クラシックレンズの勧め
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私のE-410はほとんどクラシックレンズ専用ボディになってしまった。
特によく使うレンズが、マクロズーマーの40mmF2.8。レンズ名になじみがないかもしれないけど、キルフィットのマクロキラーと言えば、ちょっとしたマニアならわかると思う。マクロズーマーというのは、そのブランド違いのレンズ。
私の所持しているマクロズーマーは、レンズ後玉にシミが入ってしまっているんだけど、それでも実用上は余り問題を感じない。完璧な状態なら逆光時にももう少しフレアが少ないのかとも思うが、この時代のレンズはおおよそこんなモノだ。
で、この逆光時のフレアの感触や、ピンが外れた部分のふわっとした描写、あるいはコントラストの境目に出る滲みなど…、当然現在のレンズにかなう部分は全くないのだが、何故かこれらのレンズで撮影した風景は、肉眼で見た「記憶色」に近い味わいが出るような気がして、街のスナップなどにはむしろ最新のズイコーデジタルはあまり使わず、これらのクラシックレンズばかり使うようになってしまった。
これらのレンズ、解放だと割とぼけるが、1~2段程度絞ると、ピンのあった部分はかなりシャープに写る。そのボケ部分とのコントラストもまた楽しい。
屋外でもホコリを気にせずレンズ交換ができるE-Systemだ。折角だから、マウントアダプターひとつ用意して、安いクラシックレンズ使ってみるのも楽しいと思いますよ。
ちなみに、デジタルの場合は、標準域の焦点距離より若干長目の方が、味わい深い写真が撮れるような気がする。4/3だと50mmレンズが100mmになるので使いにくい…なんて話もチラホラ聞くが、実際使い始めると100mm相当のスナップというのは、なかなか挑戦しがいがあって面白い。
コメント(2)
4/3で換算100mmは、パースが整って奇麗ですよね。確かに画角的に今までと違う部分もあるけど、新しい表現として考えれば良いと思います。ま、半分は言い訳だけど。www
投稿者: ふじむら | 2009年02月27日 21:09
確かにそうですよね。
私も自分でちょっと長目のレンズを使ってみるまで気がつきませんでした。
広角側は、もうGRでいいかなという感じも(笑)してます。軟弱なので。
投稿者: よっち | 2009年03月01日 09:28