まっかちん.Web / アラビヤン焼きそばファン倶楽部 / ESSAY / LINK / フラットな地球 / Photography. Blog*/ 記事INDEX

« PRaT soundさんに行ってきたよ | メイン | Silky-Unit StanderdをMGFに装着 »

▼2021年05月05日

AppleのAirTagが届きました

https://live.staticflickr.com/65535/51152740634_76e63c8c1e_m.jpg そんなにモノをなくす方でもないのですが、プチ紛失は良くあります。部屋の中のどこに置いたのかな?みたいな。
 特に近年お財布について「あれ?どこだっけどこだっけ?」と探し回ることが多く、数年前から市販され始めたスマートタグは用意しておいた方がいいのかな?なんて思っていました。

 ただ、当時発売されていたスマートタグは、ほとんどの製品で電池交換も不可能な使い捨てだし、探す機能は自分のスマホ以外では、特定アプリをインストールしている人じゃないと追跡できません。となると、実質自分の身の周りでモノをなくしたときのアラーム的アイテムとしてしか使えない訳です。それで当時はタグ一枚で3〜5,000円程度したので、ちょっとねと。そんな中、漢Appleが忘れ物タグを開発中…みたいな情報が1〜2年前から流れるようになり、楽しみではあるけど価格はいかほどなのか?と気にはしていたのです。

 で、先日満を持して発表されたこのAirTag。お値段が1個3,800円と比較的安価な上、心配された電池交換も可能なので使い捨てになりません。その他アップルらしい先進的な機能が詰め込まれていますが、なんといってもこのアイテム、アップル純正の製品なので、世の中スマホがある場所にはどこにでもあるといっても過言じゃない、iPhoneでの荷物追跡が行われるわけです。はっきりいってこの母数がある限り、他者のスマートタグは勝負にならないと思います。

https://live.staticflickr.com/65535/51153060290_2af5fb07d5_m.jpg 早速4/23日の注文受付時間と同時に注文。その時注文したアイテムはベルキンのAirTagケースとAirTag4個セット。
 注文受け付け直後だったせいで、ケースは発売日の4/30日に無事到着、Airtag本体は刻印をお願いしたのでやや遅く、5/2日になって手元に届きました。その後すぐに、ケース軒並み注文後1〜2ヶ月の納期、本体も1〜2週間の納期になりました。
 本体はともかくこの製品ケースがないと実質使えないので、もう少しマシな生産計画立ててほしいですよね。

 ちなみにケースですが、ご祝儀のつもりで本体より高い(4,500円)純正レザーケースも頼んだのですが、私が注文した時点で既に1〜2週間後の納期。仕方ないなーと念のためAmazonでも検索すると、微妙にお安くなっている純正のレザーケースが納期5/1日で注文できちゃいまして、こちらはAmazonで買いました。その後5/1にAmazonから「やっぱり納期1ヶ月くらいかかります」なんて連絡が来て、仕方ないと思っていたら、5/5日の今日届きました。まぁ…ありがたいですけど。ちなみにこのエントリ書いた時点では価格は定価に戻っているようですね。

 で私が買ったAirTagを早速開封。
 本体に①〜④の刻印を入れたのは、肉眼でどのタグなのか判別つかなくなるため。刻印は公式サイトでシミュレートできますが、用意されたマークを最大4つまで入れることが可能みたいです。

https://live.staticflickr.com/65535/51151322987_79aa0704a4_m.jpg 早速使用開始!本体を覆う絶縁シートを引っこ抜くだけで電源は入ります。というか電池を抜かない限りOFFにはできません。これはちょっと不親切な気がしますという理由は後述。
 シートを抜いて手持ちのiPhoneに近づけると自動認識でペアリング。用意された名前か、自分でオリジナルの名前を付けることも可能。私は財布に入れようと思って初め「財布」という用意された名前を付けましたけど、追跡モードでの通知機能を考えると不用意に「財布」とか名前付けない方がいいかもしれませんね。他に車のキーに付けてますが、そちらはキーなので問題ないでしょう。とにかくこれでセッティングは終了。あとはアイテム無くすまで何もすることがありませんw。
 それとAirTag本体はペアリングしたiOS機器がないとペアリングの解除が出来ません。なのでこのAirTagを拾ったり盗んだりしても、本人がいないと使い回しは不可能です。

 iOS14.5端末なら基本機能は使えるのですが、更にiPhoneの11と12シリーズでは「探す」という機能が使えます。というかこのAirTag最大のメリットがコレで、紛失するまでなくとも部屋の中でどこ行ったかな?なんて状況でもそのAirtagが部屋のどの辺りにあるか探せます。
 精度は比較的高く距離にして1m程度まで矢印でAirtagの場所を示してくれますので「あれ?財布部屋のどこに置いたかな?」なんて用途には実に助かります。というか近頃私はこういう事多いんですよね。財布を落としてはいないけど、どこに置いたか(どの鞄に入れたか)忘れちゃう事って…、なんせ今では財布滅多に使わないですからね。それこそ知らずに数日財布を持ち歩いてなかったなんて事も度々あります。

https://live.staticflickr.com/65535/51159608524_568609c90f_m.jpg 電池は交換式。なんでも1年程度保つ上に、寿命が近づいてくると手持ちのiPhoneに警告がくるそうです。
 電池交換の際は、本体金属部分を押し込むようにして反時計回りに45度回すと電池ぶたが開きます。本体の金属部はツルツルしていますので、やや開けにくい。ゴムシートなどで覆ってからだと開きやすいかもしれません。もっとも本体は防水だし、簡単に電池ふた開いてもらっては困るので、それはそれでいいのですが、もしこのAirTagが手元に届いたら、一度は電池ふたを開けてみた方がいいと思います。

 さて、機能的にはこんなもんで、あとは色々遊べる訳ではないので、あまり書くこともありません。ただいくつか問題になりそうな点もあります。

 ひとつはAirTagトラッキングの問題。というのもこの製品、母艦とするiPhoneと常に移動していること前提に設計されたようで、登録したAirTagが長時間手元にないと警報が出るそうです。具体的にはおよそ3日くらい母艦のiPhoneから信号がないと、アラームが鳴り始める模様。
 じつはこれ、AirTagを利用したストーキングなどを防止する為の機能でもあるらしく、例えば登録したAirTagを追跡者のカバンにでも忍ばせておけば足取りが追えてしまいます。その人が同じiOS機器を所持しているのなら「○○さんのAirTagと一緒に移動しているようです」みたいな警告が出て追跡機能をオフに出来ます。それはそれで構わないのですが、iOS機器を所持していない場合は、およそ3日後くらいに追跡者への警報としてアラームが鳴るみたい。

 確かにアップルとしてはストーキングに利用されることを恐れたのかもしれませんけど、この3日後くらい放っとくとアラームが鳴るってのは地味に困る。
 というのも例えば車のキーにAirTagを付けている人が、電車などの公共交通機関(あるいは他者の車に同乗して)を利用して3日以上旅行したときとか、自宅に残っているキーは警告音鳴らし続けるのでしょうか?一軒家なら家族にタグの電池抜いてもらえば良いかもしれませんが(なので届いたら一度電池ふたを開けてみた方がいいと書いています)、集合住宅だと場合によっては迷惑になる場合もあるのでは?この辺、実際ユーザーが利用し始めると、機能面でのアップデートや変更が行われると思いますが、事前情報ではその点が気になりました。
 自動車の場合、整備工場に預けるときは必ずAirTagを取り外しておかなければならないかもしれませんが、多分忘れるよね、そんな事。

https://live.staticflickr.com/65535/51159060598_a1de385c03.jpg

 ヲタクらしく、車のキーにはじゃらじゃらと色々ぶら下げてます。AirTagの表面金属部分は、キーに付けて一日でうっすらとキズが付き始めてますが、そういうの気にするアイテムでもないかな。

iPhone12 Pro MAX

« PRaT soundさんに行ってきたよ | メイン | Silky-Unit StanderdをMGFに装着 »

コメントを投稿

最近のコメント

アーカイブ