Carl Zeiss Tessar 45mm F2.8 T*
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いのうえさんから借りた、ヤシコン用ツァイスレンズ。いわゆるパンケーキ型で非常に薄く作られている。
テッサーといえば、1902年にルドルフ博士が発表したトリプレットレンズ永遠の名作…というか、写真用レンズがここまで安価に大量に出回っているのは、このテッサーの発明の為と言っても過言ではないかもしれない、光学史上極めて重要なレンズ。
残念ながら、構造上F値をあまり上げられないので、一眼レフ用単体のレンズとしては数が少なくなったが(ニコンのパンケーキ40mmも確かテッサータイプだった)、ガラスの数が少ない(3群4枚)ため、像のヌケがよいとされ、今でもファンが多い…のかな?
早速E-410に装着して使ってみました。絞りは確かF5.6だったか8だったか…。この空の色はまさにツァイス的ですね。こういう青ってなかなか他のレンズでは出ないし、逆に手元にある戦前のセミイコンタ(レンズはテッサーの75mm F3.5)でもこんな空の色が出るんだよね。デジカメだからこういうレンズの個性って均一化されると思っていたんだけど、やっぱりテッサーはテッサー…というか、ツァイスはツァイス…というか、そう思いこんでいるだけなのかもしれないけど、まあ、それはそれでいい。
今は借りている最中なのでとりあえず使わせてもらうけど、このレンズ返却したら、絶対に私も中古で買ってしまうと思う。想像以上に素晴らしいレンズでした。
|Carl Zeiss Tessar 45mm F2.8 T*|
コメント(2)
テッサーは4枚だよ〜ん。名前の由来がtetra(ギリシャ語で4)だからねん。
投稿者: いのうえ | 2007年12月03日 09:59
あれ?失礼しました。
寝ぼけて間違えたかな。テッサーの構成図は頭の中ですぐに思い浮かぶ位なんだけど(笑)。
後で修正します。
投稿者: よっち | 2007年12月03日 12:29