いとみち/越谷オサム
もう3巻になりましたか。一応オビには「完結編」と書いてあるのですが、おそらく「いと」編が完結で、その後ニューキャラクターの「こま」編がスタートするのではないかという疑惑。
つことで、2011年に第1巻がでて、2012年に第2巻が出ましたが、1年間を置いていよいよ完結編となりました。今回の話はどちらかというと、1~2巻で書き残した伏線やエピソードの回収編という感もあり、小説として面白いというか、いろいろな事が片付いて行く、読者からすると納得編みたいな感じ。
残念ながら本巻でいとは、あまりメイド喫茶に出動しませんが、それでも最強萌え属性の数々を備えたいとっちはカワイイですね。小説としても綺麗な形で終了しましたので、とても読後感がサッパリとして良かったです。
ま、続編については、出るなら読むと思いますけど、かといって続編ほしいという感じでもない、爽やかな完結編でした。
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