ノイトリック側のケーブルをホットボンドで固定したら音変わった
つい先日、手持ちの LINN BLACKケーブルの片側を、ノイトリックのTSプラグに付け替えました。これはADI-2PROへ直接接続出来るようにするための改造。
まぁ…それはいいんですけど、ケーブルを制作して数日後、ふと思い立って、ノイトリック側のハンダ付けした部分を安全(ショートの危険とか)のため、ホットボンドで固定してしまうかと。
で、プラグのハンダ付け部分にホットボンドを流し込み固めてしまったのですが、その後音出ししてみるとどうも音が変わりまして…ベタな変化で申し訳ないのですが、音の余韻とかそういうのが明らかに消えたんですよね。
よく言えばよりソリッドに、悪くいえばちょっとツマラン音に変化しまして、なるほど…これはホットボンドではんだ部分を固定してしまったからなのかな?と。
で、同じノイトリックのTSプラグ(ステレオなのでTRSプラグ)を採用している、ULTRAZONEのPRO900付属ケーブルを見てみると、わざとなのかなんなのか分かりませけど、中身は見た目よりもかなり華奢な印象。というか普通にはんだ付けされているだけで、余計な保護チューブや固定などはされていませんでした。
考えてみれば自分が使ってるNaim Audioのプリアンプ内ドーターボードは、コネクタ部分がゆるゆるで、どうやらここをガッチリ固定してしまうと音が悪くなるなんてイギリスのフォーラムで議論されていたモノでした。実際ワザとじゃなければ、コネクタ部分をこんな構造にする訳ないって感じの緩さですしね。
そういう部分で音って結構変わるんだなと、しみじみ実感できた今日この頃。もちろん一度装填したホットボンドを取り除く訳にもいかないので、この状態でいくしかない訳だけどね。
写真は上から自作ケーブルLチャンネル、自作ケーブルRチャンネル、一番下がPRO900純正ケーブルの順。