シエラカップで米を炊く
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シェラカップと米
早速下準備…といっても米を研ぐのではなく、まずは部屋でガスストーブを使うため、窓とドアを開けて換気を確保する。そして床に汚れ除けとして新聞紙を敷き、その上にこの前買ったスノーピークのテーブルをセットする。マネする人が出るといけないので、責任はとれないながらも一応注意するが、基本的に家屋の床は可燃物である。そのため床の上に直接アウトドア用ストーブを置くのは厳禁。特に畳、それよりもカーペットなんかに引火すると大変なことになる。商品タグの「難燃性」とか、そのようなスペックは信用しないこと。換気の問題、ガス漏れの問題、考えれば考える程危険性は色々出てくる。気にしすぎては何もできないが、常に危険は認識しておくように。
水につけた米
まず、米の量はシエラカップ七分目程度。参考サイトでは0.5合と書いてあるが、今回はほぼ一合…0.8~0.9合位炊くことにした。まずは下準備として米を研ぐ。もっとも米を研ぐのは自宅にいるからであって、屋外では別に米は研がなくても食べられるし、また無洗米というモノもある。環境にいいらしいから、普段使いの米も無洗米にした方がいいのかな?ただ、無洗米は地方でなかなか手に入れられないので注意。出かけたときは、他の食料は地元商店で手に入れるにしても、無洗米だけは都市部で仕入れてきた方がいいと思う。
話がずれたが、米を軽く研いだ後、水を米が沈んだ位置から2センチ弱の高さまで入れる。そしてしばらく放置して米に水を吸わせる。この工程は重要で、ここを省略したおかげで、私達は何度も芯の残ったご飯を炊きあげた。水につけておく時間は適当…というのもいい加減すぎるので、米が白濁するのを目安にすればいいだろう。ちなみに時間的には30分前後が一番おいしいお米が炊けると言われている。家庭で炊飯器を使っている人は、この手順を知らない人が多いみたいだが、炊飯器を使っても米の浸け置きは効果的なので、是非試してみて欲しい。そして今回の場合米が白濁するまでの時間は…わかんないや、てきとーだった。
FGS製シエラカップ蓋
で、待ってればいいんだけど、それでは面白くもないし、実際に米だけでは食事にならんだろうと思い、もう1枚のシエラカップフタでおかずを作ってみることにした。早速冷蔵庫を漁ってみると丁度不正ダウンロードで有名なwinny…いや違った、ウインナーで有名なウイニーが出てきたので、これを使う。ナイフでしっかりと切り込みを入れ、バター少量をシエラカップフタ…ええい面倒だ、この先はハロキャップと呼ぶことにします!に載せて、ストーブであぶる。
炊けた!銀しゃりだ!
ご飯はとてもおいしそうに炊きあがっていました!バッチリです、いや、実はほんのちょっとだけ表面の米は芯があったのだが、内側の部分はバッチリ!米好きの私から見ても、結構つやつやしていておいしそう、さっそくいただきま~す!
ちなみに写真で米の上に載っているものは、銚子三十商店のひしお。ご飯と食べるにはとてもおいしいんだけど、この量に写真のひしおはちょっと多すぎだった。水をがぶがぶ飲みながら、ウインナーをひしおにつけてご飯でいただきました。まいう~です。初めてで適当にやったんだけど、大成功でした。ね、だから、ごはんなんて適当にやれば簡単に炊けるっていったでしょ(笑)。
結果として、シエラカップでの米炊きは充分実用になるということが分かった。こんなに簡単なのに、アウトドアショップでは“簡単に炊ける!”事を売りにしたフリーズドライの米があんなに多いのは何故だろう。意外と時間もかからないし、大がかりな装備も必要ないので、もしこの先登山に行くときは、米を持つのを忘れないようにしよう。
シエラカップ一杯分だと、量は一日歩き通しだと少く感じるかもしれない。でも、キャンプの夜は長い。足りなきゃもう一回米を炊いて食べればいい。ただ、おかずとしてふりかけとか、今回みたいなひしおとか、そういった塩物があるといいかもね。さすがにウイニーを二回焼くのは面倒そうだし。ちなみに運動した後は、塩気が多目の食品を食べるとバテにくくなる。
他に登山やキャンプで調理する炭水化物系の食品として、パスタを選択する人が多いが、私の今までの経験だと、限られた装備で調理する場合、パスタ系の食品はかなりの確率で失敗する。麺類は、大量の水と強く安定した火力という基本がしっかりしていないと、なかなかおいしくでき上がらないみたいだ。もちろん、インスタント食品は別。
コメント(2)
はじめまして。
ヲタクなのか体育会系なのか解からない(笑)スタイルが素敵スギます。
サイラスⅡで検索して旧HPにアクセスしましたが濃~いいっ内容に圧倒されました。これからもがんばってください。
投稿者: ヒイラギ | 2006年09月25日 17:59
どうもはじめまして!ありがとうございます。
本人はヲタでも体育会系でもないつもりなんですが、そう見えるのも仕方ないかも(笑)。
これからも、あまり期待せずに、ボチボチとご覧になって下さい。私もダラダラと続けていきます(笑)。
投稿者: よっち | 2006年09月26日 00:45