MGFのリアタイヤをTOYO DRBに交換
そろそろリアのタイヤがヤバいな…とは、1年以上前(笑)から思っていたのです。つか、1年半前にMGFを回転させたときも、ミゾの減りはともかく、タイヤが結構堅くなっちゃってるのかな?と実感はしていました。
その後も雨の日に走ると、リアタイヤはグリップしてるのかしてないのか…。
普通に幹線道路を巡航速度で走っているときでも、路面が濡れていたりするとアクセルを少し強めに踏んだだけでリアタイヤが一瞬ですが空転してしまいます。雨の日の高速道路とかかなり恐怖です。不用意にアクセル開けると、どこにすっ飛んでいくのかわからない状態なので(笑)。
そんな危険な状態で乗り続けるのも結構疲れるので、しばらく前から一応タイヤは物色していたのですが、ただ「ま…走れるし」という甘えから何となく放置していたのです。しかし、最近になって改めてリアタイヤをチェックすると、もう春の車検には通らないくらいに表面が減っています。仕方がない…本気でタイヤ探すか。
Fのリアタイヤは205/50/R15と、レアとはいいませんが、それほど豊富なバリエーションがあるサイズではないので、タイヤ交換の時はいつも苦労するんですよね。
タイヤ激安でお馴染みのオートウェイで検索しても、該当サイズの在庫は韓国製タイヤばかりで、サーキット走行1日で使い潰す用途でもない限り、とてもじゃないですが買う気にはなれません。その他のタイヤネット通販サイトを見ても、205/50/R15の国産は「取り寄せ」か、1本1万円台後半とか妙に高目。
タイヤ通販の場合は、購入金額以外に送料+取り付け料(持ち込みの場合たいてい割高)+タイヤ破棄料がかかりますので、通販1本価格+3,000円〜4,000円程度は見ておかないといけません。となると、街のオートバックスなどで買う方が得な場合もあります。
ちなみに、今までは大体リアタイヤ2本交換で、おおよそ35,000円程度かかっていた気がします。MGFの場合、タイヤの在庫があまりないサイズの上に、フロントとリアでタイヤサイズが違いますので、ローテーションするわけにもいかず、またリアの方が速く減るので(およそリア2〜3回交換でフロント1回交換のペース)、割安なタイヤ4本セット価格で買えないのが痛いところ。そのおかげで、タイヤにはいつも何となく割高感を感じていました。仕方ないけどね。
まー今回も3万円程度は覚悟しなきゃなぁ…と思って、そういえば最近はAmazonでもタイヤ販売+店舗取り付けやってるんだよな〜と思って検索してみると、なんと!TOYOのDRB・205/50/R15が1本3,033円という目を疑うような価格に!更に送料無料の大盤振る舞い!!
私が見たときは丁度在庫数2本だったので、もう速攻カートに入れました。Bromptonのタイヤよりも安い値段にちょっと不安もありましたが、Amazon自社販売だったので、変なのが届いたら返品もできるしね。ちなみに私が注文した後は、マケプレ価格で1本7,570円になってました。コレでも充分安いけど。
タイヤ注文後は取り付け先の確保です。
現在、アマゾンではオートバックスと提携して、Amazon内で購入した商品(アマゾン自社販売に限る)を、そのままオートバックスに持ち込んで取り付けてもらうサービスを行っています。このサービスだと、タイヤ取り付け料金が1本1,500円となりますので、なかなかおトク。
じゃ、ここで取り付けお願いするかな…と思ったら、このサービスなんと「国産車のみ」なんだよね。日本の量販店って使い物にならないというか…今時新車で売れる車の10%は輸入車だってのに、オートバックスの整備士って外車見たことないのか?そういえば、昔ミニでオイル交換お願いしたときも断られたことがあったな。あんなに簡単にオイル交換できる車も珍しいのに、相変わらずどうしようもない。
仕方ないので、最近増えている「持ち込み系タイヤ交換ショップ」を検索。すると市内に「パーツワン」というショップがあるのを発見。タイヤ取り付けも1本あたり1,350円とオートバックスより安いので、そちらの店舗でタイヤ交換を予約します。
アマゾンに注文したタイヤも、モノがモノなので到着まで2〜3日かかるかな?と思い、予約日時を注文から週末をまたいだ10日後に設定したのですが、よほど倉庫で邪魔だったのか(笑)、プライム会員でもないのに注文してからおよそ16時間後に、さらに1本1本別便で届くという速攻ぶり。ちょっと笑いましたけどね。
届いたタイヤは、2本とも仙台工場2014年12週の製造。およそ9ヶ月前の製造タイヤとなり、作りたてではないですが長期在庫品ともいえないレベル。ま、こんなモンじゃないでしょうか。
で、早速今週末に交換してきました。ちなみに費用は、交換費用+タイヤ破棄料+バルブ交換+バランス取×2本で、合計3,300円。
今回はそれにタイヤ代金をいれて、9,366円でリアタイヤ2本を交換できました。コレは安い!助かります。
ちなみに交換前のタイヤは、ファルケン ZIEX ZE912というタイヤで、製造年月は2007年の42週でしたw。こりゃ…ミゾ残ってても寿命ですわな。
前のタイヤがタイヤなので、インプレにならないのを承知で、一皮むけたての印象を書いてみると、タイヤは前のファルケンより柔らかい…といっても、経年劣化してるタイヤとの比較なので何ともいえません。
がんばって新品時の印象を思い出してみると、グリップについては今回のDRBの方がしなやかかな、少し腰が柔らかい。おそらく限界が多少低い代わりに、その分コントロール性を重視しているのか、いい意味でミシュランやピレリなどのヨーロッパ製タイヤのフィーリングっぽい感じ。ただ、ネットのインプレによると、減りが早いのは国産風(笑)らしいので、その辺の耐久性はわかりません。
そうそう…MGFに限らないけど、手持ちの車にハイグリップタイヤとか装着すると、ボディのヤレが格段に進行しますからね。自分も一時期ヨコハマのM7Rを2回連続で装着していたことがありましたが、2回目に交換してしばらくしてから、ボディの剛性感が格段に下がった気がして、ハイグリップタイヤは止める事にしました。
ま、いまさらMGFでブイブイ峠を攻めるわけでもないし、こんな程度でいいかな。トレッドパターン中央に太い全周に渡るミゾがあって、雨天時の排水性は高そうです。
たかがタイヤ交換で長々と書きましたが、しばらく走った後の印象や、雨天時についてはまたそのうち。
交換した古い方のタイヤ。スリップサインまで達していて車検には通りません。
スリック状態まで使うのがデフォの私の割には早めの交換でした(笑)。