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▼2016年04月25日

Webページ見るのってタダが基本でしょ?

 このようなまとめを見て色々思い出したので…つい。

 日本のweb広告はいい加減「どうやったら間違えて押すか」をやめろ!→みんな同じ事思ってた!

 昨今のPCの迷惑広告は、画面の大部分を専有したり、モーダルウインドウ系のものでなければ、視界に入ってもあまり気にならなくなった…というか慣れた。こんなもんかなって。

 ただ、自分の場合は一応PCとスマホ全てにAdBlock Plusを入れて余計なトラフィックは停止してますし、それとPCについてはFlashブロッカーも入れて、要はページに埋め込まれたFlashコンテンツは自分から明示的にクリックしないと読み込まない設定にしてます。
 これらがどの程度効いているのかはともかくとして、いくら光ケーブルブロードバンドの時代とはいえ、必要のないコンテンツのトラフィックを発生させるのは気分がよくない。

 で、この手のコンテンツブロッカーにはには賛否両論あって、まぁ否の側は100%近くWebコンテンツを作る側だったりするんですが、つまり…

 多くのWebサービスは広告で収益を上げ、ユーザーが無料で利用できる仕組みを採っている。だが広告がブロックされてしまうと、得られるはずの広告収入がなくなってしまい、ビジネス上大きな問題になる。

 Web広告を非表示にできるiOS 9の「コンテンツブロッカー」 Appleの狙いはなにか?:ITmedia

 ということだそうで、分かりやすく言えば「Webページに広告表示がなくなるとお金稼げなくなるからコンテンツブロックとかマジ辞めて!」という事になるわけです。ま、自分もWebを作る仕事で生活してますので、その理屈はよくわかります。

 ただね…リンクは貼りませんが、一部意識高い系…っていうのかな〜?あるいは資本主義の奴隷みたいな人達が「コンテンツブロックとかWebのフリーライド、ただ乗りだろ!」とかいきり立ってるのを見てると、前世紀からインターネット利用してる私には「え?そもそもWebページ見るのってタダが基本でしょ?」と思っちゃう訳です。

 ここで敢えて語るまでもないですが、そもそもインターネットは、もともと軍事目的で利用されていた分散系ネットワークが一般へ開放されたのがはじまりで、当初は大学などの研究機関が自らの研究成果や資料を公開+共有するために使われていました。もちろんデータの閲覧は無料が基本。

 そこに私達個人ユーザーがプロバイダという門番にお金を払ってインターネット接続をさせてもらっているんですよね。そして個人のユーザーが増えるにつれて「自分でホームページを作って情報を公開しよう」という人が増えて、一時期は個人サイトが花盛りになりました。
 その頃は今と違ってタダでホームページのスペースを提供する業者なんてなかったので、皆さんそれなりのコストを払って自らのホームページスペースを買い、そこで色々な情報をもちろん無料で公開していました。

 インターネットを今世紀から始めた人達の中には「どーして金かけてホームページ作って無料でせっせと情報を公開するの?」なんて疑問を抱く人がいるかもしれませんが、当時は自分から発信者にならないとそもそもネット上に情報が少なかったし、私の考えで言わせてもらうと、自ら情報を積極的に公開することにより、そういう関連情報がどんどん集まってくるから…でしょうか。

 その頃に自分で調べて知った知識をネットで公開することにより、1人では知り得なかった情報に辿りつけたり、また豊富な知識を持つ仲間、そして友達などを得ることができました。これは自分が無料で積極的に外に向けて情報を公開し続けないと絶対に得られない成果です。
 
 繰り返しますが、私達はプロバイダにお金を払ってインターネットに接続しています。なので広告をブロックしてインターネットを利用する私達が「フリーライド」扱いされるのには強い違和感を感じるのです。むしろフリーライドしているのは、それら一般ユーザーのプロバイダ料金で維持されているインフラを使って大量にユーザーを集め課金サービスを展開する側じゃないの?と思ったりしますが、まぁ…そっちについては具体的に語るとめんどくさい事になるので辞めときます。

 ただ、ハッキリいいたいことは、余計なトラフィックが発生したり、ちょっとでも目障りな表示がある以上、Webの余計な広告をブロックするのはユーザーとして当然の権利だし、そもそもインターネットの基本は無料(という言い方は違うか…ボランティア精神かな)で情報を交換し合うことであり、Webページに広告を掲載してビジネスにするのも結構だけど、それはインターネットの基本ではないということです。
 なのでそういう人達は「ネットでビジネスさせていただいてる」って謙虚な姿勢を忘れないでほしいもの。自分も謙虚な姿勢で広告貼らせていただいてますw。

 私達はWeb広告というビジネスモデルに好きで参加させられているわけではないですし、もしあなたがWebページを作る側で「タダでコンテンツ提供してやってるんだから広告くらいクリックしろや!」と考えているなら、それはちょっと違うんじゃないの?と。

 残念ながら懐古趣味を抜きにしても、インターネットが一般化するに従い、ネット上で増えた情報はノイズばかりになりました。これは単純な量ではなく有益な情報の割合が確実に減っています。少なくともWebという媒体でしか得られない情報については、確実に昔の方が入手しやすかった訳で、コンテンツを提供する側の人はゆめゆめ「自分達がWeb広告でお金を稼げるから今のインターネットは発展した」とか勘違いしないでほしいな〜と思います。ネットはみんなの力で発展したんだよ(笑)

 まぁ…目的もなくダラダラネットを眺めているときは、そういうノイズの方が頭使わずに済んで快適だったりもするんですけどね。

▼2016年04月13日

CSR検定3級試験受けてみました

IMG_7392.JPG ま…ここで書くということは、受かったから、ということなんですけどね(笑)

 最近何気にCSR系の仕事が増えているので、ちょっと知識を付けてみようかなと、先月2016年2月に開催された第3回の3級試験を受けてみました。

 事前に公式テキストを買って読んで、ネットで掲載されていた過去問を何度も繰り返し解いて…一応それなりには勉強した感じ。それなりの基礎知識はあるつもりだったのですが、問題を解いてみると知らない事も多く、やはりちゃんとした基本は勉強しないとダメですね。

 試験は4択のマークシートなのですが、割と引っかけな的なのが多くて(例えば問題で登場する法令は正しくても成立した年が違うとか)、それなりに注意して問題を読まないと間違えちゃう。

 ちなみに合格ラインは40問中8割以上なので、うち32問が正解ならOK。当日は東京会場だけで200人位受けてたみたいですが、全問正解者は4人だそうです。自分の成績は…ナイショ(笑)。一応3級合格者は「CSRリーダー」を名乗っていいみたいですよ。

 CSRについては、最近はテレビのニュースで聞く機会も増えましたし、ネットニュースでも「企業のCSR活動」が取り上げられることも増えてきました。そのため漠然とCSRについては分かった気分になっている人も多いと思うのですが(私もそうでした)、やはりきちんと基本から学ぶと面白いですね。それと、勉強後は企業のCSRリポートを見る目も少し変わったかもかも。

 この資格、まだ3級までしかないそうで、今年の秋には第1回の2級試験が開催されるようです。待望の公式テキストも今月中には発売されるようなので、入手して自分も2級、チャレンジしてみようかなと思います。

iPhone6 Plus

▼2016年04月05日

鹿嶋で謎の激痛にあう

IMG_7345.JPG とくに何処にも書いていなかったのですが、実はこの前鹿嶋に行ったとき大変な目に遭いまして…今は完治したので、メモとしてその症状を記しておきます。

1:発生前の状況
 金曜日の夜、鹿嶋の別荘に着いた私は、いつも通りオーディオをセットして買ってきた酒を飲んでという感じ。途中外にあるガスの元栓を開けてなかったことに気が付き、サンダルで家の裏手に行きます。庭にはハマナスが自生していて、踏んだりするととげとげが痛いのですが、慎重に草むらを歩きながら元栓を開いて家の中に戻ります。
 その後はいつも通り…ワインを1本空けて(笑)、適当にチーズを食べて、大体深夜1時頃布団に入ったと思います。

2:事件発生
 寝付いてから数時間、時間にして深夜3時頃に猛烈な腹痛発生!
 レベルとしては、近年体験した事がない程で、むかし腸捻転になりかけた時に匹敵するほどでした。とりあえずトイレに行こうと立ち上がりますが、何やら右足のかかとがうまく動かない。
 その時はそんな事気にしている場合でもなかったので、階段を這うように降りてトイレへ向かいます。念のためスマホをもって「これは119番もアリかも…」なんて考えながらトイレに籠もり、別に出るモノもなにもなく、ひたすら便器に座ってうずくまってました。
 これがもう…マジもんの痛みで…便所でうずくまりながら「孤独死する老人ってこんな感じなんだろうか?」とか考えちゃう程。ピーク時には大げさではなく命の危険すら考えましたよ。
 で大体30分位経ったでしょうか、ここでうずくまっていても何も出ないので、一旦トイレを出て、また這うようにして階段を上り、お腹の部分に毛布を巻き付けて布団にくるまります。しばらくすると腹痛が治まってきたのか?痛みが臨界を越えたのか、気を失うように寝てしまってました。

3:謎の激痛
 目が覚めたのは朝の8時過ぎ。とりあえず腹痛は治まっているようでホッとしつつ布団から出ようとすると、右足のかかとに激痛が走ります。そういえば前夜も痛かった気がしましたが、謎で猛烈な腹痛のため忘れてました。
 冷静になってみると、右足には全く体重がかけられないほどの痛み。痛みの種類としては鈍痛で、じっとしていれば大丈夫ですが、少し動かすとかなり痛い、体重がかかると激痛という感じ。痛い部分を見てみると、特に変わった点もなく、酔って寝てどこかにかかとを打ち付けたか?程度に考えていました。

4:長引く鈍痛
 そのうち収まるかなと思っていた痛みですが、土曜日・日曜日と全く直らないどころか、少しづつではありますが悪化している印象。じっとしていれば大丈夫なのですが、足を使おうとすると激痛が走ります。
 鹿嶋から家に帰ってふたたびかかとを観察すると、なにやらぷくっと腫れています。これは…何か虫にでもやられたのかと判断し、確か山用の装備の中に抗ヒスタミン薬があったはずだと探してみたのですが見当たらず、仕方がなくキンカン(笑)を塗ってその日は寝ることに。しかし、翌朝になってもまったく痛みは引きませんでした。

5:仕事しなくちゃ
 相変わらず激痛ですが、社畜の私としては自分の身体よりもまず仕事(笑)なので、クルマを使って這うようにして出社。幸い立ち仕事ではないのでなんとか1日過ごせましたが、これは医者に行かないとマズいかもと判断。
 ただ、こういうときに限って大事なプレゼンとかあるんだよねぇ。仕方ないので昼休みに這うようにして薬局に行き、虫さされの定番薬であるムヒアルファEXを買ってきて患部に塗布。少し効いた気がしました。

6:結果
 痛みは水曜日の朝まで続きましたが、1日3回のペースでムヒアルファEXを塗っていたせいか、水曜日の夕方になって急に何事もなかったかのように痛みが消えます。患部を観察すると腫れが収まっていたので、この部分が神経を圧迫しなくなり、急に痛みが引いたんだと思います。なんにせよよかった。

7:推察
 結局、謎のかかとの痛みと腹痛について、何が原因だったのかは全くわかりません。

 かかとの痛みについてはムカデに噛まれた症状と似ていますが、噛まれたときにある猛烈な痛みの自覚がない(酔っていたから気が付かなかったのかもしれませんが)ことと、さすがに夜の気温が4℃という今の時期、ムカデが歩き回っていることは考えにくいです。
 また、布団についても過去の教訓から、寝る前に結構念入りに虫などがいないか警戒して払い落としていますので、ムカデが潜んでいた可能性も低いです。また、ムカデに噛まれたときに特徴的な2つの噛み跡も見当たりませんでした。

 ならば、夜間にガスの元栓を開けに行ったときマダニにでもやられたのか?という可能性もなきにしもあらずですが、同じく噛み跡が見当たらないのと、夜間に噛まれたのであれば、朝の時点だとマダニが患部に付着しているはずなので、おそらく違うと思います。時期的に3月だと、確かにマダニの活動時期ではあるのですが。

 また、かかとの痛みと深夜の急性的な腹痛が関連しているのについても、もわかりません。
 しかし、アレだけの痛みは何か理由がないとあり得ない程の痛みでしたし、夜に食べたモノが悪いのであれば、下痢か嘔吐の症状があってもよさそうなものでしたが、特にそのような症状は見られません。腹痛については、急に猛烈な痛みが始まり、翌朝綺麗さっぱり直ってしまうということは、体調的なものよりも、何らかの毒素的症状と考えた方が良さそうな気もします。

iPhone6 Plus


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