BromptonにBrooksのグリップを付ける
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最近ブロンプトンのカスタマイズにハマっている私なんですが、今日はかねてから悩んでいたグリップを交換することにしました。
というのも、ブロンプトン純正グリップについて、私はそこそこ気に入ってはいるんだけど、あれ…外すの大変なんだよね(笑)。以前、柑橘工房謹製のハンドルに交換した際、純正のグリップにこだわろうと思って、なんとか純正ハンドルからグリップを取り外したんだけど、その時エラい苦労して、もう二度とグリップの付け外しはやりたくない!と強く思いました。しかし、以前からの懸念で、ちょっとグリップを外す必要があるメンテナンスを行おうと思っていて…そうなったらもう純正グリップ割いて交換するしかないなぁ…と。
で、ブロンプトンに似合うグリップを色々探してみたんだけど、結局のトコロこの自転車に似合うグリップってのは、ベタだけどBrooksになっちゃうんだよね。悔しいような恥ずかしいような複雑な心境ですが。
仕方なく、愛するブロンプトンちゃんのために、頑張って仕入れてきましたよ高価かったよママン…。今時5桁する自転車のグリップって何なのよ!と思いますが、仕方ないよね。色は黒にしました。
このグリップの構造はちょっと面白くて、革製のリングをアルミのリングで挟み込む構造になっています。この革リングはサドルなどを作った際に出た端材だそうです。だったらもう少し安くしてよ~と思いますが、両端のアルミリングがまた無駄に凝った作りになっているので仕方ないかな。
ブロンプトンについては、買ってきたそのままで装着という訳にはいかず、若干の加工が必要となります。この革リングを固定しているのが、片側3本のスポーク(ホント自転車のスポークまんま)なのですが、ブロンプトンの場合、オリジナルのままだとちょっとグリップが長すぎるため、短くする必要があるのです。
長さは中に挟む革リングの数で調整できます。一説によるとオリジナルのブロンプトンでは19枚がベストらしいのですが、私は柑橘工房謹製のローハイトハンドルに交換しているため、若干短く17枚にしました。本当は16枚でも良かったのですが、革リングを固定するスポークが、ねじ切り限界まで短くしても17枚になってしまうため、あきらめました。それでもオリジナルより結構グリップは短くなった印象です。
ちなみにスポークの切断は、ペンチなどでやると、ヤスリで表面処理をしなければ、ネジが入らないかもしれません。私はワイヤーカッターを使ったので、切断面を特に処理することなく、固定スポークにネジを入れることができました。
後は特に作業上注意が必要なモノでもないのですが、1つだけ…。グリップを固定するヘクスネジが、あまり品質が高くないというか、普通よりも柔らかく舐めやすい気がしました。ここのネジは慎重に締め込んで下さいね。
早速装着後試乗。握りがちょっと太いので、正直私としてはもう一回り二回り細い方が好みなのですが(モンベルの手袋はSサイズ買う位なので)、これは買う前から判っていたことなので仕方ありません。仕組みとして革の切断面を握り込む形になりますので、手触りはとてもいい感じです。ただ、構造上どうしても、力を入れて握り込むと、グリップ面がほんの少しですが動いたりします。ま、こういう適度にゆるい感じもイギリスっぽいというか、ブロンプトンに合っているかもしれません。短時間の試乗でしたが、衝撃吸収性もそれなりにあるみたいです。
見た目はそりゃもう…反則的にカッコいいです。また、私の場合はローハイトハンドルを装着している関係で、折りたたんだ時の路面からのクリアランスが、これだけ開いていますので、折りたたんで移動させる時キズも付けにくいかなと…。このグリップのリングはアルミ製なので、結構簡単にキズがつきますよ。ま、ついたらついたで、それも味と思いましょう。
コメント(2)
こちらでははじめまして。
オレンヂジュースのハンドルに変えてはったんですね。
まあでもサイズはそんなに変わらないので
純正でも17枚で大丈夫かもしれませんね。
投稿者: A2C | 2009年12月28日 16:39
こんにちは。こちらでもよろしく!
ということで、オレンジジュースのハンドルですが、
ロットによって微妙にスタイルが違っているみたいで、
私の持っているセカンドロットは、ハンドルの長さが数センチ、オリジナルより短いんですよね。
きっと、純正なら19枚でピッタリだったんだと思いますよ。
投稿者: よっち | 2009年12月28日 23:20