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GR Digitalの仲間意識

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090614-02.jpg 今日のほぼ日でGR Digitalを話題にしてるね。確かにこのカメラのポジションってのは、ちょっと不思議なモノがあるよなと思う。

 まぁ、28mm単焦点で多機能ではない…という所に、人それぞれの個性が出やすいカメラというのがあるんでしょうね。あと、生産期間も長いし、高級…と言いつつ、実売価格は意外と安い、というのもあるだろう。
 いうなれば、時間が経つにつれ、同じGR Digitalを持っている人が必然的にどんどん増える訳だし、また、ある日何かのきっかけでこのGR Digitalが欲しいと思っても、金銭的、流通事情的に、いつでも買えてしまう。これは、デジタルカメラという消費財の中では、かなり幸福な事だ。こういった様々な要因が、なにかしらの「仲間意識」を育む、ってのはあるかもね。

 私の直接の知り合いでは、1人女性の方が使ってますが、やはり、撮った写真をその場で見せてもらうと、私とはずいぶん違うなと思うし、彼女の方も、私の撮ったGR Digitalの写真を見て、そう思っているのかもしれない。

 これがズームレンズ付き一眼レフだったりすると、あまりそういった感情は起きないんだけどね。特に画角が変わってしまうと、同じカメラを使っていても、出てくる写真は同じツールを使って撮影したという感情があまり起きない。
 やはり、同じ土俵の画角で勝負するしかないという清さが、個人の見ている対象の違いを如実に表現するというか…そんな気もします。

 私は銀塩の頃からGR1sを使っていますが、こういう広角単焦点カメラというのは、フィルムではなく、デジタル化されて本当に面白くなってきたと感じる。

 写真は、今日行ってきた、東京都福生市にある、石川酒造内イタリアンレストランの風景。

RICOH GR Digital

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