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▼2017年07月11日

SANSUI AU-α607L Extra

P7090238 自分はサンスイの音が好き…というのは、私の基礎嗜好としてずっと昔から実感していたのです。何故から、自分が一番始めに買ったCDPがサンスイのCD-α607iだったから。多分、私がマトモにオーディオ機器の音質比較をして購入した最初で最後の機器です。その後はね…衝動買いしかしてない訳だし(笑)

 ということで、SONYの TA-F333ESX IIをちょいちょい聴くようになってから、一度サンスイ同時代のアンプ、607系の音は興味を持っていて…というか、この手の国産アンプの中でもサンスイの表面がテカったモデルは一度聴いてみたいものだなと漠然と思っていた訳です。

 で…家から近くないドフでAU-α607L Extraが2万円で出ているのを見つけてしまって、安くはないなと思ったのですが、ジャンク扱いじゃないし持ち帰ってみるかな?と思って購入。ボリウムに多少ガリがあるそうですが実用上は問題ありません。むしろボリウムが少しぐらつく方が気になりますが、一応バラして確認してみると、パーツとしてはガッチリと内蔵ボリウムに固定されているようで問題ないかなと。本製品のボリウムノブはネジ止めじゃなくて圧入みたいで、前のオーナーはそれを知らずに無理矢理フロントパネルをこじ開けようと色々したんじゃないかな?今のところは正常に動いていますので、気にしないことにします。

 その他、ダイレクトスイッチやパワーアンプ切り替えスイッチでもガリが出ているようで、たまにLチャンネル出力が不安定になるのですが、スイッチを何度も回していると大体直ってきたので、これも問題ないといいうことにします。バラして清掃とかすると余計に壊しそうだし。

 SP端子からのDCチェックは、左が4mV程度、右が0.2mV程度でこれも全く問題なし。問題なさそうなので、しばらくウォーミングアップした後にメインのピエガに接続してADI-2 Proより音出しします。

 あー確かにこれはイイですね。同じ時代のアンプではありますが、SONYとは大分違う音が出ます。ソニーに比べもう少しなめらかで解像感を強調しない感じ。音場やらは相変わらずこの時代の国産アンプ同様、お団子空間ではあるのですが、そうそう…これが自分が好きなサンスイの音なんだなぁと、しみじみと聴き惚れます。
 これにCD α607iを引っ張り出して、往年のCDオーディオと洒落込みたいのですが、そちらはまだ倉庫から出せていません。週末にでもやるかな。

 まー、当然ながらNAP250には全く及びませんし、このアンプをこの先常用するつもりもないのですが、完全な興味本位としての機器購入として、こういうのも楽しくていいんじゃないかと。一応、こちらは鹿嶋行き機材のひとつとして、333ESX IIと同様に持ち込む予定です。彼の地がだんだんアンプ天国になってくるな(笑)

OLYMPYS E-M1 + Zuiko Digiral 14-54mm F2.8-3.5


▼2017年07月10日

BOSCHの IXO 5を買ってみました

P7080230 土曜日の昼下がり、ちょっと前に少し遠くのドフwで調達したサンスイのAU-α607L Extraをバラしていたら、ネジが多くて無性にイラッときて、気がついたら近所の島忠で買ってきてました(笑)

 BOSCHの電動ツールは一応こんなクラスの製品を持ってて、工作というか大工仕事にはたまに使っているのですが、さすがに自室内で使うツールとしては大きすぎてね。これをアンプやPCのネジ回しに使うと、ネジ山ごとぶち切りそうだしw。
 ということで、コンパクトな電動ツールほしいなぁ…と思っていたところ、1ヶ月くらい前に近所の♪島忠〜シャラララ〜(このCM覚えてる人いるかな?)で、BOSCHのIXO 5が売られているのを見つけて、いつか買おうと思っていたのですが、今回無事に衝動買いしたという訳。

 ちなみに売り場にはリョービのBDX-2も売られていて、販売価格は一緒だったのですが、ボッシュの方がグリップを含め全体的にコンパクト(あまり手が大きくない私だとサイズは結構重要なのです)なのと、同じくボッシュはネジの回転切り替えスイッチが前後スライド式なのが気に入って(前が閉める、後が緩めるで迷いがない)こちらにしました。他、リョービはトルクを調整するアダプタみたいなのがないみたいで、それもマイナス?ただ回転ビット取り付け位置がボディ上にオフセットされているので、棚の内側みたいなネジ締め付けるときでもアングルアダプタがいらないのは利点かもしれません。
 私はBOSCH IXO 5を選びましたが、RYOBI BDX-2もこの手のツールとしては悪くなかったです。

 さて、早速家に帰って使ってみます。

 標準で同梱されているビットは10種類。プラスが3種、ポジが2種、マイナス1種にトルクスが2種、ヘクスが2種で、普通の日曜大工なら困らないと思いますが、機械をバラしたりするには追加でビットが必要になるかもしれません。

 それと、機械バラしに絶対必要なのが前章でも触れたトルクアダプタ。これはねじの締め付けトルクを管理するアダプタで、これがないとネジが最大値4.5Nmで閉まってしまうため、モノによってはネジ山をねじ切ってしまう危険性アリ。
 ちなみに 4.5Nmのトルクって…ちょっと例えに困りますが、スポーツ自転車のカーボンハンドルをステムに取り付ける際の指定トルクが大体そのあたりかと。機械のネジを締め付けるにはちょっと強すぎますね。
 なのでトルクアダプタで締め付けトルクを管理するのですが、私が今回アンプの天板を閉めるのに選んだトルクが、最弱から2番目。その辺りだと普通の力でドライバを閉めていて「キュッ」となった辺りで止まる感じ。ただ木工用途ではもう少しトルクを強くした方がいいかもしれません。いずれにせよこれがないと、このIOX 5は実質役に立たないと思いますので、できれば値段上がってもいいから標準装備にしてほしいデス。

 というのも、このトルクアダプタって、 IOX 5標準のカッコイイケースに収納できないんですよね。ケース側を多少加工すれば入りそうですが、その際電源アダプタのスペースを加工して押し込むしかなさそう。それと今回は気にならなかったのですが、トルクアダプタを装着すると、せっかくの手元を照らすライトが使用不可になってしまうのもマイナス。これはもう少しなんとかならんかったのかな?まーライトは初めから付いてること気にしてなかったくらいなので、どうでもいいのですけど。

 本体への充電は専用でマイクロUSB端子が付いたアダプタが同梱されているのですが、汎用のマイクロUSBケーブルから充電できるみたい。自分は iMacのUSB端子から充電しました。この辺、電動ツールというよりガジェットな感じがしてなかなかよいです。試してないですけど、モバイルバッテリからも充電できるんじゃないですかね。

 で、使用感ですが、一度使ってしまうとチマチマとドライバ回してる場合じゃないですね。とにかく楽!というか、ドライバをチマチマと回すのって実は結構メンドクサイ作業だったんだなと改めて思いました。手首の負担も減りますしね。
 それと割と重要かと思ったのが、電動ツールで締め付けたねじは、当たり前ですが基本的に全て同じトルクで締め付けられているという点。これは今回みたいにアンプをバラしたりするときは関係ないと思いますが、組み立て式の家具などを組み立てるときは、製品の耐久性にも係わる割と重要なポイントなのではないかと。

 お値段 5,000円弱で必要無い人には必要ない製品なのですが、組み立て家具とか一度でも作ってみると、想像以上にラクチンで、おそらくモトを取った気分になれると思います。その際はトルクアダプタも一緒に買うのを忘れないように。上の写真はトルクアダプタを装着した状態です。

OLYMPYS E-M1 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5



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