僕らのご飯は明日で待ってる/瀬尾まいこ
瀬尾まいこ氏の本は、出たらつい買ってしまうなぁ。つことで、最近新刊が出たようなので買ってみました。
こちらの本は、自称コミュ障(※でも多分イケメン)が、ちょっと不思議ちゃん入った女の子に振り回されるというお話しで、章立てもキレイに「起・承・転・結」に別れていますね。
女と別れてすぐ同棲生活してまた元の女に戻るとか、まったくもってけしからんというか、リア充爆発しろ的小説ではあるのですが、なぜかそういった修羅場も、瀬尾まいこ氏にかかると、ほんわかと心温まるお話になってしまいます。不思議です。
そういえば、本作ではいつも爆発している、もはや瀬尾節といってもいい「おいしそうにごはんを食べる」描写が少しモノ足りなかった気もします。彼女のファンとしては、そこがちょっとだけ不満かも(笑)。
OLYMPYS XZ-1
僕らのご飯は明日で待ってる/瀬尾まいこ