映画「アロー」
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昨晩友人から興奮した様子で電話があり、「今GYAOで放送している映画「アロー」な、必ず見とけ!」と言われてしまった。
戦闘機で「アロー」と聞いてピンと来る人はなかなかの飛行機マニア。この機体は以前カナダで計画された超音速迎撃機。確か通常の離陸方法以外に、斜め上に向いたカタパルトを使って0m離陸が出来る構造になっていたはず。なんだか特撮飛行メカの発進風景そのままの戦闘機が、それもカナダという、決して戦闘機製造経験が豊富でない国で計画されていたのだ。このシチュエーションはマニア心をくすぐるでしょ(笑)。確かこの戦闘機計画は予算の関係や何やらで廃案になり、実際に飛行可能な試作機は作られなかったと記憶しているが、この計画自体の詳細は私も詳しく知らない。そうか、こんな映画が私のしらぬ間に作られていたんだね。見たいよ、これは。
ただ、ギャオのサイト見ると、映画の時間が約3時間で、公開時期が今週金曜日の正午までとあるじゃねえか。今の私の何処に平日3時間も映画を見る時間があるっつーのよ。く~っ、見たくても見れそうもないな、これは。DVDとか発売はしてないんだろうか、値段にもよるけど。買ってでも見てみたいぞ。
つことで、画像はアブロ・カナダ社「アロー」の即興スケッチ(笑)。確かこんな形の機体だったよ。ちなみにこの戦闘機の任務は、弾道ミサイル迎撃でしかないので、運動性その他は最低。思いっきり加速して真っ直ぐ飛んでミサイル撃って真っ直ぐ帰ってくるだけの性能。同じような思想の戦闘機として、MIG25があるけど、あちらも戦闘機と名前は付いていても、運動性は極端に悪かった。