起きなくなった。つまり原因はSophos・無料版だったと…。
原因が判明したので、アンチウイルスソフトをClamXavに切替えて、無事トラブルは解決。問題なくBootCampも使えるようになりました。
もっとも、このケースは、MacBookAir/11のアルティメットモデルでLionを使用して、BootcampでWindows7 64Bitを使用した状況でMacOSに切り替えるとエラーを起こす…という環境に依存した事例かもしれません。
また、更にひょっとしたら自分の環境だけで起きているトラブルかもしれませんが、何かの参考になるかと思い、念のためここで情報を連携しておきます。ちなみにSophosの有料版でも同じトラブルが起きるかどうかは、判りません。