MGFの故障(二回連続)
一度目は首都高速を走っている最中。金曜日の夜は仕事も終えて別荘まで一直線!〜みたいな気分で走っていると、突然後のエンジン部分から「ぶしゃー!」っと水が…、そしてみるみるうちに水温計の針が上昇。
余談だけどMGFの場合、エンジンに負荷をかけると水温が上昇する個体と、油温が上昇する個体があり、自分のFは油温計派でした。
なので自分のFは、サーキットでぶん回しても水温計は中央よりちょっと上から上がったことがなく、今回いきなりレッドゾーン近くまで針が上がるのを始めて見てビビりましたよ…あ、ちなみに油温の方は峠を飛ばしているときでもすぐ上昇します。
人によっては油温計なんて90度位から動いたことない、って人もいるんですけど、そういう人は逆に水温がすぐに上がるそうで…なんなんだこのクルマはw。
とにかく、高速道路上だったのですぐに止める訳にも行かず、数キロ走った小松川の出口で降りてすぐ近くの路肩にFを止めます。オーバーヒートの時はすぐにエンジン止めちゃダメとは言いますが、なんせ水がないのですぐにエンジンを停止(水がなくなるとエンジン冷却ファンは水温を計測して回るため、ファンも回らなくなる。)。ちょうど目の前にあった自販機で六甲の水を3L程買いましてじゃばじゃばと投入したのですが、下からダダ漏れで、こりゃダメだと近所の大き目の駐車場があるコンビニまでなんとか自走の末、夜間だったのでやむなくJAFで自宅近くまで積載、翌朝あいおいニッセイ同和損保さんのレッカー特約で港区のオートクラフトまで積載してもらいました。
で、持ち込んだ当初はFではお馴染みのウォーターポンプ破損かと思っていたのですが(修理代金およそ15万円)、調べてみるとエンジン内で沸騰した蒸気がガスケット突き破ってたらしく、エンジンガスケット、その他ベルト類全て交換でお値段合計23万円強…痛い。
つことで、国内に部品もないので待つこと1.5ヶ月。修理が無事完了し、ようやく直ったMGFで再び別荘でも行くべぇか〜と、週末の別荘生活を満喫した後家に帰る途中、国道6号線直進時にいきなりぐにゅっとハンドル取られました。
これはおかしいと思って、道をそれて付近のショッピングモール駐車場にMGFを止めると、見た目はなんともない…なんともないけど後輪が絶対怪しいと思ってじっくり観察してみると、右後のキャリパーがブレーキローターに当たってました。手をかざすと摩擦熱でほんのり暖かい…というか熱いw。タイヤバーストせんでよかった。
こりゃ自走はダメだなと判断して、ふたたびあいおいニッセイ同和損保さんのレッカー特約で港区のオートクラフトまで積載。どうでもいけど、レッカー特約って保険等級の低下もないし、1回の出動でおよそ500km!までも積載してくれるようになってたんですね。昔同じようにMGFを保険屋手配のローダーで運んでもらったときは、確か距離制限が50km位までで、JAFの20km積載と組み合わせて工場にもってったもんですが。
つことでまたまたオートクラフトさんのお世話になることに。今回の症状は後輪ハブベアリングの破損。これで4コ全てハブベアリング交換してるんじゃないすかね。
今回の修理は見積段階では15万円位行くかも…みたいな話だったんですが、実際直してみるとハブフランジは大丈夫だったみたいで、8万円程度で済みました。同様の故障は以前もやってて、その時はハブフランジ込みで7万円くらいだったのですが、メーカーもなくなったし、正規のパーツサプライヤーも数年前になくなったとのことで、色々パーツが値上がりしています。というか値上がりどころかハブフランジは本国にもないかも?と言われ、もしなかったら修理不能になっていた可能性も。
ついでに色々とパーツの供給状況を聞いてきましたけど、なかなか思わしくないみたいですね。割と消耗品系のパーツで欠品も結構出ている上に、ハイドラスフィアの件もあるし、次大きな故障が出たら、本当に修理できないかもしれない車になってきました。
今回の見積メモがJ-POPの歌詞みたいだと話題にw
« Westone BluetoothケーブルをFitear対応にしてみたのだわさ | メイン | Apple AirPods【チンアナゴ】着弾 »