人の気持ちは金で買えるのか?
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別なブログでの話題だけど、人の気持ちは金で買えるのか?という問いは「買える」と断言してもいいだろう。
何を持って「気持ち」というかという定義はあるが、気持ちを買ったという行為を「お金を払った人に対して、金額に見合ったのぞむべく対応をする事」と定義すれば、そういう行為は普通の人達でもやっている。ある意味会社勤めなんて、企業に「自分の気持ちを売る」行為そのものではないだろうか?
あと、風俗にしたって、一定の時間内の異性(同性の場合も?)による奉仕に対して対価を支払っている訳だから、言い方を変えれば「気持ちを買った」といえるかもしれない。更に風俗の中で「キャバクラ」や「ホストクラブ」などは、基本的に行為無しの風俗であり、より純粋に「気持ちを買っている」ともいえる。
例えば、旦那が無職になったとたん離婚する夫婦もいるみたいだが、これも言い方を変えれば「旦那に金で買われていた」関係の一例といえるかもしれない。というか、案外こういう夫婦は多いのではないかとも思う。
あと、最近話題になっている夫婦での年金分割なども、旦那に金で買われている契約が終了した故の行為…なのかな。
そう考えると、むしろ人同士の気持ちに、金が全く絡まない関係という方が特殊で、多くの場合「金で買った」とまでは言えないにせよ、人間関係を媒介する媒体として、金は大きな影響力を持っているのは間違いない。
お金じゃ人の心は買えない…といった言葉が敢えて存在する訳は、そういうケースの方がかなり特殊だという事の裏返しだろう。
もっとも、私は「そういう関係がいけない…」などというつもりはない。金を多めに持っているなら、金で人の気持ちを買いまくるのも趣味のうち。それに、自分の持っている資産というのは、愉快な性格や好かれる人柄などと同様、その人を表す立派なパーソナリティーであるとも言えるだろう。
ここまで書いてから気がついたのだが、単なる友人関係…みたいなモノは、全くとはいえないにせよ、比較的金を媒介しない人間関係といえるのかもしれない。なるほど…友人は大切にしなくちゃね。