おもしろい人はおもしろいのか?
個人的に、世間でいうところの「おもしろい人」ってのが苦手で、いや…苦手というよりも、多くの場合、そういう人を「おもしろい」とは思わないんですよね。
そもそも、おもしろい人ってのは、どういう人をいうのか?と考えてみると、世間一般でのおもしろい人、人気がある人って、なんというか、その場を盛り上げるのが上手い。なので誰とでも気さくにおしゃべりをする事ができて、誰とでも簡単に打ち解けられる。つまりそういう人の事なのではないかと。
いや…全然問題ないというか、そういう人って素晴らしいなぁ〜とは思うのですが、残念ながら、私自身に関していえば、そんなに他人とおしゃべりするのが好きな訳でもないし、あまり親しくない人と一緒に盛り上がろうなんて事に興味もない。
でも、たまにお会いする、そういった「おもしろい人」は、私みたいな人相手でもちゃんと会話を盛り上げようとしてくれて、すごいなーありがたいなーとは思うのですが、なんというか、ちょっと困っちゃうなと…そんな感じ。
もちろん、私だってそんな偏屈な人間ではない(?)とは思っていますので、人と色々な情報をやり取りしたり、意見交換したりするのは好き。でも、なんというか世間一般でいうところの「世間話」にはほぼ興味がない。
私が知らない事や、私が思っていることと別な視点、違う意見など、そういう会話なら私はいくらでもできそうなのですが、単に「おもしろい人」といっても、それだけでは別に喋ることないしな…なんて思ったりしてしまうのです。
あ、そういう人のみんなからおもしろいと思われる才能は素晴らしいと思います。普段人につまらないと思われている私だって見習いたい!というのはウソですが(笑)、でもそういう特技を持っている人は、すごいなぁとしみじみ思うのです。思うのですが、別に私には興味がないな、ってだけで。
こういう事を書くと、まるで私が偏屈でどうしようもない人間かと思われるかも知れませんが(間違いではないですが)、繰り返しますが、人との会話が嫌いな訳ではありません。ただ、その場をもたせる、あるいはその場を盛り上げるといった目的の会話が苦手なだけです。
つまり、私の中では、人付き合いの優先度が普通の人よりも低いのかもしれません。なのでそういう私とは違った普通の「おもしろい人」が苦手だし、私がおもしろいと思う人は、きっと世間一般の人達とちょっと認識がずれているのかもしれません。だから友達少ないのかもね(笑)。