ラピタ6月号付録万年筆“赤と黒”
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話題のラピタ6月号を買ってきた。今月号は事前の予告通り“赤と黒”と名付けられた万年筆が付録。去年同じく付録に付いていた“ミニ檸檬”の号は、発売当初から売り切れ続出だったそうで、今回の万年筆付きも売り切れになるのかな?なんて思いながら八潮駅付近の本屋を回ってみると何処にもなくて、仕方なくついでに行ったアキバヨド8Fの有隣堂で山積みになっているのを、一昨日5月6日に買ってきました。まあ、980円だしね。普段万年筆を使っていない人も、売っていたら買ってみてもいいと思うよ。付属の万年筆はいわゆる“中華品質”程度のモノだけど、980円にしてはなかなか面白いモノだと思う。個体差が大きいみたいだが、私の手にした個体はインクフローも良好でスラスラと書ける。せめてインクコンバータが入るサイズならもっと良かったんだけどなぁ…というのは、前回のミニ檸檬と同じ不満点。ガシガシ使う人にとって、瓶のインクとカートリッジ式のインクでは、ランニングコストが5~10倍位は違うからね。もちろんカートリッジの方が全然割高。インクの色もバリエーションが少ないしね。
この“赤と黒”。発売後、早速世の文具系ブログでは熱く語られているみたいで、中には「とりあえず5個確保」なんて舞い上がっちゃってる記事も見受けられる。【本はいらないので付録だけ下さい。お金はちゃんと払いますから】なんて言う人が「付録万年筆は文化」なんて語ってるのは悪い冗談みたいなもんだが、とにかく世のおじさん達の中には、ビックリマンチョコを買う子供と同じレベルで沸騰している人もいるみたい。繰り返しになるけど、見つけたら買っておいても損はない付録だと思いますよ。
どうでもいいけど、ラピタ本誌の方は、雑誌を中閉じにリニューアルしてから内容の低下が著しいな。物欲は確かに刺激されますが、知的好奇心はまるで存在しない雑誌になってしまいました。ま、カタログと思ってみればそれなりに面白いし、これ以下の雑誌は世にいくらでもありますけどね。