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LAMY 2000 シャープペンシル

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100322-01.jpg 考えてみれば、きちんとしたシャープペンシルってのを持っていなかったのである。

 きっかけは、使っていたシャープペンシルが壊れたこと。その使っていたシャープペンシルってのが、以前「のだめカンタービレ」の単行本限定版に付属していたマングースシャープペンシルで、それはそれで使い勝手は良かったのだが、やはり所詮付録の製品。使い続けていたら、あっさりと芯をノックする部分が折れて使えなくなってしまった。
 それではと思って、別なシャープペンシルを探そうと思ってみたら、いわゆる「シャープペンシル」ってのを、ここ長い間使っていなかったのに気がついた。つまり、持っていないんですよね。

 きちんとしたシャープペンシルという意味では、私はペリカンスーベレン400シリーズのペンシルを持っているのだが、あれは芯の太さが0.7mm仕様で、使えなくはないのだが、やはり子供の頃から親しんでいる0.5mm芯とはちょっと使い勝手が違う。そもそも、太い線を使うスケッチを行う際は、ステッドラーの芯ホルダーを使うので、用途が被る。そんな事もあり、しばらく使わなくなっていた。

 これはいかんと思い、ヨドバシの文房具コーナーでシャープペンシルを眺めていたら、どうもカッコイイのが全然無くて、じゃあと思って、同じフロアにあるブランド文具コーナーで、サファリのシャープでも買ってみるかと思い、眺めていたら、その隣にこのLAMY2000シャープペンシルがあったのである。全額ポイント払い出来るし、芯の太さも0.5mm、見た瞬間即決した(笑)。2000のシャープって、昔は0.7mm芯だったような気がしたんですが、変わったのかな。

 私は普段、LAMY2000の4色ペンを使っているのだが、それに比べると重量はもちろん軽く、ボディも若干細身でなかなか良い。樹脂製でヘアライン処理がされているのも当然一緒で、4色ペンの方は使い続けているうちに、ヘアラインが無くなってちょっとテカリが出てきた。なので、この新品の感覚がなんだか懐かしい。
 メカ部分の精密感は、構造上仕方ないとは思うが、4色ボールペンよりはるかに上。出した芯はぐらつきも皆無で、しっかりと保持される。ノッキングは2回で丁度書きやすい位に芯が出る。このノッキングの感覚も精密感があり、実に楽しい。

 価格はそれなりなのだが、とは言っても所詮はこの程度の価格。普段の何気ない道具に、こういった「ちょっと贅沢品」を使ってみるのもなかなか乙ではないでしょうか?よーし、じゃんじゃん使いまくろう。

OLYMPUS E-1 + Macro Zoomatar D 40mm F2.8


ラミー Lamy2000 ペンシル L101
ラミーのすべて―デザインプロダクトとしての筆記具

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