もうひとつの国へ/森山大道
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途中まで読んでそれっきりになっていた本。間にレシートが入っていて、日付を見たら2009年10月17日に購入したらしい。
大道氏の文章は、非常にザックリとしていて切れ味が鋭く、また、己が写真家であることを止めない文章が素晴らしい。ちょっと有名になったからって、門外漢のコメントを恥じらいもなく発言する、自称大御所達とは大違いだ。
自分は大道氏のような生き方はできないし、するつもりもないけど、いつまでも自分に慢心せず、現場に生きる…というか、現場以外をまるで考えていないような写真家としての生き方にあこがれる。
彼の著作は、続けて何度も読みふけようとは思わないが、なにか思った時には、他の文章も読んでみよう。
もうひとつの国へ/森山大道