CONTAX SL300R T*
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中古で状態がイイモノを見つけたので買ってしまいました。私の知り合いで二人程このカメラを持っている方がいるのですが、いつも見せてもらう度に「いいなぁ~」と思っていたのでした。なんでかって、まず圧倒的に薄い事、薄型の割にレンズユニットを回転させる構造なので使いやすい事、起動が速い事、それになんたってカッコいいじゃないですか…はっきり言ってそこに尽きるんですけどね(笑)。
付属品はほぼ完備。なかった付属品は「外箱」「ソフトウェアCD-ROM」「純正ストラップ」のみ。他は全て付いています。ストラップ式のCONTAXロゴ入りレンズクリーナーも、おそらく未使用な状態で付属していました。
他購入時の問題点は、この個体のみ、何故かバッテリの消費量がやや激しいみたいとの事。何でかな?と思って設定画面を見たら、液晶のコントラストが最強な上、バックライトも最強の設定に…。コレなら仕方ない、というか、コレなら大丈夫そうと思って、念のためダメだった際の買い取り価格を確認した上で購入してきました。
ついでに付属の純正バッテリは死んでいたので、すぐ近くのショップで中国製互換バッテリを購入。何故か純正の容量780mAhに比べて600mAhしかなかったのですが、1,000円ちょっとだし間に合わせにはいいかな…と思って。
で、そのバッテリを使用してほぼ1日撮り歩いたのですが、合計120枚程度撮って、バッテリメーターが1つ減ったり増えたり…という塩梅。これとは別に大容量バッテリも注文したので、とりあえずこの2本を使えば当分大丈夫そう。それに大容量バッテリの方は、噂によると500枚以上撮影できるそうなので、コレ1本あれば、日帰り用途ならら分大丈夫。ちなみに純正バッテリは新品の状態でもかなり保ちが悪いそうなので、このカメラを持っている人は、是非純正互換大容量バッテリの注文をお勧めします。
写りに関しては、なかなかなんじゃないかなという感じです。なんせかなり古い機種なので、過剰な期待はできませんが、ここのブログにアップするくらいの写真撮影には充分な性能。つか、最近の1,000万画素機とか、逆に大きなデータ量をもてあましてしまう感もあるので、この程度で使い勝手が良くてカッコいい機種の方がいいかなと思います。コンタックスらしいというか、T*らしいというか、青空は比較的こってり写って、私的にはなかなか満足です。
当時のカタログを参照してみると、キャッチコピーは「その瞬間は、もっと鮮やかでなければならない。」となっています。
機能的特徴として、画像処理システムに「R Tune」というシステムを搭載し、毎秒3.5コマの連写が可能というのがウリみたい。正直「コンタックス的」にはどうでもいい機能だと思いますが、こういうちぐはぐな部分もウリにしなければならない程、当時の京セラは焦っていたんでしょうね。もっともこの後継機種をリリースした後に、京セラはデジカメ事業から撤退してしまう訳ですけど。
これで、私のコンタックスのデジカメコレクションは、U4Rを残すのみとなりました。こちらについてはあまり興味はないので、よっぽど安く売っているのを見つけない限りは入手しないと思いますが、ラスイチと考えてしまうと、そういう心境だけでちょっと欲しくなっちゃう。
写真は昼下がりの神南にあるカフェで撮影したSL300RT*。ちなみに撮影したレンズもCONTAXというのがなにやら(笑)。
余談になりますが、ハウエルのカフェで飲んだアイスの緑茶もとてもおいしかったです。席には上質なブランケットも備えられていて、なかなかいい雰囲気でしたよ。