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今年も今日で最後です。年越しにお蕎麦でもと思って、久しぶりに草加市にある手打ち蕎麦「ふか川」に出かけてきましたよ。
注文したのは、毎度お馴染みの天ぷら蕎麦。お蕎麦と天ぷらが別のお皿で出てきて、箸でつまんでお蕎麦に入れると「ジュッ」と音がするくらいの揚げたてアツアツです。
天ぷら蕎麦になるとちょっとお高めなんですけど、それでも年の瀬を飾る大満足な味でした。それでは皆様、良いお年をお過ごし下さい。
1975年に出版され、そのあとがきにですら「原書(英語版)が出版されてから1年以上経っているので内容は色褪せている」との断りがある。しかし、レーシングカー、いや、あなたの車がどんな風に設計され、どのような狙いで作られているのかを知るのには、非常に勉強になる本。
この本、二玄社では既に絶版で、古本屋を探すしかないのだが、先日ブックオフで偶然発見!速確保。購入後近所のスタバに駆け込み、速、読み始めた。
勿論、この本に記されている内容は、自動車設計者からすれば、基礎中の基礎で、専門家にとっては既知の内容ばかりなのかもしれない。ただ、私達一般のクルマ好きが読むには、内容も理解しやすく、また、1960〜70年代のレースが好きな人にとっても、その雰囲気が伝わってくるようで、ワクワクする。
チャップマンストラットの利点と改善点、また、幅広タイヤ時代になり、WウィッシュボーンAアームはどうしてオフセットするようになったのか、オーバーステア気味のクルマを小改良でアンダーステアに調整するにはどうするのか…などなど、レースの実践の現場や、また、自動車のアナログ部分の作動原理が判りやすく理解できる。車の運転に興味がある人に広くおすすめできる内容だ。
白状しますが、渋谷のブックオフで購入しました。「謹呈」の栞が挟まったままで…みんなたるんでるよ!と言いたくなりますが、ま、いいでしょう。
著者はブロガーでおなじみのいしたにまさき氏と、団地写真などで有名な大山 顕氏です。
ということで、副題にはソーシャルメディアがうんたらかんたらとありますので、いわゆるデジカメで撮影した写真をネットに云々とい本かと思っていたら、大山氏の写真についての記事が、思ったよりも為になったというか、我が意を得たり!と思って、かなり面白かったです。
自分は、いわゆる「銀塩」時代の写真表現と、デジタル時代の写真表現というのはかなり違うはずだ…と思っていて、写真をそういう視点から定義しているメディアは、既存写真+カメラ雑誌、デジカメ雑誌を見てもなかったのではないかと思っています。というか、絞りとシャッター速度と露出補正と構図…とか、デジタルの時代にはそんなモノに縛られる必要はないんですよね。
かくいう私も、これは銀塩時代から心がけていた事なのですが「写真ぽい写真を撮りたくない」とはずっと思っていまして、被写体や構図的に安定した写真よりも、その場を記録した像がほしいんだよなぁ…とずっと思っていて、だから、初めてデジカメを買った時はもう嬉しくて仕方なかったです。それこそ現像代を気にせずに「へんなもの」を撮ってもいい訳ですから。
その他、写真は公開されてこそ生き残る…というのも、ネット時代というかクラウド時代の新たな価値観かもしれませんね。本書を読んで、自分もあまり活用していなかったflickerへ大量に写真をアップしたのですが、そうすると、今まであまり反応がなかった自分の写真にも、★を付けてくれたりコメントくれたりする人がチラホラ出てきて、プロアカウント取得しちゃうか!と思っている最中です。
勿論、従来の価値観における名作写真やアートな写真というのは、全く価値を失っていない訳で、それはそれで、また違った位相の写真の楽しみ方として残っていくのでしょう。
ただ、デジタルカメラを使った写真の楽しみをこんなにわかりやすく解説してくれる本は珍しいのではないか?と思って、広く皆様に読んで頂きたいと思う次第ですよ…なんて、ブックオフで買ってあまり偉そうな事も言えませんが(笑)。
ちなみに、私は写真家さん達について、あまり知識がないのですが、知っている程度に好きという写真家は、ミーハーですが森山大道、そして、私が密かに目指したい写真の境地というのは、宮沢常一だと思っています。彼が日本中をオリンパスペンで撮影した写真は、芸術性は全くありません。ありませんが、あの日のあの場所をありのままに記憶に残すそのスタイルは、本当に見習いたいなと…。
今はデジカメの起動も速くなったし、バッテリも長持ちするようになりましたし、大体フィルムに当たるメモリカードは、GB級が1〜2,000円程度で売っている時代です。迷うくらいならシャッターをバシバシ切って、どんどん何処かに公開しましょう。きっと、それはデジタルとネット時代に生まれた新たな写真の楽しみ方なのですから。
愚管抄とは、鎌倉幕府成立初期に慈円という僧により書かれた歴史書。神代から承久の乱当たりまでを記した歴史書。この書が承久の乱以前、以降に書かれたかについては、どうも明確な結論は出ていないようである。
この「愚管抄」が、歴史書として異質なのは、慈円が第三者的視点で正確な歴史を記そうとしたというより、歴史を印ながら世の「道理」をテーマにして書かれているのではないか?と言うような点にある。この辺の解釈について、私は学者ではないので何ともいえないが、そのように感じている。
内容は難解で、そもそも「愚管抄」の現代語訳を読んでから本書に手を出すべきであったのかもしれないと、ちょっと反省しているが、中世日本のなかで、僧によって起こされた歴史書という特異な雰囲気は何となく伝わってきた。
機会があれば、本書の著者による「愚管抄」の現代語訳があるそうなので、読んでみようかなと思う。
さて、くるくると首相が交代し、公務員による腐敗を全く解決できない今の時代、慈円の言う「道理」はきちんと存在しているのだろうか。
クラシックヘッドホンのコレクションも、ボチボチ紹介していきますかね。
こちらは名門VICTORが発売していたヘッドホン、左がSTH-10、右がSTH-2となります。
どちらも、地元のハードオフかなにか…忘れましたが、その辺で購入したモノ。両方とも箱付きで、特にSTH-2の方は新品デッドストックだったみたい。
音に関しては、さすが1960年代に作られただけあって、少し締まりがない感じですが、それでも聴いていてそれなりに楽しいサウンドです。上下ともナローっぽくはありますが、それなりに音も伸びています。特にSTH-10の方は低音が結構響く感じです。
両方とも1,000円前後で手に入れた品にしては、なかなか楽しめるモノでしたよ。ヘッドホンは集めても場所をとりませんし、こうやって古い機種をコレクションするのも楽しいかもしれませんね。
関東の武蔵野地方でよく見るオオカミの貼り紙。実は私も以前何処かでこの貼り紙を見たことがあり、確か写真を撮影していたと思うのですが、探し当てられませんでした。秩父方面の山に行った時だったと思うけど…。
舞台は神奈川県川崎市宮前区土橋。今では東急沿線沿いたまプラーザ駅も近く、すっかりセレブ…まではいきませんが、大企業正社員生活安定の幸せ勝ち組さん…達(笑)が住む町に変貌していますが、この辺り、本格的宅地開発が始まる前は、武蔵野台地の一角としてのどかな田園風景が広がっていました。そこにあったオオカミ信仰を追っていく書となります。
この「オオカミの護符」元々はドキュメンタリー映画だったそうです。本書はその書籍化となり、映画の内容を文章で紹介、補完した構成になっているみたい。ま、映画の方は見たことがないのでその辺は何ともいえませんが、本書を読み終えた後、映画の方も是非見てみたいな〜と思いました。
ちなみに、私も埼玉の端っこに住んでいる身ではございますが、残念ながら自分が武蔵野文化圏に属していると意識したことは一度もありません。よく、関東圏の中世文化は「武蔵野」とひとくくりにされる事が多いですが、おそらく大宮の見沼田んぼ当たりを境に、武蔵野圏と江戸川文化圏に別れるような気がしています。例えば、長塚 節が描いていた「土」を読むと、いわゆる武蔵野文化圏とは全然違うよなぁ…なんて気もしています。
話はずれましたが、読んでみると映画も是非みたくなりますね。本書の出版を記念して何処かで上映会でも開催されると嬉しいのですが、今のところ、作品を鑑賞するには、ささらプロダクションの直販DVDを購入する以外になさそうです。
みなさ〜ん、小松菜はなんで「こまつな」と言うか知ってますか?それは、江戸時代に今の江戸川区小松川付近で品種改良され、生まれた植物だからなんですね〜。
ということで、毎年の恒例行事になるか?去年に引き続き、いのうえさんのご厚意で小松菜の収穫に出かけてきましたよ。
こちらの畑は、東京都は江戸川区で区民向けに行われてる小松菜収穫体験の一環らしいです。小松川付近も開発の波に押され、畑の面積は減っているみたいですからね〜。都内の地場野菜を守る取組みとしてもいいことなんじゃないでしょうか?
で、小松菜の収穫ですが、割と簡単というか面白いです。作付けしてある土も軟らかいし、小松菜自体あまり根が深い植物でもないので、根元をつまんで軽く引っ張るだけで「ヒョコッ」と抜けます。これを仕事で一日やるのは辛いですが、収穫体験として行うのはなかなか面白い。
ちなみに、引っこ抜いた根っこの部分をその場でかじってみたら、結構な辛口で美味しかったです。多分お酒のつまみにいいのではないかと。
いのうえさんは、根っこの土を処分するのが大変だとのことで、その場で根を切断して葉の部分だけ持ち帰っていましたが、私は土がついた根っこ付きをお裾分け頂きました。ありがとうございます。
お正月には収穫第二弾もあるかもしれない、とのことなので、楽しみにしています。
アキヨド上の有隣堂で、ブロンプトンが描かれたイラストポスターが売っていたので、思わず買ってしまいました。
こちらのイラストは、加藤アカツキ氏のイラストですね。少女自転車解放区の出版記念に発売されたグッズらしく、その他にもこの本に掲載されているイラストポスターや絵葉書などが並んでいましたよ。
ここの位置、元々は確かアイヌ文様という本を買った時に開催際されてたフェアで売ってたアイヌ文様のポスターを掲示していたのですが、もう10年以上このままだし、たまには部屋のイメチェンもいいなと思ってね。なんたって愛するブロンプトンのイラストですし。
失敗だったのは、パネルのサイズが元のポスターサイズと一緒だと思っていたのが、ブロンプトンポスターの方が一回り小さかったこと。適合するサイズのパネルを買ってくるか、それともこのままでいいか…悩み中です。
ランス・アームストロング、ツール7連覇の立役者、ヨハン監督の本です。過酷な自転車レースを勝つための練習方法やエピソードが満載!
といいつつも、自転車ファンにとっては少し薄口かもしれません。ツールを制するための作戦が系統立てて語られているというより、様々な局面での印象的なエピソードを語っているエッセイ集に近い。タイトルから想像するような、ツールでの采配ロジックを期待するとちょっとハズレで、最強ロードチーム監督の人生論として読めばかなり面白い、という感じでした。
その分、自転車マニア以外の人にも広くお勧めできる内容です。この本が沢山売れて、日本でもロードレースがもっとメジャーになってくれると良いなと思いました。
カンプグルッペ・ゲンブンって、小林源文が立ち上げた出版社なのかな。とにかく、原文タッチの表紙イラストが目を引く「備えよ」という本。ロジスティックを解説している本だそうです。
ロジスティックス…という言葉は、確定した翻訳語はないと思いますが、日本語では主に「後方支援活動」みたいな意味でとられることが多いようです。こちらの意味が間違いだということは、軍事評論家の江畑謙介氏も指摘しておられ、また以前には自分もこのブログで紹介しています。
私としては、いきなり本書を読み始めるより、江畑謙介氏の「軍事とロジスティクス」という本を読んでからだと理解が早いと思います。本書では、当然ながら戦時でのロジスティックスにも触れていますが、普段の商業活動で大切になる可動率と稼働率の違いと、それを上げるための工夫についてもフィクションを交えながら解説しており、軍事的なことに興味がない人でも充分楽しめるというか、為になる内容です。となると、ちょっとネタモノっぽい表紙デザインが少しもったいない気がしますね。
あと面白いのが、かつての旧日本軍、陸軍の暴走ばかりが叩かれがちな中、著者の矢澤氏は一貫して旧日本陸軍の合理性を評価しており、特にガタルカナル戦においての海軍のデタラメぶりを指摘しています。ま、どっちが悪いという事も無いとは思いますが、主に点と線で展開し、ある程度の補給物資を自艦の中に携行する海軍に比べ、補給物資は基本携行できず、全て補給部隊に頼らざるを得ない陸軍兵士の方が、その辺はリアリストだったのかもしれません。
この辺の精神主義、旧日本軍は解体されましたが、社畜とその仲間達へ形を変え、今の日本にもしっかり受け継がれていますね。どうにかならないもんでしょうか。
最近寒くなり、MGFの車高もすっかり下がる今日この頃、皆様いかがお過ごしですか。
ということで、夏の間はRV車かよ…って位に格好悪く上がっていたMGFの車高も、ご覧の通りすっかりと腰を落とし、カッコ良くなってしまいました(笑)。
ただ、乗り心地は少し悪化するんだよねぇ。それとこの状態では、路肩の段差などに注意しないと、たまに腹擦ります。地方ですこしアスファルトで轍が出来てる道では、スタビライザー擦ったりするからなぁ。
ちなみに、暖かくなるとムクムクと戻ってきますので、別に異常ではありません。MGF乗りにとっては、季節の風物詩みたいなモノです。
なんとROVER JAPAN純正です。アルミ製アクセルペダルを突然入手してしまいました。既にMGFを降りたいのうえさんからの頂き物です。ありがとうございます。
このアルミペダルを装着すると、アクセルペダルが大きく踏みやすくなるのと、ブレーキペダルとアクセルペダルの高さが揃うので、ヒール&トゥー(つま先でブレーキを踏みながらかかとでアクセルを踏むテクニック)がやりやすくなる…と言われていますが、そもそもヒール&トゥーを行う際は、当然ながらある程度ブレーキペダルが踏み込まれた状態になりますので、静的状態でブレーキペダルとアクセルペダルの高さが揃っている意味はあるのか…その効果については不明ですがメリットを主張している人達の意見も察してあげて下さい(笑)。
ただ、スポーツカーにしては踏みにくい位置にあるFのアクセルペタルが踏みやすくなる効果は確実にあると思います。
さて、折角頂いたこのパーツ、装着しようか記念にとっておこうか(笑)ちょっと悩み中。ま、とって置いても仕方ないので、年末にでも私のFに装着してみようかな。
死ぬ気で買ったK3003、向こう数年間は仕事辞められないな…って勢いですが(笑)、とりあえず毎日楽しんでいます。いいねぇ…音は本当に惚れ惚れしますよ。
さて、そのK3003ですが、セットにはチューニングノズルなるものが付属していまして、そちらを交換することにより、音色の変化を楽しむことができます。とは言ってもSE-CLX9のように何がなにやらしっちゃかめっちゃか…みたいな感じではなく、シンプルに高・中・低の3種類から選択できるだけです。ノズル内の形状のみで音質を変更しますので、電気的な欠損はありません。
ということで、3種類のノズルを付け替えてテストしてみました。テストはその場で交換して比較するのではなく、3日間にわたりノズルを交換したまま外出し、様々な環境で聴いてみた印象となります。使用チップは純正シリコンのMサイズと、昔10Pro用に買ったコンプライT500Mサイズの余り物、こちら古いので経年劣化があるかも。
まずはデフォルトで装着されているREFERENCE SOUNDの印象から。デフォだけあって、とてもバランスがいい気がしますね。低音が若干不足気味に感じるのもAKGトーンという感じで宜しいです。多分こちらのノズルを選択する人が一番多いのではないでしょうか。不足気味の低音も、純正のシリコンチップから、コンプライのスポンジチップに交換すると解消されます。
次に試したのがBASS BOOST、こちらは低音増強ですね。なかなか好印象ですが、明らかに高域部分がマスキングされます。ただ、純正シリコンチップを使って、毎日の通勤などで使用する際は、むしろ迫力があっていいかもしれません。こちらだとコンプライは少しウザイかな。
最後がHIGH BOOST、高音増強です。こちらのノズルにすると低域が減衰します。高音増強による相対ではなく、ちゃんと低音域が弱まります。ピアノなどはとても綺麗になりますね。とても品位あるサウンドになりますが、少し迫力不足でしょうか。こちらはコンプライで耳を密封しないと、低音不足でちょっとストレスを感じます。
とまぁ、こんな感じですかね。
注意してほしいのは、こちらの結果は、私の音質的好みと、それにここが重要ですが、私がもつ耳の形状で判断した音だということ。例えば、耳穴が小さ目な上バッチリとK3003がフィットする人にとっては、REFERENCE SOUNDでも低域が多すぎでHIGH BOOSTが丁度いい、という結果になるかもしれません。上記の比較は、あくまでも私が自分で試した結果に過ぎないということに留意して下さい。
色々テストした結果、私はREFERENCE SOUNDにコンプライのチップという組み合わせで聴いています。ただ、コンプライの閉塞感があまり好きではないので、純正シリコンチップにBASS BOOSTという組み合わせにしようかな?とも悩み中。特に毎日の通勤で使うと、コンプライの抜き差しは面倒だしね。
この手のオーディオ製品は「結局のところデフォルトが一番」などと安易に考えてしまいがちですが、折角メーカーから自分好みのチューニングを託されている訳ですから、色々試してみると良いかと思いますよ。
ただ、ステンレス製のノズルは小さくて落としやすいし、部品代としても高そうなので、交換する時は無くさないよう注意しましょう。
ま、表題の通りなんですけどね。iTMSの評価コメントの話ですよ。一応ここで表明致します。理由は、だって…自分の環境では使えないんだもん。
といっても、別に使えない腹いせにコメントと評価入れた訳ではなく、使えないなら使えない事は報告しないとね。その点は別に嘘ついてないです。850円というそれなりに高価なアプリでもありますし。
症状としては、インストール2〜3日までは普通に使えていましたが、その後は起動直後にアプリが落ちるようになり、全く使えなくなりました。話は前後しますが、私の使用環境は、iMac 27inch CD2モデルにOSはLionで、エンコードはXLDでFLACに変換、プレーヤーはiPhone4sとなります。特殊な環境でもないと思うんですけどね。
で、今日にかけて色々試してみたのですが、今はなんとか使えています。使えるようになったポイントを整理しますと、
・入れるデータ数はCDアルバムで4〜5枚分までなら落ちない。
・特定のデータ…というか、特定のアーティストのデータを入れると落ちる。
というもの。どちらかが原因なのか、相関関係があるのかわかりません。とりあえず高音質エンコードで聴きたかった特定のアーティストのデータは、それだけを入れても落ちるので諦めています。再エンコードしてもダメです。また、アルバム4〜5枚分というのも微妙なさじ加減で、データ入れた直後は問題なくても、外出してから改めて音楽を再生しようとすると落ちるようになったりと…プレーヤーとして信頼性がまるでない状況です。
ただ、音については内蔵iTunes(最近は「ミュージック」というのか)に比べると結構いいです。特に私好みなのが、ミュージックよりも音の減衰感に締まりがある点。FLAC PLAYERを聴いた後、純正のミュージックに戻ると、音がなんだかブヨブヨした感じになります。元々iPhone 4sの純正サウンドは、他社製DSPに比べ、割と締まった印象がありましたが、さらにそれがHi-Fi的に綺麗になったといえます。激変!までは行きませんが、使い始めると純正ミュージックには戻りたくないな…と思いますね。
これだけ高性能なプレヤーなのだから、ちゃんと使えないというのは非常に惜しいです。次回のアップデートで、私のフィードバックが生かされ改良されることを望んでいます。
「逝きし世の面影」でお馴染みの渡辺京二氏と、女子学生の対談本。本屋で見た時は「あぁ、女子大生と渡辺氏を組み合わせて作った安易な企画なのね」と思って、おおむねその通りだったのだが、それでも渡辺氏の質問に対する答えにはとても光るモノを感じて、思わず購入してしまった。
はっきりと言わせてもらうが、本書で投げかけられる女子学生の質問は、非常に安易で今風に言えば「厨二病」的項目が多い。ただ、それが女学生…というか若者がその時代に真剣に悩む事が出来る特権でもあるので、ま、そういうものなんでしょう。
で、そういう若者のある意味くだらない疑問に対し、安易に迎合して「私は若い人の心をわかってますから」的態度をとメディアが多いのに対し、渡辺京二氏は割とばっさりと、常識に沿って切り捨てる。
例えば第一章にある「子育てが負担な私達」という疑問に対しても「子育てが大変なのは当たり前」とか「旦那が働くのは嫁と子供のため、自分のために働いてる男なんていない」とバッサリ。
子育てについては不勉強ながら未経験なので何ともいえないが、世の中の男が何故あんなに必死になってサービス残業までして働くのかというと、嫁と子供のため以外あり得ない…ってのは、渡辺氏が言うまでもなく、自分も男だからこそ理解できる真実。
だって、私を見るとわかるでしょ。適当に遊べる以上の金を欲してないし、自分のためにしか生きてないから仕事すぐ辞めるし(笑)。男なんてそんなもんだよ…自分で守るべき家族がいないとね。
で、世の中自己表現のために働いてる男なんて何処にもいない中、何故か女はメディアの洗脳なのかなんなのかわからないが、日々の子育てに埋没した自分のアイデンティティが…みたいなことを抜かす。そういう風潮にも渡辺氏は、やわらかい口調ながらもぴしゃりと諭しているのがある意味清々しい。
他、最終章にある「無名で結構」というのも、今の世代の人間達には再認識すべき言葉ではないだろうか。考えてみれば当たり前のことで、世の中全ての人が、自分の存在意義を実現するために生きている訳じゃないし、そんな事は絶対に不可能。「自分は社会に必要とされていない」という幻想も「自分を必要とする社会なんてそもそもない」訳で、世の中の99.999%以上の人間は、自分以外でも簡単に代替が効く存在でしかない。
だからといって、好き勝手やっていいという話ではなく、つまり世の中というのはそういうモノで、「自分が将来何になるか」等という悩みは、日本でほんの近代…それもここ数十年の話だけで、その前は極一部のエリート階級以外は、なんの疑問もなく親の仕事を代々引き継いでいただけである。
昔がこうだったから、今もこんな事に悩む必要はない…と言っている訳ではなく、そういう意味で歴史を学んだり、世の中の見識を広めることが、自己をより相対化して眺めることができ、多くの決断に対してより良い判断ができるのではないか…みたいな事は本書には書いていないが、渡辺氏の結論はその辺にあるのではないかなと思った。
本書が女子学生の質問だから故に成立した訳は、今の世の中、男子よりも女子の方が生き方のオプションが多く、より悩まなければいけない事が多いからなんでしょうね。逆に男子の方は生き方のオプションがあまりなく、大学3年生頃ともなれば、大企業に滑り込むため必死である。
あまりジェンダー論を語りたくはないが、近代社会はある種女性の生き方に多彩なオプションをもたらした社会でもあり、そこは男子よりも女子の方が、より勝ち負けがハッキリと区別されている社会なのだろう。
古代より、重力はさほど意識されていなかったにせよ、ある意味目の前でわかりやすく不思議な現象をもたらす「磁力」に対しては、様々な考察がされてきた。
そして、地球は丸いと知られていた古代において、私達が球体から落ちたりしない訳は、どうやら磁力に近い力が世の中に存在し、その力はあらゆる物質から放出されており、その放出された力に引っかかった時、モノとモノとは引きつけ合う…そんな感じか。ゴメン、割とながら読みだったので、その辺は違ってるかも。
西洋世界における科学というのは、古代にギリシア世界で一度ピークに達し、その後ローマの土着信仰に取り込まれ、魔術やまじないと融合し、理論整然とした体系から衰退し始める。更に西洋人達は「キリスト教」という宗教にのみ込まれた時、世の中における科学的視点をほぼ失ってしまう。聖書が科学を否定していたとは思えないが、科学的思想が語られていないことについては、後の人類にとって一種の不幸だったのかもしれない。
その後、ルネサンス期において、西洋人達は教会と対立しながらも、科学的視点を徐々に取り戻してゆくのだが、その先の話は次の2巻以降になる。正直、読んでいてちょっと退屈ではあったので、続刊を読むかどうかはまだ微妙。
科学史とは関係ないのだが、当時のイスラム社会の寛容性に対する記述が印象に残る。
中世ヨーロッパといえば、世界的にはまだ文明の先進地帯ではなく、科学は勿論、文化や経済力においても、イスラム圏に劣っていた時代である。その時代にイスラム諸国達は、ある程度の制約はあるにせよ、自国内でキリスト教やユダヤ教を信仰することを禁じていなかった。逆に現在、科学や文化、そして経済力を西欧社会が独占している時代では、イスラム諸国はかつてより不寛容になりつつある。
つくづく、歴史とは今を見る鏡だなと思った。
ムシャクシャして買った。後悔はしていない…いや、少ししてるかも(笑)。
つことで、AKG掲載価格桁間違えてんじゃないのK3003です。年末の仕事で小銭が入るから買ったったわこんちきしょう。
でもね、これはすごいですよ。ハイエンドで音がいいイヤホンってレベルを超えています。解像度、ダイナミックレンジ、そしてこれが一番ですが、音楽を聴く楽しさ…全ての面で、従来のハイエンドイヤホンのレベルを超えていながら、AKGらしさをしっかりと残しています。
私はカスタムインプレッションのイヤホン買った事はないですが、過去、それらを耳型が合わないなりに試聴してみた印象(試聴になるかどうかはさておき)からしてみても、このK3003は従来のイヤホンの概念を超えていると感じます。特に、高解像度=高音質という、やや一元的評価しかなかったハイエンドイヤホンに、超高解像度でも楽しい音、という価値観を新たに与えたこの製品は、まさしくエポックメイキングです。
また、この製品で驚愕する点は、バランスド・アーマチュア2Way+ダイナミック型の系3Wayなのに、ネットワーク回路が存在しないようにみえること。そうだとすれば、つまり、各ユニットに入る信号は、電子回路による調整を全く受けず、ユニット自身の特性、または配置という物理的法則のみによって各帯域に分離・チューニングされている事になります。そして、その組み立てと調整は、全てAKG本社のあるオーストリアで全品検査という形で行われているそうです。高価なのも頷けますね。
この手の高額品を購入するいい訳として「人は五感を直接刺激する製品に対して驚くほど無力である」といった言葉がありますが、一度本製品を耳にすると、従来のハイエンドイヤホンを遙かに凌駕する、驚くほどの緻密感、スケール、そして音楽の楽しさに魅了されるに違いありません。
少なくとも、現行その他製品のイヤホンとは次元が違う、圧倒的高音質に驚嘆すると同時に、この音質をポケットに入れて持ち歩ける現代社会の技術力に感謝することしきりです。そしてその比較対象は、イヤホンではなくヘッドホン、個人的にはEdition系すら敵にするレベルだと感じています。
iPhoneなどのDSP直接でも充分に音量は取れますし、その高音質を充分に堪能することができますので、興味がある方は、危険かもしれませんが、一度販売店で試聴してみては如何でしょうか。
ただし、その結果購入を決意しても、今のところは市場では品薄で、注文してもいつ手に入るのかわからない状況が続いているようです。
正直、映画見に行こうと思うまでのけいおんヲタじゃなくて、テレビの第一期シリーズは見てましたよ〜アニヲタとしてのたしなみザマスから〜程度のライトなファンだったのですが、なにやらツイッター上、私のタイムライン上で、非ヲタ系の人達を含め妙に盛り上がってるのを見ていたら、ムラムラして、会社帰りに渋谷の「シネパレス」へ見に行っちゃいました。後悔はしていない。
結果から言うと、すごくよかった!までは言わないけど「あ〜いい映画だった」という感想。唯が両手を広げて走るシーンは、本当にドキドキして興奮しました。じぶんもああやって走ってみたいなーって。
内容についてはネタバレになるので言いませんが、演出的には徹底的にヲタ的要素…つまり玄人のヲタちゃん達がついニヤリとしちゃうようなコネタを含め、そういうのを意図的に排除している、ストレートな少女達の青春を描いたという感想を持ちました。
彼女達の表情や仕草は、誰に媚びる訳でもない普通な可愛さがよく出ていて、そういう部分でも気持ちのいい映画でしたね。これは是非、家族で見てほしいアニメーション映画ですよ。
映画館の場所が平日夜の渋谷だったせいもあるのか、お客さんの男女比はほぼ半々…むしろ少し女の子が多かった印象もあります。ただ、映画館的にはこのシネパレス、少し微妙だったかなぁ。席数に比較してスクリーンが小さく奥まっていた印象だし、音響は完全な前面定位で奥行き感がなく、スクリーンの像は何となくピントが合っていないような印象でした。最近よく映画を見に行っている「MOVIX」系シネコンの方が、音も映像も館内の雰囲気もよかった気がします。
ま、そんな些細なことはさておき、予想外に楽しめる佳作ではあるので、少しでも興味のある方は見に行っといた方がいいと思いますよ。自分もロンドン行ってみたいなぁ。
穏やかに晴れた冬の一日。家でじっとしているのももったいないと思い、ブロンプトンで軽くサイクリングしてきましたよ。
早速準備に取りかかろうとすると、親がクルマで外出するとのこと。ついでなので、ブロンプトンをトランクに載せてもらう事にしました。
クルマで常磐道を北上し、茨城県の「みずほの村市場」で下ろしてもらいました。そこから自宅を目指します。
青く晴れた空は雲ひとつなく、とても穏やかな気候。既に初冬になった田舎の風景をノンビリと走りました。途中、かつて賑わったであろう小さな集落などをいくつか経由して、たどり着いたのが、つくばエクスプレスの「みらい平駅」。この辺はなんというか異世界ですね〜。のどかな田園風景の中、突如近代化しすぎた一角が出現しました。
その後、つくばエクスプレスの線路沿いを南下。途中、デッドセクションたんにハァハァしながら、守谷のTX車両区を経由して守谷市内に。そこで街道沿いにあるスターバックスでドヤリングしながら一休み。
スタバでは、持参した本を読み、おしゃれにブログなんて更新しちゃったりして(笑)のんびりと過ごします。そこで親から携帯に着信「いま守谷市内のショッピングセンターにいる」とのことなので、何となく会いに行くことに。
近くにある守谷市内のロックシティでは数時間ぶりに感動の再会を果たし。そのままブロンプトンをクルマのトランクに入れて帰るかと言われたのですが、せっかくの穏やかな気候、このまま帰るのはもったいないと思い、家までブロンプトンで帰るといって別れました。
その後、守谷市内から柏市、流山市、そして埼玉県内と、付近を散策しながらノンビリと家に帰り、自宅到着は17:00頃でした。なんと、守谷からクルマで帰ってきた両親より早く家に着いちゃいましたね。
走行距離は、最近サイクルメーターの電池が切れっぱなしになっているのでわからないのですが、おおよそ60〜70キロ前後なのではないかと。そそそ、サイクリング中に口にしたモノは、途中のスタバで飲んだアイスコーヒーショートサイズ半分程度でした。何故か昔から自転車中にはあまり飲んだり食べたりしないんだよね。家に帰ってからは酒とごはんとたんまり食べましたが。
ヴェスパ・マンダリア、いわゆる、オオスズメバチが主人公の小説。
ハチが主人公のお話しといえば、みなしごハッチなどが思い出されるが、そういう牧歌的な物語ではなく、主人公であり、ワーカーでもある「マリア」は、その生涯を戦いに明け暮れ、自らの運命に疑問を持たないリアリストでもある。
あまり書くとネタバレになるので内容には触れないが、とにかく面白く、一気に読んでしまった。ちなみに帯にある養老孟司先生の解説では
虫嫌いで更に想像力豊かだったりする人にとっては、ちょっとエグい描写があるかもしれないが、本当にお勧め。1〜2時間でサクッと読める分量なので、通勤時のお供にもどうぞ。
まず始めに認識して欲しい部分は、本書はあの「フクシマ3.11」以前に書かれた文章だという点。しかし、原子力と地方を結びつける問題、そして原子力の近くで暮らしている人達の葛藤の描写などは、あの事故後においても色あせない、鋭い視点で描かれている。というか、フクシマ以前にも、原発関連の問題点を指摘した本は沢山あったが、本作以外であの事件以降でも通用する本はあまりないのではないか?そんな気すらする。
本書では、そのような「原発と地方」という単純な対立構造ではなく、地方の抱える問題点、原発と暮らす人達の葛藤を描き出す。なかなかエキサイティングな文章であった。
地方の村が発展し、いずれは都市と同様になるという幻想。戦後の日本社会とメディアは、無意識かもしれないが、そのような思い…あるいはそのような目標を日本の地方に植え付けてしまった。
今はわらぶき屋根の田舎ではあるが、将来はコンクリートの建造物が建ち、道は真っ直ぐ綺麗に整備され、閑農期には出稼ぎに出る必要もなく、一年中家族が笑って過ごせる社会。言い切ってしまうには乱暴な面もあるが、しかし、バブル期の交付金で日本各地に建てられたハコモノ施設は、権力の癒着構造などでは説明しきれない、コンクリートへの憧れがあった部分は否めないだろう。
話を福島に移せば、今福島県で原発がある地域は、かつて「福島県内のチベット」などと揶揄されていた場所。農地に使うには生産性が低く、また漁業を行うのにもまともな港が作れない…といった地域である。この地域は私も何度か訪れた事があるのだが、台地状の土地には松林が覆い茂り、付近の小さな浜を巡り争いが絶えず、戦後は日本で一番小さな漁港を作り苦労の末に運用せねばならなかった場所である。今は原発があるから産業があるけど、正直それがなければ何もないよな…と、あの当時も思った記憶がある。
ちなみに福島県内でもう一方のチベットと言われていた檜枝岐地域は、戦後日本最大の水力発電所の建設に伴い、大幅な県民所得の上昇を達成した時代があった。その評判は、当時の福島県内でも知れ渡っていたであろう。あの当時、日本国民には原発に対するアレルギーもあまりなかったし、東京電力という日本屈指の大企業がオラが街に進出してくることを反対できる雰囲気ではなかったことは容易に想像できる。
そして、その雰囲気は、あの3.11のちょっと前、世界で反原発が叫ばれていたあの時代でも同様であった。
やや位相はずれるが、日本の都市化政策と、ある時点から突き放されたように語られるようになった地方自治。しかし、このシステム、この日本の中で、本当に「地方自治」なんて可能なのか?本書を読むに辺り、そのようなことも考えてしまった。
装丁は、一定年齢以上のエディトリアルデザインを行ってきた人にとってはヒーローである「戸田ツトム」氏によるもの。以前の作品に比べると大分おとなしいというか普遍的なデザインになってきたが、彼の美意識は、このような社会問題を扱う書籍にはとても向いているなぁ…と思った。
先の大津波で壊滅的打撃を受けた陸前高田市。そちらの市内で200年以上にわたり作られてきたお醤油があります。それが八木澤商店の醤油です。
3.11以降蔵は壊滅。醤油を作っていた設備も全滅したそうですが、まずはOEMという形で自らのレシピを元に醤油生産を再開。今では、岩手・宮城・新潟県の醸造蔵に生産を委託した商品を購入することができます。
私も機会があれば一度買ってみたいと思っていたのですが、この前都内のお店で偶然見つけて購入してきました。お値段は500ml入りで420円だったかな。変にプレミアムな商品ではなく、普段使いできる価格帯の商品を積極的に出荷している姿勢に好感が持てました。
ということで、ここ最近は「青森りんごたまり醤油」から切替えてこちらの醤油を使っています。今まで使っていた醤油が少し薄口だったせいか、私にとって八木澤の醤油は「ザ・醤油」という辛くてしょっぱい味がします。醤油っぽくて懐かしく美味しいですね。
こちらの写真は、家で餃子を食べた時に撮影したもの。この八木澤の醤油に、石垣島のラー油を垂らして頂きました。美味しかったです。
幸いというかなんというか、こちらの八木澤商店は、メディアに紹介されある程度の知名度もつき、全国的に名が知られるようになりました。しかし、東北地方ではまだあまり人に知られず、密かに営業を続けている名産・美味しいものが沢山ある筈です。それらを見つけ次第、無理をしない範囲で、随時購入してゆきたいと思っています。
買って1ヶ月ちょっとのiPhone4s、ちょっと前のエントリでオサレぶって黄緑の純正バンパーとか装着してる様子をうぷってますが、もう飽きてしまったので(笑)、結局裸族運用になりました。
というのも、純正バンパー装着したままだと、ステレオミニジャックの干渉で、使えないヘッドホンが結構多かったんですよ。特にわが家のヘッドホン軍団フラッグシップのEdition8が使えなくなるのが痛い…。更にrethinkのLim Phone Sleeveが、3Gs用でもそのまま4sに使える事がわかり、あの薄い革ケースの感触もまた味わいたいな…と思いましてね。
ただ、はだか運用で困るのがストラップです。さすがにストラップ無しだとチキンな私はちょっと怖いので、3Gsの時にお世話になったエザンスにiPhone4s対応のリングねじを注文しました。このメーカーは福島にありますので、被災地支援の一環としてもオトクでっせ奥さん。
ちなみに、手元にある3Gs用のねじがそのまま使えるかと思って試してみたのですが、微妙にサイズが違うみたいでダメでした。よい子はマネしないようにしましょうね。
という感じで、数日前からこの状態でiPhone4sを持ち歩いています。はだかで使ってみて思ったのですが、私は手の大きさが小さい方なので、バンパーを装着している時よりもストレスなく画面操作ができるようになりました。あと、4sの金属というかソリッドな感触が味わえるのがいいですね。
実は裏表にパワーサポートの液晶保護シートを装着してますので、完全な裸体ではないのですが、やはりiPhoneはケース無しで使わなくちゃドヤ!って感じでしょうか。
ワインはがぶ飲みする私ですが、日本酒はちびりちびりと呑むタイプです(ウソだろ…っていう人もいるかもしれませんが)。つことで、銘水の里、千葉県は久留里市にある「藤平酒造」で「福祝・超辛口純米」というお酒を買ってきました。
「超辛口」とか「幻の米、渡船6号」とか書いてありましたので、ドキドキしながら呑んだのですが、割とスッキリとして爽やかな呑み心地。適度な旨みも感じて、ラベルに書いてあるほどの辛口感はなかったのですが、あと味がさっぱりしていて気持ちいいお酒でしたね。
日本酒は長い間「辛口ブーム」が続いていて、これ辛口なの?みたいなお酒も辛口扱いされる風潮がありますが、超辛口なのかはさておき、割とちゃんと辛口で美味しい日本酒でした。
都内で手に入るのかはわかりませんが、見つけた際は是非とも呑んでみて下さい。
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