サセ子
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昔、まだ働いていない頃、女友達でいわゆる「サセ子」みたいな人がいて、その娘が何故か私に結構な男列伝を聞かせてくれるのと、昨日は「○○君を部屋に連れ込んだ」とか、自慢気に語ってくれたりと、なかなか不思議な関係を保っていた友人がいた。
部屋にも何度か遊びに行ったんだけど、「ベッドで寝てていいよ」といわれて、机の上にあったベッドでおとなしく寝させてもらったりして、うーんこのベッドで数々の戦いが…なんてちょっと考えたりしたけど、あまり気にせずすやす寝させてもらったな。
「今付き合っている彼」とか紹介されて、3人で遊びに行ったりとか、今にして思うと本当に不思議な関係だったと思うが、後になって考えてみると、彼女のこの男に対する貪欲さも、男に対する真剣さ故のものだったんだなと思う。
考えてみれば、当時も今も、この娘に対して全く嫌悪感を抱いていないというのが、後の私自身の女性観に大きく影響しているんだと思う。
そして、世の男達がリアルで付き合う女に対して、過剰に「清純さ」や「処女性」を求める(ように見える)のというのも、あまり理解できなかったりする。病気は困るけどね。
ちなみにその娘は、今でもその彼と幸せな結婚生活を歩んでいるみたいです。一度本気で好きになりかけたというのは内緒だぜ(笑)。