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▼2013年07月13日

Audioquest DragonFly

P7061743.JPG 立て続けに買い物エントリ更新すると、ものすごい勢いで買い物しまくってるな…と思われそうですが、別にいっぺんに買ってる訳じゃありません。過去の買い物を徐々に紹介している訳でね(笑)

 つことで、いきなり言い訳から始まりましたが、こちら、オーディオ界では高音質(?)ケーブルで有名なオーディオクエスト社が突如発売した超小型USB-DAC、その名もDragonFlyであります。
 自分のオーディオ環境ではあまり使い道がなさそうだな…と思いつつも、この小ささとミニマルな感覚には、純粋に物欲を刺激されまくりまして、思わず購入。値段はアキヨド価格で22,000円ちょいだったかな?

 で、この「あまり使い道ないかな〜」的な製品が、こりゃまたびっくりな高音質USB DACな訳で、いまでは自宅でのヘッドフォンリスニングや、会社で仕事中などに使いまくってます。あ、今スタバでドヤリングしながらこのエントリ書いてるときも。

 本体はUSBメモリみたいな小ささで、キャップを抜いて、PCのUSB端子にそのままブスッと刺す構造。動作中はこの製品名にもなっているトンボが光ります。
 更にこの光も、一般的なCDのサンプリング周波数である44.1kHz再生時には緑、最大の92kHz再生中には白(実際はピンクに見えるけど)になるなど、各サンプリング周波数でトンボの色が変わるという手の込んだ作り。別に音質には関係ない機能ですが、緑から青やオレンジ、白(ピンク)に色が変わると、なんだかうれしいです。

 音は、繰り返しになりますが、ちょっとびっくりするくらいの再生音。
 もちろん、本格的な据え置きUSB DACに比べれば敵うはずはないんでしょうが、このクオリティを簡単に外へ持ち出せる…ってのが素晴らしい。技術の進歩ってスゴイですよね。

 再生音の傾向は、程よく中音域が充実した、歯切れのよいサウンド。この辺は構造的にハイパワー電源を使えない訳で、いたずらにダイナミックレンジやスケール感を広げるよりも、できる範囲でキレイにまとめ上げている印象があります。
 手持ちの機器で比較できる製品というと、CHORDのChordette Gemがありますが、音はあちらよりも細身で反応がよいです。オーディオ的楽しみならChordette Gemが勝るのかも知れませんが、モバイルオーディオとしては、ドラゴンフライの音もなかなか快感。

 難点は、iPhone/iPad等のiOS機器では使えないこと。ただ、Android機では外付けのヘッドホンアンプとしても使える事例もあるようです。

 PCにただ刺すだけで、ドライバソフトも必要ありませんし、デジタルで付きまとうボリウム問題(ボリウムを絞るせいでジッタが出る)も、自動的にドラゴンフライ内のデジタルボリウムが制御しますので、安心して音量調整ができます。

 確かに使いどころが悩ましい機器ではありますが、出てくる音に不満はないのではないかな…と思いますよ。

OLYMPYS XZ-1


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