AirMac Expressの日、後はダメだった(笑)
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久しぶりに早起き、目覚は良かった。今日は午前中に「AirMac Express」を買いにいって、家の音楽環境を本格的にPCミュージック対応にしてみようと思っている。そこで何故PCの外部出力端子ではなく「AirMac Express」が必要になるのかというと、ここはあまり知られていない結構重要なポイントだと思うのだが、「AirMac Express」経由で出力される音声データは、itunesの再生データのみになるということ。
つまり、普通にPCの外部出力端子にスピーカーをつないだ時みたいに、余計なビープ音などが出ないのだ。
コレは買いでしょう。ここのポイントを知っていたら、もっと早く買っていましたよ、エクスプレスちゃん。
ついでに、PCの音楽環境は全て無線化してしまおうということで、外付けHDに入れてあるiTunesの音楽データを、バッファローのネットワークHD(余計な話だけど、これらの製品は「パーソナルHDサーバー」とか、そういったネーミングにした方がいいと思う。仕組みを知らずに買うと細かい点で誤解を生じやすい)に音楽データを移す。
これで、音楽データ自体も無線で拾って、音楽データを無線出力で出力するという、美しい環境が実現する。早速フリーのコピーツールを使って中身の音楽データを全てコピー。
ここで補足、なんでわざわざコピーツールを使うのかというと、通常のHDとネットワークHDでは、フォーマット形式が違うため、WINDOWSとは禁則文字の種類が違うのだ。つまり、ファイル名で使ってはいけない文字が若干違うということ。これはネットワークHDの仕組みを知っていれば分かりやすいと思うのだが、世の中で売っているネットワークHDの殆どの製品は、LINUXをOSとして起動しているれっきとしたコンピュータで、WINDWSとは全く違うコンピュータ。コレを理解してれば、後は何となく意味が分かると思う。分からなければご自分で調べてね。
ええと、コピーツールに話を戻すけど、つまり、大量のファイルを一気にLINUXマシンに移す際に、いちいち禁則文字の警告でコピーが止まってしまっては、作業が全然はかどらないからだ。そういったエラーが出たファイルに関しては無視しておいて、後でログファイルを参照して手動でコピーすればいいという訳。文章ではイマイチ状況が理解しづらいと思うけど、実際にこういう場面に遭遇すると分かると思うよ。
まあとにかく、コピー処理をかけて近所のPC屋さんに「AirMac Express」を買いに行く。ホントはヨドとかで買ってポイントを付ければいいんだろうけど、平日はなかなか買い物に行けないしね。とにかく今日はやることが沢山あるのだ…ある筈だったのだ…。
ワールドベースボールクラシック決勝戦のプレイボール時刻頃に家を出て、5回表の日本代表イニングの頃に家に帰ってきた。早速サクッと設定して、今日はムーバブルタイプをいじって、自分のサイトもメンテして…なんて思っていたんだけどね。
まず結果からいうと、この「AirMac Express」。設定が非常に分かりにくい。敢えて言わせてもらうが、この私が設定を開始して実際に音を出せるようになるまで半日、つまり夕方までかかってしまった。
とにかく、解説書と設定ツールの文章が理解しにくいんだよね。のっけから「既存のネットワークにAirMacExpressを設定しますか?/新しくAirMacExpressを設定しますか?」。いや、よく読めば分かるのかもしれないけど、どっちをとってもどっちでもなるような文章、解説書からツールまで全てこの調子なんだよね。そして最後の難関、iTunes右下に出力先のタブを出すための方法がさっぱり分からなくて、苦し紛れにMiniStoreのボタンを押してまた戻したら、出力先のタブが現れた。こんなの分かる訳ねーっつーの。なんというか、非常にアップルらしくない、ユーザーに優しくない製品だった。おかげで、こんな事やってるだけで貴重な休日が一日つぶれちゃったよ!
まあ、苦労して設定さえ済めば、後は特に問題はない。音声出力はポータブルCDでお馴染みの、アナログ/光デジタル共用のミニピン仕様になっている。テストではアナログ出力でLINN MAJIKにつないだのだが、どうせならデジタル出力もやってみたいよね~、と思って久しぶりにオーディオアルケミのDAC-in-The-Boxを引っ張り出す。ちなみにこれらの製品、なんのことか分からない人は、適当にググってください。多分過去の私のサイトが出てきます(笑)。
アルケミのパワーステーション1~3まで揃えてるなんて、日本でも私くらいなのでは?なんて思いながら、パワーステーションの3を探したのだが、1はあっても3は無い。2はあるんだけど、大がかりになるので面倒。仕方なくパワーステーションの1で試してみた。う~ん、やっぱりデジタル出力の方が全然いいね。こういった小回りのきくD/Aコンバータをコレクションしておいて良かったとしみじみ思う。
というところで、一回部屋を出てお出かけ。近所のストアに夕飯の買い出しに行った。ついでに久しぶりに地元のCD屋に寄り、何かCDを買いたくなってしまう。別に何か欲しいものがある訳じゃないんだけどね。ただ何となくそんな気分になることもあるでしょう。
つことで買ったCDは「奥 華子/やさしい花の咲く場所」というアルバム。この人丁度一年くらい前、立川の高島屋前で路上ライブやっていて、その時は正直言って全然繁盛していない雰囲気だったんだけど、私はその優しい歌い方にちょっと心惹かれたのも事実。そうか、メジャーデビューできたんですね。おめでとさんです。
家に帰ってきてから夕飯までの間、早速部屋の片付け…といっても、散らかっているモノをとりあえず重ねて部屋の隅に押し込むしかないんだよね。もう根本的に収納スペースがないので、何かどか~んとまとめて捨てないとなぁ。
ちなみに私は蔵書を捨てない(捨てれない)人間なんだけど、過去に一度だけ大がかりな書籍処分をやって、その時処分してしまった本は、今では入手困難になったモノばかりで非常に悲しい思いをしている。当時の私に見る目がなかったといえばそれまでなのだが、おかけで今の私は、本を捨てたり売ったりすることに非常に抵抗があるのね。だから結構な部屋のスペースと奥の院、1階の倉庫などは私の本で埋まってしまっていて、家族からもクレームが来ている毎日。
この分だとあと半年で布団を敷くスペースもなくなるのでは?なんて心配もチラホラ…。結局強引に片付けましたけどね。とても人を呼べるような状態じゃないとはいえ。
しかし、こういった作業中にiTunesから流れる音楽というのは実にいいもの。作業をしながら「お、またこの曲かよ」とか「この曲懐かし~」とか、全然退屈しない。さすがだよね。もちろん音は少し劣るけど、真剣に音楽聴きたい時は、CDPでしっかり聴けばいいんだし、音楽の楽しみ方が広がったという点では実に素晴らしいソリューションだ
こういったことをやり始めると、かつてのオーマニ時代の血が疼くのは仕方ないのか、当初めんどくさいと言っていた、アルケミのパワーステーション2を引っ張り出してきた。それに自作のインライン電源ケーブルとアウトライン電源ケーブルを装着。昔は色々やっていたもんだ。
んで、結果なんだけど、こんな事をやってしまうと、確実に音が変わってしまうからオーディオってのは嫌になっちゃうんだよな。コレはもう、ソースが圧縮音源だとか、無線による転送だとか、そういうのは関係ないのね。しっかりした電源にしっかりしたケーブル、それらの基本は、どんな音源でも確実に変化をもたらしてくれる。全てに効くとは言わないけど、一応全ての基本なんで、いい音を聴きたい人は、基本をしっかり覚えておこう。それをやるかやらないか、どこまでやるかは状況次第で考えてください。
さあて、今日は結局音楽聴きながらエンコード天国になってしまったけど、とりあえずここのブログについても何とかしないとな。分かってる人も多いと思うけど、今ーカイブ画面が変なんですよ。直し方は分かるんだけど、ちょっとまとまった時間が欲しいので、結局手は付けず。まあ、文章は読めるからいいでしょ。ちょっと下にスクロールしてくれれば問題なし。β版と言うことで、その辺は気楽につきあって下さい。
そうそう、iTunesの無線転送状況なんだけど、やはりネットワークやPCの処理に負担がかかったときには、たまに音がとぎれることがあるね。メインでバリバリに使っているマシンで同時にiTunes再生をやるというのは、ちょっと厳しいのかもしれない。
ただ、こんな風に文章書いて、ブログ更新して、メールチェックして、そうしながらCDのエンコーディングをして…なんて用途では、私のレッツW2でもほとんど音はとぎれません。実用になるかどうかといわれると、充分実用になると答えておきます。
それと、今となっては11b規格のはんぺんiBookなのだが、そちらでも充分に音楽を聴くことが出来たことを報告しておく。多分音がとぎれるのは、ネットワークの転送速度の問題ではなく、PC側の処理についての問題なんだろう。なので、古いiBookや、PowerBookを持っている人も、AirMac Expressは充分使えますよ。ただ、あまり古すぎても、iTunesの4.6以上がインストールできないとダメだけどね。
ちなみに、本当はレッツノートとiBookで、ミュージックファイル共用したかったんだよね。でも、例のWIN/MAC間の曲データ文字化け問題が克服できずあきらめました。まあ、はんぺんiBookにも、昔のiPod20GB分の曲データが入ってるしな。そっちはそっちで楽しみます。
なんて文章を書きながら、お、いまはD-Dayの曲がかかったぞ!そういえば川喜多美子のページでD-DAYの復刻版出すって話が数年前にあったけど、結局あれどうなったんだろう。それと、最近「さいとうみわこ」のインディーズCDをヤフで落札しまして、そこにWINTER-WINKが収録されているのがとても嬉しかった。今では信じられないかもしれないけど、考えてみれば10代終わりの頃から二十歳位にかけての私は、友達と小さな素人みたいなバンドが演奏するライブハウスに通いまくっていた時期もあったんだよな。みんな演奏下手くそだったけど楽しかったなぁ。あそこからビックになった人達はいるのだろうか?
さて、そろそろ「セルシン」と「アモバン」が聴いてきた頃だ。ボチボチ寝るとするかな。