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▼2015年09月29日

Bromptonで水間鉄道のコスモちゃんに会いに行く【関西旅行編:6】

R0325747.JPG さて、にたま駅長に会った後は、もう一つの関西ローカル線である水間鉄道を潰しておかねばなりません。
 水間鉄道とは、大阪南部の貝塚市を走る全長約5.5キロの小さなローカル線。歴史は古く、開業から90年を越える鉄道ではありますが、昨今の地方ローカル線事情はやはりきびしく、2005年には会社更生法適用を申請し、翌年2006から関西で外食産業を営むグルメ杵屋の傘下に入り経営再建を目指しています。ただまぁ…経営状態はなかなか厳しいようです。

 早速、南海の和歌山市駅から、南海電車の各駅停車に乗り貝塚駅へ移動します。途中で怖い紀ノ川橋梁を渡ったり(明治36年竣工らしい)、窓の外には淡路島が見えたり、なぜかガラ空きの車内で自分の正面に座ってきた制服の女子高生がパンチラを披露してくれたり(白ベースの小さい花柄でした…っていうか、自分パンチラ遭遇率高すぎない?)と、道中はそれなりに楽しかったw。

 南海電車に揺られて大体40分程度かな?貝塚駅へ到着!そこから水間鉄道のホームへ移動します。丁度下り列車が入線していましたので、1日乗車券(地方私鉄に乗るときはいつも記念に買うのです)を買って車内へ。電車はすぐに発車しました。
 乗車時間は大体15分程度?平日の14:00過ぎなので乗客は5〜6人程度。貝塚市の住宅地をすり抜けるような感じで列車は進みます。終点の水間観音までは以外と登り坂みたい。

R0325756.JPG 駅でBromptonを組み立てて、軽い坂を2〜3分登ったところで水間観音に到着。たぶん水間鉄道に乗ろうと思わなければ一生訪れることのなかったお寺だと思いますが、建立は8世紀中頃となかなか由緒あるお寺です。本堂南側(鉄道と反対の山側)にはちょっとした参拝道風になってたりします。
 私が訪れた日は、境内で大規模な工事をやっていたみたいで、見物するのもちょっと落ち着かない感じ。適当に一回りしてから、水間鉄道沿いを走り南海の貝塚駅に戻ることにします。


R0325792.JPG 自転車で走ってみてわかったのですが、この水間鉄道沿いは、かつての参拝道だったんですかね。鉄道沿いの路地を貝塚市街方面に下ると、細く曲がりくねった道が続き、その両側には古いお屋敷みたいな家がずっと建ち並んでいます。この辺り、鉄道から少し離れた辺りはいかにも新興住宅地といった趣ですが、鉄道の近くには古い家が密集しています。当時の鉄道はこの古い参拝道沿いに作られたのかなぁ…と。

 水間鉄道の営業距離が5.5kmなので、寄り道をしつつ下っても、せいぜい30分程度の街並み堪能ではありましたが、なかなか面白かった。多分もう一生くる事もない地域だとは思いますが、この一帯、Bromptonで走って本当によかったと思っています。
 海の近くまで下ってくると、大きな道路や高速道路、大型商業施設などいかにも現代風郊外風景に変わってきますが、この貝塚市、なかなか侮れない、とても面白い輪行旅となりました。

 さて、ここからはBromptonを畳んで、再び南海電車に乗り、地下鉄御堂筋線を乗り継ぎ、阪急電車京都烏丸のホテルまで帰ります。

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↑そこいら中「萌え」だらけの関西鉄道事情ですが、
水間鉄道というか貝塚市にも萌えキャラがいます。
イマイチ知名度にかけますが、名前は「コスモちゃん」というらしいです。
つか世の萌えキャラって、本当はこれくらいのゆるい塩梅が一番萌える気がするんだけどねw

▼2015年09月21日

Bromptonで貴志川線沿いを走る【関西旅行編:5】

R0325723.JPG さて、ラーメンを食べたら次はサイクリングです。午後はブロンプトンでノンビリと貴志川線沿いを和歌山市街まで移動する予定。

 天気はからりと快晴で、なおかつ湿度も低いという絶好の気象条件。汗をかいてもサッと体温と共に気化して、強い日差しの中でもひやりと気持ちの良い日でした。

 まっすぐ和歌山駅まで走ってしまうと、きっと20〜30分程度で終わってしまうので、いつものように路地に入ったり山に登ったり…。
 代表的なスポットだと、平池古墳群をぐるりと回ったり、鶏冠山のみかん畑をヒルクライムしたりしてました。
 そういえば、途中通りかかった山東市街地にあった「北谷商店」の道路を覆う屋根がちょっと面白かったな。関東だとこういった建築物は規制に引っかかりそうだけど、何故か奈良とか和歌山ではチラホラ見るんだよね。ちゃんとメンテナンスしてくれれば住民にとっても便利なアーケードなので、ありがたいんだけどね。

 つことで、ダラダラと路地に入ったり住宅街に侵入したりしながら、和歌山駅まではおよそ1時間。そこから和歌山市駅までぶらくり丁商店街を抜けて移動します。

 ここで和歌山市とはお別れ。ブロンプトンを折り畳み、次は南海に乗って水間鉄道へ移動です。

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和歌山ラーメン・しま影【関西旅行編:4】

IMG_6483.JPG 昨日に引き続き、今日のお昼ごはんも和歌山ラーメンを。こちら「しま影」は、なんでもあの名店「うらしま」の血統を引き継ぐラーメンだそうで…というか知らんけどw、まぁ、とにかくおいしいらしい。
 ちょうど和歌山鐵道貴志川線沿いにあるし、お昼食べるのにいいなって。

 開店時間は11:00。お店にはちょっと早目についたので、目の前のドラッグストアには行って、制汗スプレーとか絆創膏とか買ってたら、ちょうど開店時間に。
 お店には開店の5分後位に入ったのに、店内にはすでに5人位お客さんがいて、もう少しするとこれは行列になるんだろうなという雰囲気。注文して待つこと2〜3分。やってきましたおいしそうなラーメンが。

 昨晩の井出商店に比べると、こちらはもう少しスープがこってりしている。あと麺は結構柔らかめに煮てある。チャーシューも厚手で、ひょっとしたらこっちの方が好みかも?ただ、麺は井出商手の方が良かったし、なかなか甲乙付けがたいですね。標準だと量もそんなに多くないので、ちゅるりと完食してごちそうさま。おいしかった。

 和歌山市は、こういうラーメン屋が沢山あってうらやましいなーとおもいました。

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▼2015年09月20日

スーパー駅長ニタマに会いに行く【関西旅行編:3】

R0325668.JPG 関西旅行2日目は和歌山市からスタート。朝の7時過ぎにホテルを出てから、和歌山駅へ向かいます。そこから和歌山電鐵貴志川線に乗って、スーパー駅長ニタマさんに会いに行くかなと。

 ブロンプトンをカバーに収納して、JR和歌山駅改札口で「貴志川線の1日乗車券はありますか?」と聞いたら、改札内にあるとの事。JRの改札を通してもらい、階段を下って上ると、和歌山鐵道貴志川線の改札口があります。そこで1日乗車券を買ってホームに入ると、ちょうどいちご列車が待機していました。
 しかし…このヤケクソにも見えるいちごっぷりはすごいな。列車の外から中までいちごだらけで思わず「いや〜ん。でも共食いになっちゃう〜☆」とか心でつぶやきそうになります。いや…自分にとってイチゴは何のゆかりも関係もないのですが(笑)

 平日7:30過ぎの下り列車なので、乗客は少なく、2両編成の車両全てで私を含め10人位?うち半分は学生ですが、部活の朝練にもまだ早いのか?しばらくしたら、列車は和歌山駅をのろのろと出発します。
 沿線は大都市郊外の典型的な風景…というのは初めの2〜3駅くらいで、その後列車は想像してたよりもダイナミックな風景の中を走ってゆきます。終点の貴志駅までは20分位?だったかな。

 列車を降りて左手に改札があり、そこを抜けると貴志駅駅舎です。私が到着したときにはまだスーパー駅長様はご出勤していなかったのですが、ちょっと一休みして出勤されるのを待とうと思い、駅にある「たまカフェ」で一休み。記念で「あと4回きっぷ」という170円切符四枚組の記念切符を買います。
 そんなこんなで、アイスコーヒーを飲んでくつろいでいたら、駅員さんに抱かれたニタマ駅長がご出社!駅員さんに会釈をしてから、写真を何枚か撮らせて頂きました。

 かわいーねー。本当はウルトラ駅長のタマにも会いにきたかったですが、ニタマ駅長が元気なうちにお会いできて良かったです。去年はタマ駅長の他、助役も亡くなっているし、ニタマさんも猫寿命的に若いわけではないからね。

 さて、ニタマさんにも会えたし、ブロンプトン組み立ててサイクリング始めるか…と思って駅前の坂を下ったら、何やら観光バスが数台、県道沿いの駐車場に止まっていて、そこから中国人観光客が大量に出てきます。ひょっとして貴志駅に行くのかな?と思ってしばらく周辺を回ってから駅に戻ってみると、さっきは2〜3人しかいなかった駅前が、中国人観光客でごった返していました。
 和歌山鐵道としては彼等も歓迎するお客さまなんだろうけど、どうせなら鉄道に乗ってくればいいのになぁ…なんて少し思いました。

 さて、ここ貴志川駅から和歌山駅まではのんびりサイクリングです。

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↑いちご電車のマーク、蓮コラだめな人にはキツイかもw

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和歌山ラーメン・井出商店【関西旅行編:2】

IMG_6433.JPG ラーメン伝ラーメン伝♪
 ラーメンDENDENDEDENDEN♪ Let's go!
 大豚一気に完飲完食♪ほんとは振られたショックで暴飲暴食♪
 ラーメン伝ラーメン伝♪ ラーメンDENDENDEDENDEN♪
 麺ちゃんカッコイイ! カッキィーン!!

 どうもヌードル亭よっちです(藁)

 和歌山ラーメンという言葉は、いつ頃から聞くようになったんですかね。最近では様々な地名にラーメンが組み合わされて、本当に昔からラーメンが盛んな地だったのか、ここ数年のPR活動でラーメンをウリにし始めたのか見分けが付かなくなっています。
 ただ、和歌山のラーメン文化に関して言えば、戦前からそれなりに盛んで独特の風土と共に発展してきたらしく、これは「The・和歌山ラーメン」と、固有名詞として認定してもいいのかも。

 自分も、せっかく和歌山市内に宿泊するのですから、晩ごはんはラーメンでもいいかなと思って検索してみると、駅からそう遠くない場所に「和歌山ラーメン元祖の店」との呼び名が高い井出商店というラーメン屋があるではないですか。一度ホテルでチェックインしてから、ブロンプトンを組み立てて出かけてみることにしました。

 お店に着いたのは、日曜日の20時前。行列は5人3組といったところで、普段は食べ物屋に行列など滅多にしない私ですが、これなら並んでもすぐだろうと行列の末尾につきます。しばらくするとどんどん人が増えて、結局私の後に10人位並んでましたから、丁度行列が途切れたタイミングだったんですかね。5分程度待った後店内に案内されます。

 注文したのは普通のラーメンで、何故か和歌山ではラーメンと一緒に早寿司を頼むのがデフォらしいのですが、私は頼みませんでした。待つこと2分位で着丼。
 うーん、これはうまいですね。醤油ベースながらも、とんこつなスープが麺に絡んでなかなかの味わい。なんというか、こういうシンプルなラーメン、いいですね。東京の醤油ラーメンにとんこつのこってりを少し増したような味わいです。入っているチャーシューも柔らかくておいしかった。

 このお店、老舗ながらも所謂ラーメン通みたいな人達の間では、そんなに評価が高い訳でもないみたいですが、あれだね…最近食べログとかで評価高いラーメンって、アブラギトギトで肉マシマシで醤油なんだか味噌なんだかよくワカラン濃い口ラーメンみたいなのが評価高いじゃないですか、そういうテイストからは確かに外れていますね。若い人にとっては確かに物足りない部分もあるのかな?

 一生忘れられない味…という程でもありませんが、同じ県内にあったら2〜3ヶ月に一度位は通ってしまう、そんなラーメンでした。

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▼2015年09月16日

Bromptonで安宅水軍の里へ【関西旅行編:1】

R0325573.JPG 東京から新幹線のぞみで京都、そこで特急くろしおに乗り換えて、やってきました南紀周参見へ。ま…周参見の方は特急停車駅の関係上のオマケだったりして、本来の目的はこの西隣にある日置町です。
 私は以前から熊野水軍に興味を持っていて、特にその中でも、中世の時代に熊野から瀬戸内海までの支配圏をもっていた水軍「安宅」一族については、一度彼等の本拠地である日置川下流にある安宅本城跡を見てみたかったというのがあります。

 しかし、南紀は東京からだと遠いですね。東京駅始発の新幹線のぞみに乗って、特急くろしおに乗り換えて隣町の周参見駅に着いたのは、11:51。およそ6時間近く電車に揺られていたことになります。
 さて、周参見は周参見で興味深い場所もあるのですが、実のところそんなに時間もないので、早速隣町である日置町へと移動。ルートとしては海沿いの国道と、かつての熊野古道仏坂沿いの道である山間のルートがあり、迷うことなく山道を選択!峠の標高は265mで、当然海からなので比高も265mあります。

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↑駅をでてすぐにこんな山がそびえていて
心が折れそうになりますw

 南紀って、全ての土地が山に分断されているんですよね。結構険しい山が海沿いまで達していて、その間に河川で削られた平地がある。かつて…といっても明治時代辺りまで、この辺りの物流はもっぱら水運であり、力業で切り開かれた鉄道と海沿いの国道42号線を除けば、それ以外の横の交通網はとても貧弱だったりします。今回の仏坂ルートも、国道を避けたルートとはいえ結構な山間路で、鉄道と国道が寸断されるとこの地域本当にヤバいんだろな…って感じ。

 なんてことを思いながら、坂道をえっちらおっちら登ります。なんかねー、この当日はあまり体調良くなくて、周参見駅に降りた時から、ちょっと面倒だなぁ…なんて思ってたんですよね。そのせいか登りがとても辛かった。でも、頑張って無着脚で峠のてっぺんまで登りましたよ。

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↑峠を登り切って少し下った所。
山のずっと先に日置町があります。

 何か体調悪いな〜なんて思いながら頑張って登って峠を下って、日置町市街に入ったのは、13:00前。何だかんだで走り出してから1時間経ってないんだなぁ。さて、ここからが今日の旅行の本番です。

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↑安宅城跡…と呼ばれている場所。
民家の石垣はかつての城跡と言われています。

 水軍といいながらも、この場所は日置川河口から1〜2km登った場所にあります。現代の常識で考えるとやや不思議ですが、海沿いの熊野灘に直接面した場所よりも、海から少し奥まった場所に拠点を置いた方が、海が荒れているときも安全に船を待機させられますし、気象によって入港できないなどのリスクも減ります。またなにより、この一体の平野から日置川河口まで水の流れがほぼ止まっている上に、周辺には勝山城(本エントリ1枚目の写真)などの山城も築きやすく、防衛拠点的にも優れた場所です。勝山城より少し下には川の中州が広がり、この辺りが商業の中心だったんでしょう。また、それより上の日置川上流からは、船の材料となる良質な材木の調達も用意であります。

 現代社会の視点で見ると、この地域一帯は中央から切り離された辺境の地ともいえなくもないですが、かつての水運社会時代の日本においては、熊野灘を越える風待ちの場所としても最適だったことがわかります。
 これらの実感は、やはり現地を見ると違いますね。本を読んで知識として知っていても、その場所のリアルを体感すると、当時の人の動きが目に見えるようで、とてもワクワクしていました。

 さて、ついでに日置川も少し坂登ってみます。名前は忘れたのですが、この上流数キロ先には渡し場があるそうで、正直観光地化された渡し場にはあまり興味はなくても、この川の流れにはとても興味がわいてきました。
 安宅城跡から川沿いを上って、JR日置駅を過ぎた辺りで川はだんだんと清流の雰囲気になってきます、しかしこの川の水はすごいな…これだけ大きな川なのに、水の濁りもほとんどなくて、とても清らかな青色をしています。これはアレだな…今風に言うと「意識高い系の川」ともいえるなw。この川の規模の大きさで、この綺麗な水は、なかなか本州では見ることができませんね。

 川を数キロ遡ったら、ここからは消化試合w。
 日置川を海まで下って、海沿いの国道42号線を北上。夕方6時前までに紀伊田辺駅に戻らないと、予約していたホテルに帰れません(帰れないは大げさでも、22時過ぎになってしまう)。走っていて大して面白くない国道を、坂登ったり下ったりしながら走ります。途中「太平洋岸自転車道」というサイクリングロードがあったので、海沿いを景色良く走れるのかなと思ってそちらに行きましたが、考えてみれば国道でトンネル通した山をトンネルナシで越えるルートのため、無駄な体力を消耗するだけでなく、海沿いとはいえ道の左右は樹木で覆われていたため、単に薄暗くて景色が悪い不気味な峠道を余計に走っただけだったw。

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↑太平洋岸自転車道。太平洋全然みえない上に
「マムシ・スズメバチ・ダニに注意」とか、注意しようもない注意書きがあった。

 ま、国道42号線はそれなりにいい景色ではあったのですが、ブロンプトンで走っていてあまり面白い道でもない。大型トラックとかそれなりに通りますし、歩道がないトンネルも沢山あります。
 ちょっと退屈だなぁ…と思った辺りで、景色が急に開けて平地が現れ、紀伊白浜へ。そこからは内陸部を通って、紀伊田辺まで、無事17:30頃に到着しました。ちょっと速かったので、特急で帰りました。今夜は和歌山市に宿泊です。

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↑紀伊田辺市街も時間があれば巡ってみたかった。
RICOH GR / LG Nexus5


▼2015年09月12日

AppleWatchにスタンドを

P9120104.JPG 最近では腕に付けていると、羨望のまなざしというより「ホントに便利なの?」とかいう質問の方が多いAppleWatchですが、少なくとも私はかなり便利だと感じているのです。

 バッテリが思ったよりも保たない…と言われてはいますけど、私は寝るときに時計をしない派なので、そこも問題ありません。寝る前に(つか実質帰宅してから)充電を始めますので、日中バッテリが切れて困ったという事もまだありません。

 ということで、毎晩の充電がちょっぴり楽になるアイテム、充電スタンドを買ってみました。毎晩ケーブルを引っ張り出して背面にくっつけるよりも、スタンドがあればサッと引っかけるようにして置くだけなのでとても便利。つか、AppleWatch購入した人は何らかのスタンドは用意した方がいいよ。

 選んだ製品は、この手のスタンドとしては定番とされているSpigenの製品ではなく、どことなくそれのパクリ臭が漂うNiccou製。というか、初めはSpigenのスタンド買おうと思ってカートに入れたのですが、ちょっと席を外して数時間後に戻ったら値上がりしてた…。ムカついたのでw似たような製品で安いの無いかなと思ってNiccouの製品を見つけました。しかし今見ると安いなオイ。自分が注文したときはせいぜい3割引程度の価格差しかなかったのですが…。

 本体はアルミ製、使用に関しても特に問題のない品質で、マグネット式の充電ケーブルも問題なくセットできました(SpigenもNiccouも充電ケーブルは同梱されてません)。あとは製品写真のように本体を引っかけるだけ。きちんと充電されます。
 その他Niccouの製品には、プラ製の透明保護ケースが付属しています。こんなモン使わねーよ…といいつつ、AppleWatchを腕にしてアウトドア系の運動に行くときは装着したりしてます。単体だと買わないアイテムなので、まぁ、便利かなと。

 9月16日にリリースされるWatchOS 2では、充電中横置きでも画面が表示されるナイトモードが実装されるようですが、にしても何らかのスタンドはあった方がいいと思いますよ。意外と毎晩ケーブル引っ張ってきて裏面に装着するの、メンドクサイです。

OLYMPYS XZ-1


▼2015年09月08日

Bromptonに小径車便利袋を

IMG_6371.JPG 私が乗っているブロンプトンのサドルには、純正のカバー&サドルバッグのバッグを装着しています。このサドルバッグ、ブロンプトンの輪行用カバーの付属品なのですが、容量にかなり余裕があり、私はカバーの他に、形態工具と作業用のウエス&軍手、固定用ベルト(輪行時に手すりに車体を固定する用)、それに駐輪用のワイヤー錠を入れています。

 カバーの付属品バッグなのに、これだけ容量に余裕があるので結構便利に使っていたのですが、さすが5年以上使うと色々とヤレてきまして、シートポスト固定用のベルクロは粘着力が無くなってきたし、袋のクチにあるゴムベルトも緩んできてます。そのせいか、最近乗車中に中の荷物が飛び出したこともあり、新しいサドルバック買うかなと。
 本当はこのカバー&サドルバッグの「サドルバッグ」だけ売っているといいんですけどね。

 そんな要望は私の他にもあるようで、rin project というブランドがその名も「小径車便利袋」という製品を発売しています。まさにカバー&サドルバッグの代替品のようなスタイルで、お値段も税込3,000円チョイとリーズナブル。正直見た目もチープですがw、私の場合、サドルバッグは駐輪時もそのまま放置しているのでこの手のカッコイイ高級品だと困るんですよね。

 さて、どうせなら実物を見てから買いたいと思い、この前の土曜日、台東区の河童橋にあるリンプロジェクトの実店舗へ出かけてきました。私が買った安い布製以外にも、高級感がある合皮やターポリン製のバッグもあったのですが、ま、安いので問題なかろうと、写真にある赤いバッグを購入。さっそく店に出てブロンプトンに装着してみました。

 使ってみると、容量はカバー&サドルバッグよりもやや小さ目。ただ元から入っていた荷物は全て入りましたので、実用上は問題ないかと。頻繁に中のモノを取り出していると、フタを固定しているベルクロが劣化しそうですが、ま…また数年後に買い直せばいいでしょう。というかこの製品、長く作ってくれているといいのですが。
 生地はカバー&サドルバッグよりもちょっと薄めなのかな。シートポストに固定するベルクロはプラ製のOリングが付いていて、ベルトを折り返してしっかりと固定できます。もっともこれはしっかりしていると感じるか、折り畳み時に面倒と感じるか評価が分かれるところかもしれません。

 値段も手頃なので、見た目はそれなりにチープではありますが、だからこそ自転車に付けっぱなしでも問題なさそうな上に、更にブロンプトンで純正のカバー&サドルバッグを使っていた人は、バッグの代替品としてとても便利な製品だと思いますよ。

iPhone 6 Plus


▼2015年09月07日

Bromptonにエルゴンつけた

IMG_6376.JPG 以前装着したブルックスのグリップですが、5年以上使うとさすがに汚れてきたというか、最近ではコルクの部分が汗とか手垢とかでベタついてきてちょっとキモチ悪い。
 あと、ここの所の体力低下のせいか「このグリップ堅すぎるかも」と感じていたところなので、少しヤワ目のグリップは無いものかと探していたのです。で、結局の所ブロンプトンでは定番とされるERGONを選択。これもブロンプトンでは定番モノで少し敬遠していたんだけど、定番には定番なりの良さがあるのかも、と考え直しました。

 サイズはショートのSサイズ、色はコルク色を選択。商品には「バイオコルク」とか大層な名前付いてますけど、単なるコルク色のゴム製です。

 自分のブロンプトンは柑橘工房謹製のハンドルに付け替えてるせいか、長さはショートサイズでピッタリでした。写真では長さに余裕あるようにみえますが、裏側は旧タイプブレーキレバーの固定プラスチックギリギリ…ロングサイズだと確実に余ります。エンドキャップがきつくてはめるのにちょっと苦労しましたが、特にトラブルも無く装着完了。早速試乗してみます。

 初めてのエルゴンなので、グリップの角度が気になるところではあります。走って止まって再調整みたいなことを数回繰り返して写真くらいの角度に落ち着きました。握り心地はどうなんでしょうね…今までは丸いグリップだったので、ちょっと違和感感じますが、そのうち慣れるでしょう。長時間乗ったときの披露についてはまだわかりません。想像してたよりも堅い握り心地でしたね。

 グリップをこの角度にすると、折り畳み容積がちょっとだけ増えますけど、実用的には問題ありません。

iPhone 6 Plus


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