アナログまつり2017も終盤にさしかかって参りました
私の部屋では、だいたい年に1度くらいのペースで「アナログまつり」が開催されます。
まつりといっても参加者自分1人の淋しくも切ないおまつりなのですがw、大体1〜3週くらい続いて、その前半はアナログレコードを集中的に10〜20枚程度買い漁り、後半はそれらを演奏して楽しむというおまつりです。
スタートのきっかけは色々。何となくの場合もあるし、SNSで友達が楽しそうにアナログレコードのこと書いてるのに触発されるときもあります。
で、今年はやや小規模になりそうですが、恒例「アナログまつり」のシーズンがやってきました。
思えば今の会社の帰り道って、この手のモノ買い漁るのに不便しないんですよね。なんたって帰宅経路にレコード取り扱ってるユニオンが主だった店で4件、神保町周辺にあるレコード屋も含めると、1日1件寄っても2週間程度は楽しめるのではないかと。
つことで先週買ったレコードを左上から時計回りで。
・グールド:ゴルトベルグ変奏曲
・ヘンデル:水上の音楽
・ヨハン・ショーベルト:ソナタと交響曲
・中村はるか:カーテンコール
・グールド:ゴルトベルグ変奏曲
・おまけ:ステサン別冊マイ・レコードスタイル
表紙の上坂すみれに惹かれた訳ではなく、おそらく日本のメディアでは最初で最後であろう、Regaの特集記事があったから。
ショーベルトは比較的新しく、中村はるかは新譜ですが、その他3枚は意識して古い盤を買っています。特にオリジナル盤とかではないんでしょうが、下段中央のグールドLPには「LPレコードは素晴らしい!ロングプレイ、そして高音質!これからの音楽ファンはLPレコードを買いましょう」みたいなあおり文句が英文で印刷された中袋が入っています。盤も固いのでそれなりに古いレコードみたいです。初期のグールドはモノラルがオリジナルですが、このゴルトベルグはどうなんだろ?今回購入したのはステレオ盤でした。価格はカーテンコールが新譜で2,800円くらい、他は中古で 1,000円前後です。
真剣に音質比較してしまうと、やはりLINN DSやハイレゾ音源には敵わないのかもしれませんが、それでも自宅ではCDより確実に音がいいと思います。アナログレコードが「暖かみのある音」なんていってる人はもう古い!(笑)。現代のアナログ、特にCD登場以降のアナログ機器は、情報量、解像度も申し分なく、安物でも最近のプレーヤーに買い換えるとすごく進歩してるのが実感できると思います。むしろ今となってはCDの方がナローで「暖かみのある音」になってしまったような。
それと、音の実像感みたいな部分は、デジタルなソースより、何故かアナログレコードの方がはるかに感じられるんですよね。だからレコードは聴いていて気持ちいいのかも。
ということで、アナログレコードは聴いてて楽しいねというお話しでした。今回のアナログまつりはボチボチ終了かな?
もちろん、まつり開催期間外でも、それなりにレコードは嗜んでますけどね。