死ぬまでに手に入れたいオーディオ
ちょっと前だけど、ふとそんな話題になり困ってしまいました。
昔なら色々沢山あったんですよね。でも…今はなんだろ、と思ったのでちょっと考えてみます。まずはソース機材から。
一番先に思いつくのはLINNのLP12かなぁ。これはアナログプレーヤーのLINN AXISが壊れなければ絶対ほしいとも思っていなかったのですが、壊れちゃったのでwやっぱりほしいです。困った事に一番安いセットで43万円する上に、さらに45回転が必要な場合LINGOという20万円する外部電源が必要になるので、おいそれと買えません。まぁ…リーマンやってるうちに買っておきたいですね。1度買えばきっと死ぬまで保つだろうし。
他、以前は同じLINNのネットワークプレーヤー、Klimax DSとかほしかったのですが、まーさすがに300万円は普通のサラリーマンやってる限りは無理です買えません(笑)。それとネットワークプレーヤーというジャンルは、最近PCオーディオ界隈に勢いを持ってかれてる気もしまして、昔ほど高価な機器がほしい気持ちもなくなったかなぁ。
そうそうPCオーディオもADI-2 PRO買ってから上がりな気分になっちゃいまして、他にほしい機材もあまりなくなりました。こちらは日進月歩の業界なので、数年したら別な機材ほしくなる可能性高いですが、今のところは満足中。
ではアンプはどうかというと、これも特にないなぁ。例えばクレルの初期パワーアンプを1度聴いてみたいとか、そういう欲望はありますが、ずっと使い続けるアンプとして考えると、今のNAC12/SNAPS/NAP250の組み合わせを変更したいとは思わない。あ…HiCapだけはほしいかな。ま、その程度。
スピーカーについても同じようなもので、今のところPIEGAのMaster jubileeに不満はありません。他、別な場所でCelestionのSL6si、YAMAHA NS-1 Classic使ってますが、他にほしいスピーカーってのもなかなか難しい。じっくり聴いてみたいのはアポジーのフルリボンとかね…昔は聴いてみて買う寸前までいきましたが、さすがに前後で同じ音が出るリボン型は自宅で使うには色々厳しい。
ただ、ちょっと音を聴いてみたいな…みたいなモデルはそれなりにあるんですよね、なのでハードオフとかで出物を見つけるとつい買ってしまう。そのため中古価格数万円程度の機材はけっこう無駄遣いして余計なの買い揃えてます。ただ…それもある意味興味本位で揃えてるだけで、今のところ将来に渡りメインでずっと使い続けたい訳でもない。
つことで手持ちの機材を用途別にちょっと整理してみます。
1:ソース機器
自宅:アナログ:LINN BASIK ターンテーブル→LP-12に買い換えたい
自宅:ネットワークプレーヤー:LINN MAJIK DS→これでいいかな
自宅・鹿嶋:USB/DAC:ADI-2 Pro→これでいい
2:アンプ
自宅:NAC12/SNAPS/NAP250→ほしいのはHiCapくらいか
鹿嶋:AUDIOLAB 8000A/8000P→これもこのままでいい
予備:LINN MAJIK→将来機材を処分する必要があってもこのアンプだけは残す
3:スピーカー
自宅:PIEGA Master jubilee→不満なし
鹿嶋:Celestion SL6si→不満どころか現状のベスト!
予備:YAMAHA NS-1 Classic→小型SPなのでSL6と交互に使用、これも不満なし
あれ?ほしい機材ないわ。
もちろんこれは現状の話であり、どこかですごい機材を聴いて仰天して、それがほしくてほしくて仕方がなくなる場合もあるかもしれません。ただ、これだけの時間オーディオ機材を色々買ったり売ったりすると、もう全く新しいジャンルのオーディオ機器は多分そんなに欲しがらないんじゃないかな。そんな気もします。もちろん金に糸目を付けないのならいくらでも買いたい機材はありますけど、幸い自分の人生は金に糸目だらけなので、現実的に考えると自分の中でまだ買っていない機器はLP-12くらいですかね。
そういう意味では、あまりオーディオ道の果てなき泥沼にハマっているとは言えないところで上がりに近い気分になってるので、安上がりな人生とも言えるかな(笑)。
それはともかく、ボチボチと死ぬまでに買っておこうと思う買い物は、心の中で棚卸ししておいた方がいい歳になってきたのかもしれません。