朝日新聞の謝罪するつもりがない謝罪報道を見て思う
昨晩の「朝日新聞慰安婦捏造問題」を特集した報道ステーションを見ました。
まぁ…この問題そのものにはあちこちで色々書かれているし、触れません。ただ、2chなどネットで騒がれる問題は基本的にいつも正しかったと言うことですかね。自分は子供の頃からボードシミュレーションゲームやっていたせいで、結構戦史とかも読んでいた方なのですが、この問題が盛り上がった1980年代頃から、子供のアタマの自分ですら「インチキだろこんなの」と思ってました。
それはそうと、この朝日新聞による捏造問題と謝罪問題、ホント…この国の本質は戦中・戦後…あるいは江戸時代の頃?から変わらないなぁ〜と思いました。
個人的に、現代の日本において卑劣な人間が当たり前にいるメジャーな職業ベスト3とは
1:マスコミ・メディア関係
2:警察
3:教育関係者
の三種類だと思うのですが、これらの職業、何か共通する点があることに気が付きますでしょうか。それはこれらの職業には「監督組織が存在しない」ということです。
今のメディアについては、ネットでもよく言われますが、テレビと新聞、そして出版などを牛耳っているメディアには、誰も何も文句は言えません。実質監督する機関もありません。なので内部の人間は腐りまくります。
昨日のテレ朝の慰安婦捏造特集を見ても、古館の方はまだともかく、あの恵村順一郎という男は酷かった。ああやって謝っているふりを一般国民の前で平然と行っちゃう倫理観は、やはり自らの業界が何をやっても誰からも何もとがめられないという、社会人として歪んだ生活を送ってきた結果なんだろうなと。
警察に関しても同様ですよね。最近ではネットの盛り上がりを受け、メディアも仕方なさそうに叩く事もありますが、基本彼等は、窃盗やろうが女犯そうが、実名や写真すら公開されず、多くの現役警察犯罪者は、せいぜい多額の退職金をもらってクビになる程度。
このような一般犯罪はまだかわいいもので、この国では「民間賭博」が禁止されているにも関わらず、パチンコ業界と結託し、多数の警察OBを天下りさせることにより、パチンコという賭博行為を取り締まりもせず放置しています。これも、今の日本には警察を監督する機関が実質存在しないからこそ、超法規的手段を含め好き勝手やれるという例ですね。
3つ目の教育現場ですが、こちらもまた酷すぎるというか…犯罪を犯しても警察官同様、とてつもなく甘い判決、社会的制裁で済む体勢が出来上がっています。
また、滋賀県のイジメ問題や、大阪の殺人顧問教師の問題もすごかったですね。誰も何も謝ろうとしない。ネットで騒がれなければ、人が死んだ事実すら隠蔽する組織。そして、その教育委員会に盾突こうモノなら、教育現場は神聖ですという意味不明な理論で、他組織の介入を徹底的に妨害する。これも、この教育委員会という組織を監督する機関が存在しないからでしょう。
戦前の日本は、軍人達がこれらの権力を握っていました。実質軍人達を監督する機関が存在しなかったせいで、私達日本人は辛い目に遭わされています。それらの教訓は、現代社会においてなんも受け継がれていないんだな〜と、昨日のテレ朝の慰安婦捏造特集を見てしみじみ思いました。
そうそう…戦後の軍隊、今でいう自衛隊員は、大手メディアはもちろん、左巻きの自治体や怪しげな市民団体を名乗る連中からぶっ叩かれまくりの上にストーカーのごとく監視されていますので、少なくとも一般国民に対しては非常に丁寧に接してくれていますね。
根拠のない自衛隊叩きはともかくとして、この姿勢はいい傾向だなと思います。