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PIONEER SE-405・ヘッドホン

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090713-01.jpg 私のいけない所は、何かにハマると、ついコレクター的な収集癖がすぐ出てしまうことか。

 ということで、以前近所のリサイクルショップで見つけた古いヘッドホン、パイオニアのSE405です。軽く調べててみると、1970年代から80年代にかけて製造されたヘッドホンみたいです。同じような形で、SE205から505までシリーズ化されており、このSE405は、ヘッドホンハウジングに左右に独立したボリウムつまみがあります。上位機種のSE505は、ボリウムの他更にトーンコントロールまであったとのこと。まだリモコンが普及していない時代には、重宝された機能だったのでしょう。

 音質ですが、新品状態からこうなのか、あるいは経年劣化か知りませんが、やはり現代のヘッドホンに比べるとナローレンジです。ただ、大き目のハウジングのせいか、比較的おおらかに鳴り響き、それが現代のヘッドホンとはまた違った趣になっています。ナローとは言っても、当然現代の安物ヘッドホン並みのレンジはあります。K702やPRO900とは比べものになりませんが、逆に言うとそんなレベルです。

 ハウジングは大きくて重いです。ですが、耳がすっぽり覆われてあまり不快感はありません。ただ、今の時期はちょっと蒸れますけど…。左右のボリウムは非常に軽く回りますが、タッチはなかなか高級感があります。写真ではiQubeというヘッドホンアンプを使っていますが、iPodで直接駆動しても音量は充分取れます。

 私の所有している個体は、キズや痛みがとても少なく、状態はとてもいい感じ。まぁ…アンティークモノとして大事に使っていくことにします。

 他にも古いヘッドホンをいくつか所有しているのですが、追々紹介していきますね。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro

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