庵野秀明・特撮博物館
せっかくのなつやすみ。時間が余っていますので、東京都現代美術館で開催されている、庵野秀明・特撮博物館へ出かけてきました。
噂によると、土日は人でごった返しているそうなので、平日に時間が取れたのはラッキーですね。
東京都現代美術館までは、自宅からブロンプトンにのって出かけました。大体1時間位ですかね。電車を乗り継いで出かけるのとさほど時間は変わりません。電車だと、最寄り駅は都営大江戸線森下の駅だったかな?そこから徒歩9分だそうです。
美術館に到着したのが大体13時前。早速入場します。入場料金は1,400円。そして音声ガイドが500円となっています。普段は音声ガイドは利用しない私ですが、ここは絶対に音声ガイド機レンタルした方がいいです。冬月指令でお馴染みの清川元夢さん渾身のナレーションを聞くことが出来ます。いや…この音声案内、本当に内容濃いんですよ。CDで発売してくれないかしら?
入場して初めに出てくるのが、東宝特撮シリーズの数々。東京タワーのミニチュアに圧倒され、その奥には、あのはやぶさ号や、轟天号など、実際の撮影で使用されたミニチュアの数々が、ケースから出た状態で展示されています。もちろん、触ることは厳禁ですが、目を近づけたり、下をのぞき込んだりと、様々なアングルから観察可能。更に冬月指令の解説が気分を盛り上げてくれます。
次はゴジラシリーズ、マイティージャックなどの東宝テレビ特撮、そしてウルトラマンです。子供の頃に見慣れたジェットビートルやウルトラホーク、そしてTACアローなど、もうそのまま持って帰りたい!ウルトラメカの一番奥には、異形なスタイルでお馴染み、スカイホエールが鎮座しています。設定ではウルトラマンより大きかった本機ですが、ミニチュアもでかいのね。もう、なめ回すように見まくります。
その先は、変身特撮モノのマスク展示コーナーです。ファイヤーマンやグリーンマンなど、ちょっとマニアックなマスクも飾られていて、仮に作品を知らなくても、冬月指令が丁寧に全てのマスクとその登場作品を解説してくれますので、特撮の知識を深められます。もうたまりません。グリーンマンとか痺れるよなぁ。
でその次に特撮町並みの紹介コーナーがあり、その後はいよいよ「巨人兵東京に現る」の上映コーナーです。監督は庵野ですが、ジブリ作品としてクレジットされています。本作の一部が、確か先日放送されたナウシカの終わりに公開されましたが、あのときの落胆ぶりとは全く違う、スゲー特撮フィルムになっています。こちらは必見です!
「巨人兵…」の後は、その作品で使われた数々の技術やミニチュアの解説コーナーとなり、最後には巨大な特撮セットの展示コーナーがあります。こちらのみ、持参したカメラで撮影が許可されており、このエントリの写真もこのコーナーで撮影したものです。友達同士で見にいって、お互い写真を取り合ってみるのも面白いのかも知れませんが、私はリア充ではないので、ひたすらセットの写真を撮りまくってました。
そんなにじっくりと見たつもりはないのですが、結局16:00時位まで館内にいたようで、終わる頃にはおなかもへるしのどはカラカラでエラいことに。とにかく、時間を気にせず、もっとじっくりと見てくれば良かったです。
そうそう、展示物終わりにあるミュージアムショップでは、特撮関連のグッズが目白押し。色々買って帰りたかったのですが、ここは我慢で、公式パンフレットのみをゲットン。2,600円で少しお高目なのですが、分厚い冊子で内容も非常に濃く、特撮ファンなら絶対に買って損しない内容だと思いました。
もう一度くらい見に行きたいけど、見に行くチャンスはあるかなぁ〜。少しでも興味を持っている方は、とにかく本当に面白い展覧会ですので、時間を作って絶対に見に行って下さい。その際音声ガイドを借りるのも忘れずにね。
コメント
ここに行くときは、あわせて森下文化センターでやってる「杉浦茂のとと?展」に行くのがお約束になってるみたいですが、そっちには行きました?
http://www.kcf.or.jp/morishita/event_detail_010200400077.html
投稿者: いのうえ | 2012年08月29日 17:33
うぉう。こんな面白そうな展覧会が。しかも無料かぁ…。
今度行きます!
投稿者: よっち | 2012年08月29日 18:07
おれも自分の夏休みのときにこの2つをまわろうと思ったんだけど、体調不良で行けなかったんだよな。
杉浦茂のほうはこの週末までみたいね。お見逃し無く!
投稿者: いのうえ | 2012年08月29日 21:56
今週末までか…いけそうもない。残念。
投稿者: よっち | 2012年08月30日 12:53