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ScanSnap S300M

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100711-02.jpg 秋葉原のソフマップで投げ売りされていたのでついつい購入。これで家にある紙を減らせるかなと。

 私は基本的に収集癖があり、本もそうだけど、CD、カメラ、オーディオ機器など、使いもしないのに、何故か手元に確保してしまう。
 で、その中で割と困っているのが、いわゆる「紙」。これは職業柄もあるんだけど、面白いデザイン、面白くないデザイン…とにかくちょっとでも気になるチラシやハガキやその他紙くずを集める割に、なかなか捨てられない。きちんと整理をすればいいのかもしれないが、きちんとしていないので整理もできない(笑)

 で、最近考えていたのが、今流行の「自炊」。自炊と言っても自分でごはんを炊くことではなく、手元の書籍を分解して自分で電子化するという意味なのだが、私の場合は書籍を分解するまでは考えず、手元にある沢山の紙を電子化することで処分したい。ついでに電子化することにより、業務リソースの一部として活用したい、という事だった。

 自炊用のスキャナと言えば、ScanSnap S1500Mという機種の評価が高いみたいだが、さすがにこれは5万円弱するし、私が考えているのはページモノの電子化という訳ではないので、どっちがいいかなぁ…なんて考えていた。
 そんなタイミングで見つけたのが、Sofmapで投げ売りされていたScanSnap S300M。この値段なら試しに買ってみてもいいかなと思い、ご購入。写真の通り、ブロンプトンで持って帰りましたよ(笑)

 早速家に帰ってセッティング。電源とデータ用のUSBケーブルをつないで、ドライバソフトをインストール。軽くスキャンソフトの設定して、あっさりと使えてしまった。

 スキャンには付属のScanSnap Managerを使う。残念ながらTWINには対応していないので、このソフトを使うしかないようだ。
 設定は、スキャンしたデータの種類、JPEGとPDFが選べる…と、スキャニングのクオリティ。スキャン後にデータを送るアプリなど。
 ちなみに私は、PDF形式のエクセレント(最も高品質)、圧縮率は最高にしてある。他、原稿の傾き自動補正なども行えるが、これをチェックしてしまうと、絵や写真などのスキャンで誤判定を起こすのでチェックを入れていない。

 スキャニングは極めて簡単。原稿を本体にセットして、本体右にある「スキャン」というボタンを押すだけだ。後は勝手にスキャンを始めて、取り込んだデータをPDF化して指定場所に保存してくれる。中にはスキャンしたデータを自動でEvernoteへ転送する設定にしている人もいるみたいだが、私がやってみたら、あっという間に無料分の転送量に達してしまい、仮に有料版にしても月500MBの転送量も速攻で使い切ってしまいそうなのであきらめた。仕事でモノクロの書類が多い人なら、データ転送量も抑えられるし、スキャンクオリティをある程度下げても文字はきっちり判別できるので、有用かもしれない。

 問題としては、大体100枚位スキャンした後に、原稿がまるで送られなくなってしまったこと。すわ故障か!?と思ったのだが、内部のピックローラユニットを取り外して水で洗浄したら、今のところ動いている。ただ、大量にスキャニングする場合には、結構早くローラーの寿命が来そう。ちなみにこの交換用ピックローラユニットは5,040円もする。

 設置面積は非常にコンパクトで、家庭でも無理なく使えるサイズだろう。その上スキャナとしても簡単にデータが得られる為、実用的だと思う。
 ドキュメントスキャナというと、どうしてもビジネス寄りの発想になってしまうが、家庭の細々としたメモや紙類をまとめて保管するのにも適したソリューションだと思う。ただ、本機の価格が通常で売られている29,800円前後だと考えると、上級機のS1500Mを買ってしまった方が満足度は高いかもしれない。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5


富士通 ScanSnap S300M(for Macintosh) FI-S300M
FUJITSU ScanSnap S1500M FI-S1500M

|ScanSnap S300M|


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