WM-DD9を引っ張り出してきた
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休日の午前中は、奥の院整理で発掘された往年のウォークマンプロフェッショナル、WM-DD9で音楽鑑賞。昔録音したLPレコードのテープや、FMエアチェックなどを聴いて楽しんだ。使用ヘッドフォンはAKGのK702。
このWM-DD9とは、当時のソニーがモバイルオーディオ(そんな言葉はまだなかったが)の限界に挑戦した野心作。昔のソニーは輝いていたよ本当に。
A面B面のオートリバースはオーディオ的に不利とみるや、往路・復路用のキャプスタンにそれぞれ独立したモーターを与えている。バラすと分かるが、駆動系は2台のテープデッキが一緒に納められているようなメカニズムが特徴。再生に限って言えば、歴代ウォークマン最強とも言われた。熱い時代だったんだね〜。
自宅にあるものはまだ問題なく動いているが、ちょっと振動を与えるとテープ走行が止まる事があったりと、そろそろドライブベルトの劣化が疑われているが、残念ながら交換パーツは既に存在しない。いつまで動作しているのか分からないが、最後を迎えるその日までは、たまにこうやって動かして楽しんでみたいと思っている。
そそそ、WM-D6Cも所有しているので、そっちの方も動かしてやらないと(笑)。
OLYMPYS XZ-1