「予告.in」はもう限界
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もはやまともな世界ではないな。
「犯行予告を共有するサイト「予告.in」はもう限界に達している」:ギガジン
この動きについて、あまり詳しいことは知らないのだが、このサイトに批判的な連中も、また「しかし現実には無意味な通報が多く、地道に通報していた頃の方がまだマシだったのではないか?という状態です。」と書いているギガジン編集部の意向もわからん。
ましてや「あたかも犯罪発生の危険があるかのように危険性を作出しているのは管理人です。他人の行為を奇貨として自らが犯罪行為を行っている事例です。」っていうのは、私のオツムでは理解不可能。それこそ善意の上での「警察への通報」を「犯罪行為」と解釈できる飛躍が判らん。
実際、管理人は、このサイトから大量の通報がある件について、警察ともやりとりをして確認しているみたいだしね。
警察だって、通報された情報に対して、全て馬鹿正直に動いているわけでもないだろうし(法的には通報があると対応しなければいけないという原則があるが、原則外の事項もたくさんある)、こういう風に大量な情報が送りつけられることにより、警察組織でのネット犯罪に対する意識改革…具体的に言えばリソースの拡張などが進むのなら、私たちにとってもいいことではないかと思う。
つうか、小女子の件にしたって、どう考えても確信犯だろ。こういう馬鹿共は見境なく検挙する方向で、ネットは匿名ではない、という認識を広く認識させた方がいいのではないか。
検挙されたからって、イコール犯罪者になるって訳でもないし、こういう馬鹿ないたずらを繰り返す連中は、直接警察署に呼び出されてしばらく絞られるのもいいクスリになるだろう。
本来はこの「予告in」へ送られた通報は、管理人が選んで通報ではなく、直接サイトの書き込みを警察自身分析して違法性について判断すべきではないかと思う。もっとも、この「犯罪予告」で警察が直接動くのは「殺人」「傷害」「テロ予告」などの犯罪に限るとか、ある程度明確な原則は必要だと思うけどね。
しかし…近頃はネットも一般化して、一般社会同様馬鹿も大量に増えたな…と思う。昔からネットに触っている人なら、よくマスコミが枕詞のように言う「匿名のネット空間では」などという発言だって、失笑ものだというのに。