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私のブロンプトンが小さくなっちゃいました〜ヤック・デカルチャー!
とまぁ、ブロンプトンがマイクローン化した訳ではなくて、ブロンプトンのミニチュアです1/6スケールです。
手に取るのが怖いくらいの超精密スケールというか、超精細加工品ですね。価格はそれなりですが、ブロマニア・ブロリストにとってはお宝アイテムになるのではないかと。
こうなってくると、同じ1/6スケールのフィギュアとか一緒に飾りたくなるよね〜。1/6スケールの惟ちゃんアクションフィギュアとか売ってないのかな(笑)?
千葉県の久留里は銘水の里だという…。その銘水を生かして、小さな街ながらも酒蔵が何件か立ち、また街の中には井戸も多数存在している。
そんな銘水を使って打たれた手打ち蕎麦屋さん安万支(あまし)に蕎麦を食べに行ってきました。
お店は、2つのテーブル席、そして奥には座敷のテーブルがふたつあるという小さな作り。事前にネットで調べた口コミだと「量は少ないかも」と聞いていたので、せいろの大盛りにしたのですが、その必要はなかったかな。
せいろは、いかにも手打ちらしい、腰が強く少し太目のお蕎麦。銘水の影響なのか、手打ちの割に蕎麦の香りが強く主張しないエレガントな味、爽やかな食べ心地でありました。
久留里市メインストリートにありますので、お出かけの際はぜひとも。
この前の日曜日は、紅葉を堪能しに千葉県は養老渓谷に出かけてきましてね。そりゃもう素晴らしい紅葉が…と思っていたら、この時期でもまだ紅葉は始まっていませんでした。
う〜ん、ちきゅうおんかんばー(地球温暖化)ですな〜。それでも所々の葉っぱは申し訳程度に染まっており、風もない穏やかな気候と相まって、それなりに楽しいハイキングでした。
ただ、養老渓谷近くの狭い道に、大型の観光バスが殺到していたため、周辺の道路は大混乱…。往路は早めの時間だったので問題なかったのですが、復路については、たった数百メートル先の交差点まで30分みたいな。
久しぶりの房総半島ドライブだったのですが、少し体重を絞って、自転車でツーリングとかも面白そうだなと思いましたよ。
去年と一昨年に続き、今年も出かけてきました奥井亜紀たんのライブ。今年は歌手生活18周年だそうで、ライブのタイトルは「君と輪に永遠に」だそうです。
今年のライブは、ちょっとしっとりめの曲構成だったかな。去年に比べて少し落ち着いていた感じ。それと、未発表曲が多かったですね。
そろそろ新しいアルバムが欲しい所ですけど、ま、すぐに出せない理由は色々あるんでしょうな…というのがある程度想像できてしまうのがなんとも、というのは一緒に行った友達の弁。
今年のライブで非常に印象的だったのは、ライブ最後の方、奥井亜紀が発言したコメント、
写真のアルバムは、そんな、彼女が“辛かった”時期に作られたアルバム…なのかな。作っている人は辛かったのかもしれませんが、このアルバムで歌の暖かさと力を知った人も、きっと大勢いると思います。その気持ちを、手軽に共有できるようになった今のネット社会、私は素晴らしいと思いますよ。
最近寒くなってきたので、石油ハァンヒーターを新調することにしました。というのも、去年まで使っていたファンヒーターは、家族に取られてしまったので。
初めは、ダイニチかコロナを考えていたのですが、電気屋さんの店頭で見ると、トヨトミの製品が圧倒的に消費電力が少ないし、また燃焼方式も他社とは微妙に違うようで、前シーズンに余ってしまった灯油もそのまま使っても大丈夫とのこと。う〜ん、これがいいなぁ…と思い始めました。
そして、1番気に入った点は、本体上面がキチンと平らだということ。いや…別にファンヒーターの上に物を置くことは考えてませんけど、ちょっと物おけると便利ですしね。こういう使い方がいいのかどうかは知りませんけど。
問題は価格で、ダイニチやコロナの製品は1万円弱なのに対し、トヨトミのお値段は12,800円。うーん、これ1万円以下になりませんかね…と言ったら即決で「わかりました、9,800円にしましょう」だって。言ってみるもんだな。K's電気の販売員さん、ありがとうございました。
早速部屋に持ち込んで使ってますが、やはりエアコンなどと違い、物理的に物燃やすヒーターは暖まり方がちがいますね。今年はなかなか寒い冬になりませんけど、とりあえず防寒対策は準備万端です!
もはや、かつてのローバー時代を知るMGFオーナーにとっては、なんのためにメーカーが存続しているのか意味がわからないMG Motor UKだが、そんな中細々と作られていたMG-TFもとうとう生産終了になっていたのね。
Wikipediaでは、2013年を目指して新モデルを計画中となってはいるが、仮にそれが実現したとしても、新モデルであるMG-Gのモデル名は与えられないだろうし、新モデルが出たとしても、状況的に、せいぜい今作られている不格好なMG ZEROのコンバーチブルモデルをベースにオープンカー作るとかその程度なんだろう。いずれにせよ、今MGFに乗っている人達にとっては関係の無いクルマだ。
個人的には、BMWにズタズタにされバラバラにされたROVERを、自動車後進国とはいえ南京汽車が買ってくれたのには、少しだけ期待はしていたものだったが、それもあまり良い結果にはならなかったようだ。
MGというブランドは、富裕層向けにアピールする程でもないし、かといって、初めて自動車を買い求めるユーザーが欲しがるマークでもない。ある程度自動車文化が成熟した中で、富裕層ではないが多少自由になる金は持っていて、スポーツカーにも乗ってみたい…という、元々ニッチな層にアピールしていたブランドだった。残念ながら、まだ「金持ちか貧乏か」という両極端の中国にあっては、必要とされないバッジなんだろうと思う。
ちなみに、現在在庫処分で売られている(?)MG-TFのカタログは、PDFとしてこちらで見ることが出来る。あーダサイね、というのが正直な感想。というか、メーカーとしても、このクルマを誰に売ればいいのか理解できていないようでもある。
魅力的なニューモデルが出ないなら、古いモデルを維持し続ける…という選択もあるが、残念ながら中国資本に移ってしまったMG MOTOR UKは、過去のモデルのメンテナンスには積極的ではない。
一時期は「パーツ揃えれば新車が組める」とまで言われたMGBも、微妙に欠品が出始めているようである(ちなみに一時期豊富にありすぎたサービスパーツを使い、ROVER自体がMG-RV8という自動車を生産したりしていた)。
もちろん、私が乗っているMGFのパーツなどは、既に欠品だらけで、特にボディパネルを損傷してしまうと、ニコイチにでもしない限り、修理することは不可能らしい。
残念だが、いよいよ本当に、MGというブランドは、静かな死を待つだけになったようだ。
わが家のネコ2匹。そういえば名前をまだ紹介していませんでした。写真上にいる尻尾が長い方が「ハナ」写真手前の短い尻尾が「ニコ」といいますよ。
彼女達(両方メス)はノラ出身。千葉県の先端に嫁いでいった妹の家に何となく住み着いていたメスねこが、ある日家の裏で4匹の子猫を産みました。
妹はすわ一大事と考え、早速親猫と子猫に自宅屋内の部屋をひとつ与えて、3ヶ月位まで、親と一緒に育てていたとのこと。そして、その間に4匹のネコの嫁ぎ先を探し、他の2匹はそれぞれ別な家に行き、この2匹はうちにくることに。
ちなみにその母ネコは、その後妹の手によって獣医に連れて行かれて不妊施術を受け、今まで通り、家の周りをうろうろしているそうですが、つい先日はネズミをくわえて家の前を歩いていたそうです。ま、母ネコは母ネコでそれなりに幸せな猫生を送っているのかな?
ちなみに彼女達も元々はノラなので、生まれてからすぐに獣医の検診を受け、特に異常は無いという結果を頂いてます。んで、ワクチンを2回打った後、私の家にやってきました。
しかし…あのバカ妹にしちゃ、なかなか鮮やかな手際だよな。飼っていた訳でもないネコが、いきなり自宅裏で子供を産んだって事態に対して、ほぼ満点な対応。生まれた猫も産んだ母親もみんな幸せになれそうで、本当に良かったよ。
このネコ達、私の家に来て既に1ヶ月たったけど、性格の違いも随分出てきた。「ハナ」は割とすました性格で、しかも運動神経がいい。「ニコ」の方はもう超甘えんぼで、私が部屋に入ってくると、すぐにすり寄ってきます。性格は違っても仲は良くて、今このエントリを書いている時も、2匹でとっくみあいして遊んでます。どちらも長生きしてくれるといいなぁ。
沖縄の歴史と聞いて思い浮かべるのはどんなことであろうか。
海の中にある平和でのどかな王国。江戸時代の薩摩による圧政、そして戦中の沖縄戦における悲惨な結末…どれも間違いではないが、どうも「沖縄の歴史」というフレーズで語られる言葉には、何らかのイデオロギーやユートピア願望など、本質以外の部分ががまとわりついているイメージが多い気がする。
ということで、そのようなイメージで語られていた沖縄の歴史について、もう少しニュートラルな史観で語ろうというのが本書の趣旨。実際、私も日本史に付随する沖縄の歴史についてはある程度知っていても、沖縄の歴史そのものはよく知らない。面白そうなので読んでみることにした。
読み進めていくと、のどかな海上の王国、貿易立国で人々が豊かに暮らしていた牧歌的なイメージとは少し違い、ま、どこの国も歴史なんてこんなきな臭い面があるよね〜という感じではあった。
特に琉球王朝への八重山支配について、また悪名高き人頭税については、江戸時代の薩摩在番ばかりが悪者にされる理由もねーよなー、とも思ってしまう。
気高き海上の貿易立国である琉球史もまた真実ではあるが、常に日本と明(清)の顔色をうかがいながら危うい綱渡りで国家を運営してきたのもまた事実。また、
位置付けは入門書であるとは思うが、沖縄史についての予備知識がないと、意外と読んでいて辛いかもしれない。私もちょっとわからない部分、わかりにくい部分が多々あった。それでも、ベーシックな知識としての沖縄史の概略を学習できたことは、本書を読んでみて良かったと思っている。
スターバックスで長い時間ドヤリングしていたので、そろそろ店を出るかと思ったところ、店員さんから「ご試飲如何ですか?」と勧められました。先程試飲させて頂いたばかりだったので申し訳なくて「さっき一度試飲させてもらいましたよ」と答えたら「もう一杯どうぞ。さっきとは違う商品なので」といわれて頂きました。どうもありがとうございます。
つことで、2回目の試飲で頂いたのは「クランベリー ホワイト モカ」という商品。飲み終えた後に、ほのかなフレーバーが口の中に広がり、私的にはこちらの方が好みでした。
つことで、みんなもMacBookAir片手に(こればっか)、スタバへドヤリングに行きましょう!クリスマス限定メニューが待ってるぜ!
聞けば彼女は有名ブロガーらしいです。私もひょんな事からちょっと前にこのブログのことを知り、丁度本が出版されると聞いていたので、本屋さんに並んでいた本を手に取ってみたら、意外と面白そうなので購入してみました。
この本に書かれていることは、タイトルの通り「自分で考えよう」という事。データだけを見て考えたフリをするのは止めようということです。よくこういう人いますよね。何となく情報通っぽいけど、実は全てメディアやネットのコピペ情報だったりするような。
かくいう私も、常日頃「考える」努力はしていますが、残念ながら世間から得られる情報の全てを「考え」ている暇はありません。ただ、データーから得られる結果を自分で考える…努力はしているつもりです。
例えば本書で語られる自殺率の話。最近自殺が増えています…大雑把に言えばそうなんですが、だからといって行政が「女性の生活相談」みたいな対策を行っても無意味なんです。何故なら女性の自殺はほぼ増えていません。増えているのは、1990年代終わりの経済危機で、経済的な理由で自殺する男性が増えているからです。でも、結果の数字しか見ない人は、こういう現実を知りませんし、また行政に対して無茶な要求もします。また、行政側も知ってか知らずか、本質的な対策を行う事は往々にして難しいので、表層データを鵜呑みにしたトンチンカンな対策を行ったりします。ま、これはある程度確信犯なんだろうな〜とは思いますが。
ということで、普段から考えること、あるいは考えたいと思っている人にとって、この本は割とサックリ読めてしまうと思います。あ〜そうだよね、と、共感を得られながら読めるからです。
つことで、折角なので、本書の内容について、私が考えた見解が違う所も書いておきましょう。まず、日本の不景気の所で語られる「日中韓の近代100年の歴史」について、前半50年を全て暗黒時代…とくくってしまっている点。本書は歴史書ではないので仕方ないかもしれませんが、「3国共暗黒時代」と言い切ってしまう所はもう少し考えた方が…と思いました。
あと、末の方で語られるNHKとCNN、BBCとの違い。違いの方は特に異論ないですが、NHKの報道が震災で変わった…というのはちょっと違うかなと。私が考えるに、あの震災時にNHKが人名つき安否情報を出さなかったのは、第1に被災者の名簿を収集する手段がなかったこと。第2に被災範囲と被災者があまりにも多くて、広域を対象とした放送という手段では全ての氏名を公開することが実質不可能だと判断したから…ではないかと。ただ、教育テレビでは限定的に被災者の安否情報を実名で流していたし、NHK総合とNHK教育の役割分担がよりキッチリしてきたのは、変化かもしれませんね。事象が進行中なので云々…という理由もあったかもしれませんが、チと違うかなと思いました。
ま、これは何が正しくて間違いか…という話でもないので、本書を読んだ皆さんも、色々な考え方があると思います。
思考のマトリクス化については、多いに参考になりました。私はこの部分がまるで駄目なんでね。次に企画書書く時には、彼女のやり方を多いに参考にしようと思いましたよ。
毎度お馴染みスタバの試供品コーナー。今日頂いたのはトフィー ナッツ ラテというもの。
柔らかなホイップの中にナッツが混じっていて、とてもまいうーでした。私的にはも少し甘みが控えめだと良かったかな。
季節の限定品らしいので、興味のある方はスタバへMacBookAirを片手にドヤリングしに行こう!
週末になると必ず天気が悪くなる。事前の予報では晴れだったのに、当日の土曜日になると今にも雨が降りそうなジメジメとしたイヤな天気だった。目的地は群馬県伊勢崎市。理由は隣町を走っている東武伊勢崎線の終着駅だから。
まずは草加駅まで走り、東武伊勢崎線にブロンプトンと乗車。伊勢崎線といいながらも終着の伊勢崎駅に行くのは結構大変で、まずは春日部駅まで準急、そこから羽生駅まで急行、そこから太田駅まで普通電車に乗り換える。その先伊勢崎駅に行くには、更に30分以上待った後に普通電車へ乗り換えるのだが、アホらしくなり太田駅で下車。ブロンプトンを組み立ててここからは自転車走行へ。
さびれている割には風俗店ばかりが目立つ太田市を後にして、おおよそ30分位か、伊勢崎市に到着。まずは駅前にいってみると、本当に見事なくらい何もない駅でおどろいた。コンビニどころか駅前には自販機すらない。駅舎内にある売店以外、人の気配がない。スゲー駅だなと思った。
この伊勢崎市というのは、アニメ「日常」の舞台になった街としてヲタクには名高い町。実際駅のそばには東雲研究所のモデルになったであろう場所もあった。これが冒頭の写真。
その後、駅北にある変な遊園地まで走り、その後南下して伊勢崎市の商店街に。新伊勢崎駅近くの巨大ベイシア以外は、ここもイヤに風俗店ばかりが目につく。天気のせいもあるだろうが、どうも町そのものが陰湿な空気に包まれている雰囲気。長居をして楽しい場所ではないので、郊外にある広瀬川のサイクリングロードを南下することにした。
広瀬川沿いを延々と南下すると、利根川に合流する。この辺りの景色は雄大そのもの。河原も広々としていて、野営とか、キャンプごっことかで遊びに来るにはとてもいい場所だと思った。
さて、ここから対岸に渡るには…利根川沿いをまた伊勢崎市の方向に戻らなければならない。5km位はあるのかな、上流にある板東大橋まで川を遡る。
橋を渡り、今度は埼玉県側のサイクリングロードを走り川を下る。新上武大橋までいった所で川沿いから離れ、熊谷市方向に向かった。
何故熊谷市に向かったかというと、お目当ては八木橋百貨店ですよ。地方デパートやスーパーが大好きな私としては、地方の独立系デパートを見つけると、必ずといっていいほど入りたくなってしまう。この八木橋も一度は訪れてみたいデパートだったのだが、何せ熊谷に用事なんてそうそうないので、この機会にと思っていたのだ。
心ときめかせてデパートへ入店すると、そこはもうワンダーランド。空腹と喉の渇き(朝から500mlの水半分くらいしか飲んでない)でヘトヘトなはずなのに、地下の食品売り場から一番上の本屋さんまで売り場をたんねんに見て回ってしまった。記念に星野物産の棒ラーメンをゲット。他、埼玉県産の生うどんも買ってきました。
この辺りで店を出ると、そろそろ空が暗くなってくる時間帯。羽生市まで走ろうと思っていたのだが、途中でふと立ち寄った秩父鉄道持田駅の風情に参ってしまい、その場でブロンプトンを折りたたんで輪行。ブロンプトンによるサイクリングはそこで終了した。
走行距離はどのくらいだったのだろう。実はサイクルメーターが壊れてしまったようで、距離が計測できなかった。そこそこ走ったつもりではいるが、100kmに達しない位、だと思う。
猫の飼育書シリーズ第二弾!全てのネコ生活者必読の書!なのかは知りませんが(笑)、そうだよいさやまさんもネコ本出してたじゃん!と思って慌てて購入。
初版が1998年と古いせいか、本屋さんでもあまり売ってないです。ネットを検索しまくったら、新宿のジュンク堂で在庫を見つけ、ニュートリノの速さ…はもう古いか、光の速さで購入してきましたよ。
しかし…ネコ好きなのは存じ上げていましたが、改めて読んでみると、想像以上に濃厚なネコ生活ぶりですな〜。このマンガに登場する「ドロちゃん」は、私もよく遊んで頂いております。
私の家もいろんな動物と暮らしてきましたが、確かに動物を飼っているのか、動物に飼われているのかわからなくなってくることはありますよね。
そこまで極端な話ではなくても、「動物にお世話されているのは自分だ」ってのは、いつも実感してます。今までお世話になったいぬさんいいたちさんぶんちょうさんいんこさんその他諸々と、今のねこさん達、ありがとうございます。
ちなみに巻頭グラビアには、登場するネコちゃんの秘蔵写真に混じって、髪の毛の赤い(!)いさやまさん写真が掲載されておりますよ。
「背がちっちゃくて黒髪ロングでメイド服で貧乳で泣き虫でドジッ娘で方言スピーカーで、おまけに和楽器奏者?あんた超人か」という萌え属性ありまくり主人公の青春小説。私も本屋さんで黒髪ロングの萌え絵に釣られて購入。元はケータイ小説なのかな?
実は越谷オサム氏の本は「陽だまりの彼女」という本を読んでみようと思っていたのです。よく行く本屋さんで面白そうなポップで宣伝されていたので。ただ、何となくあの表紙の絵が気に入らんなーと。
そんな最中、別な本を買いに訪れた新宿のジュンク堂でこの本を見つけて、メイド絵にフラフラと釣られて買ってしまった訳です。
で、読んでみたらすげー面白かったんですよ。
最近の作家さんにありがちなテンポの良い文体で、家に帰ってお風呂で読み始めたら、そのまま最後まで一気に読了してしまいました。フィクションだとわかっていても「わぁも、こんな青春時代おくりたかったんず」と思ってしまう、全編にわたり爽やかな空気に包まれたような雰囲気が良かったです。
いとっちの「こう、ドキドキして、わぁもあんな具合に言っでみたいなって」ってセリフが、すさんだわぁの心にも、妙に染みこみましよ。人間いくつになっても「なりたい自分」ってのを持ってみたいものですね。
まずはお迎え前に買った「0才からのしあわせな子猫の育て方」という本。いままで犬とイタチは飼ったことあるけど、ネコは初めてなので知らない事が多いだろうと思い、基礎知識の習得のため購入。内容はわかりやすいし、私にとっての初めての知識も沢山あった。
次はお馴染み野村獣医科の野村先生が書いた「Dr.野村の猫に関する100問100答」こちらの本はどちらかというと副読書的というか、猫暮らすための知識というより、猫という動物の習性と家庭での行動など、ペットとしてのノウハウよりも、猫という動物そのものを理解できるような切り口になっている。
新しく動物を飼う時は、必ず関係する本を何冊か読んだ方がいい。それに、PC等のノウハウと違って、命がかかっていることなので、私はペットに関する情報について、ネット情報は信憑性を差っ引いて読むよう意識している。特に初めての動物なら、なおさら複数の本での情報収集に努めるべき。よかれと思っているその行為が動物の寿命を縮める原因になっているかもしれない。動物だってされてイヤなことは大体人と一緒だが、一緒じゃない部分も確実にある。
ちなみに私は、イタチを飼い始める時、当時日本で発売されているイタチ関連の本は全て読んだと自負している(もっとも当時イタチ本は10〜20冊程度しかなかったが)。
今回のネコ本も、もちろんこれで終わりではなく、既に図書館から2冊ほど新たな本を借りてきているし、必要に応じて更に購入するつもり。
イタチと違いネコはより家畜度が高いので、飼育にあたり専門的な知識は必要無いとは思うが、それでもベーシックな知識は必ず必要だろう。また、ちょっと専門的な知識についても、飼育者レベルの範囲でどんどん収集していこうと思っている。
上巻に引き続き下巻も読みました。今気がつきましたが、本来は上下巻じゃなくて「I」と「II」でしたね。でも下巻の方が判りやすいと思いますので、その表記で通します。
本来の発売日は今日ですが、都内の本屋さんでは昨日から店頭に並んでいました。私はお昼過ぎにたまたま寄った渋谷マークシティー地下にある本屋さんで、丁度陳列されている所から一冊頂いてきましたよ。そして、そのまま打合せに向かう電車内で読んで、会社帰りで読んで、家に帰って読んでと、昨日中に読み終えてしまいました。
上巻と違い、下巻は私達にお馴染みのApple製品が沢山登場します。iMac、iPod、iPhone、iPadなど…どれも最近になって私達が手にした、革新的な製品達です。あまりにも身近な出来事なため、伝記というより雑誌の特集記事を読んでいるような気楽さで読み進められます。
そんな中で私が特に興味深く感じた部分は、iPod誕生の下りでしょうか。彼等がどれだけ音楽と芸術を愛して、それらとテクノロジーを結びつけるマジックをどうやって発揮してきたのか…とても面白かったです。そして、こういう仕事は、日本企業というか日本の企業人には出来ないだろうなーと思いました。アイディアとか方法論とかよりも、iPodよりウォークマンの方が音質重視で音はいいから〜なんてセンスでは問題外です。こんなんだから日本製のオーディオは…ま、やめときましょう。
iPhoneに使われているゴリラガラスのエピソードも面白かったですね。まさに、失われつつあるロストテクノロジーが、Appleのおかげでよみがえります。メーカーが1960年代に作ってはみたものの、高品質すぎて使い道のなかったガラスを、Appleは自前で工場まで用意して、その素材をiPhoneの液晶パネルに採用してしまいました。
それは、私達が今iPhoneやスマートフォンで毎日触れている液晶ガラスです。iPhoneという製品が存在しなければ、こんなに毎日触ってカバンに放り込まれて時には路上に落とされても、輝きを失わないガラスを、私達は手にできていなかったかもしれません。
本書の結末は、皆が知っているその結果です。最後に彼の口から語られる長目のメッセージで本書は締めくくられます。iPodやiPhone、iPadに電源ボタンがない秘密が明かされて、彼の伝記は終了します。
ジョブスという人物の評価が定まるのは、この先いつになるかわかりませんが、良くも悪くも、必ずや歴史に残る経営者であったでしょう。
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