レジ袋廃止論とスーパーマーケットでの万引き
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個人的に、世の「レジ袋廃止論」にはあまり賛同できないのだが…。
レジ袋のもう一つの効果として、購入証明の代わりになるという点もある。逆に言うと、従来はその店舗のレジ袋を持って売り場をうろついている事は、いけない事ではないにせよ、何となくちょっと注意…みたいなサインもあった訳だ。
それが、みんなエコバッグを持ち歩いて売り場をうろうろしたら…まあ、監視の手が行き届かなくなるのも仕方ないよね。逆に捕まっても「さっきお店に来たときに買ったもの、レシートは捨てた」とか言い張られたら、どうしようもないのではないか。POS管理している商品ならともかく…。
レジ袋が環境に与える影響と、それを廃止する事による効果がいかほどのモノなのかはしらないが、それを実現するために別な部分でコストアップや環境への負荷がでてしまっては意味がないかなと思う。
あとね…根本の問題として、この「万引き」に対する世間の目が甘すぎるというのにも問題があるのではないか?主犯の層が主婦だという事もある様だが、痴漢などの犯罪とくらべると、あまりにも犯罪だという認識がなさ過ぎる。
たまに夕方のニュースで「万引き」のドキュメントを放送していたりするが、捕まえても反省したのでそのまま釈放…温情あふれる店長の人間性…などといったオチが多すぎだ。こんな馴れ合いは止めて、万引き犯は初犯だろうと常習犯だろうと、氏名顔写真入りでメディアに公表の上、きちんと刑務に就かせるべきではないか。
性犯罪同様、万引きも再犯率が多い。が、万引きの場合捕まっても罪らしい罪にならないし、各警察間でデータのやりとりもほとんどない(警察に捕まって調書を取られても、その地域外の警察に捕まった場合はほぼ初犯扱い)。
厳罰化が正しいのかどうかは別にして、世間の万引き犯に対する甘さというか緩さはいったい何なんだろうと、いつも感じている。