Mavericksが調子よすぎてつらい
先頃バージョンアップした、OSX Mavericksが素晴らしすぎて死にたい…。
いやいや、そんな事すら思ってしまう程、今回のOSX 10.9へのバージョンアップはいいものでした。
今、私が日常的に管理しているMacは、合計4台になりまして、どのマシンもMavericksになってから非常に調子が良いです。
特にMacBookAirの2台で顕著なのですが、バージョンアップ後にストレージ空き容量が増えたこと。両方のマシンとも大体10GB程空きが増えました。それとデータは計測していませんが、両方ともガチでバッテリ駆動時間が延びていますね。こんな魔法のようなバージョンアップがあるのかしら!
他、マシンの動作速度も、MountainLionの頃に比べ改善されていますよ。
私の手元で稼働している一番古いiMacだと、SnowLeopardから、Lion、MountainLionと、バージョンアップの度に「ちょっと遅くなったかな?」と思いつつ使ってきたのですが、Mavericksにバージョンアップしてからは、safariのスクロールやAtokの変換など、日々の動作レスポンスが明らかに向上しています。
ちなみに、現在私が使っているMacのリストとスペックを記してみましょう。
・iMac 27inch Late 2009:3.06GHz Intel Core 2 Duo:16GB/2TB HDD
・Mac mini mid 2011:2.5GHz DualCore Intel Core i5:16GB/1TB HDD
・MacBookAir 11-inch Mid 2011:1.8GHz DualCore Intel Core i7:4GB/256GB SSD
・MacBookAir 13-inch Lare 2010:1.86 GHz Intel Core 2 Duo:2GB/256GB SSD
この中で一番速度的な恩恵を感じているのが、業務用に使っているMacBook Air 13-inchです。去年MountainLionにアップデートしたときは、色々と動きがもっさりしてちょっと後悔したのですが、Mavericksになった途端、Lion時代というかSnowLeopard時代の軽快さに戻った気分。
更に大きな恩恵は、内蔵メモリ消費量が劇的に減ったことです。MacBook Airは皆さんご存じの通り、メインメモリの増設が不可能。そのため業務用マシンは初期状態の2GBで作業をしているのですが、Mountain Lionの時は、起動してメールとsafariを立ち上げただけで空きメモリが200MB前後だったのが、Mavericksにしたとたん、空きメモリが大体500MB程度まで増えています。メモリ圧縮機能の効果ですかね。本当に助かってます。
近年、OSのアップデートといえば、機能追加のせいで、どんどんとハードウェアの要求スペックが上がり、動作が重くなり、メモリ消費量も増えるという流れでした。しかしこのMavericksは、むしろ先代のMountain Lionよりも、ストレージ消費量、メモリ消費量、そしてCPUパワーの消費量、更にオマケでバッテリ消費量まで減っています。
もちろん、全ての環境で上記の恩恵が得られるとは限らないのですが(起動しない、調子悪いアプリもあるようですし)、とりあえず、アップデート可能対象マシンを使っている方は、Mavericksへのアップデート、お勧めですよ。
そうそう…注意ですけど、OSアップデート後、Mavericksは検索用Spotlightのインデックスを再構築するようです。その間、マシンによるのですが3〜8時間程度?は、OSの反応が鈍くなります。なので、アップデート後にいきなりもっさりでもガッカリせず、しばらく待ってさいね。インデックス再構築が終われば正常な状態に戻ります。