Celestion SL-6siとYAMAHA NS-1 classics
現在別荘では二組のスピーカーが稼働しています。1つがCelestion SL6si、もうひとつがYAMAHA NS-1 classicsで、それぞれ個性的なスピーカーで満足しています。
SL6siの方は、雄大な音場と実像感のある音で、小型ながらも大型スピーカーが鳴っているかのような、ストレスがないとても気持ちの良い音が出るのですが、能率が84dbW/mと低く、アンプにもそれなりのパワーというか、駆動力が求められるため、全ての組み合わせで良好という訳にもいきません。一応別荘には、Audiolab 8000Pと、NAD 2200というパワーアンプがあるのですが、8000Pじゃないとイマイチな感じとなります。プリメイン単体だと少しモアパワーな印象です。
対するNS-1 classicsですが、こちらはもう少しアンプのパワーには寛容。能率で言うと86dbW/mとなり、単純にアンプへの負担はおよそ30%程減っていますが、それ以上に鳴らしやすい雰囲気があります。ただ音色はSL-6siと大分違い、雄大な音場や実像感よりも、適度な空間で綺麗な音を響かせる…といった趣で、特に小編成の生楽器などの曲はかなり惹かれるものがあります。
ということで、今ではちょうど半々くらいでしょうか?これらのスピーカーを切り替える割合は。午前中にNS-1 classicsを聴いて、午後からはSL-6siなんて事もよくあります。
もちろん、スピーカーの切り替えは、正面にスピーカーを二組並べるなんてヤボなことはせず、ちゃんと台の上からスピーカーを片付けて、背面端子をショートさせた上で隣の部屋に押し込んでます。同じ部屋に置いておくと明らかに音が濁るというか、使ってないスピーカーの方から変な響きが聞こえてくる気がしますので。
もっとも、簡単に出したりしまったりできるのも、このサイズのスピーカーだからできる楽しみかもしれません。