スポーツカーでスポーツを
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とても清々しく晴れた連休の中日。体がだるくて昼過ぎまでウダウダしていたのだが、これではいかん!と思い直して、ここの所全くといっていいほど動かしていなかった、MGFに乗ってきた。
午後からなので、場所は適当に筑波山辺りを目指す。途中でガソリンを満タンまで30L程入れたのだが、以前入れた時はまだ寒い時期だった気がする。
ガソリンも満タンになったので、北関東の田舎道をくねくねと行きながら筑波山へ。筑波山の紅葉ラインで、私としては珍しく3往復もスポーツ走行を楽しんできた。
初めの1本目は流す感じで、2本目はコーナーでのグリッピングポイントと立ち上がりのタイミングを重視、3本目はブレーキのタイミングを遅らせることと、アクセルパーシャルの時間を少なくすることを心がけた。
久しぶりに山道でクルマを振り回したせいか、かなり疲れたのと、やはりカンは鈍ってるね〜と思った。以前の自分なら、もっとシステマチックに山道を駆け抜けたはずだよな。ちょっと操作にぎこちなさもあった感じ。
エンジン回転数も、今日は私としては珍しく、かなり高回転での走行を心がけた。立ち上がりで7,000rpm付近、レブリミッタの「カツンカツン」という音ギリギリの辺りを攻める。スペック上のMGF 1.8iのレブリミッタは6,800rpmだったかな?メーター読みなので、その辺りって事で(笑)。
スポーツカーでのスポーツ走行は、体が汗だくになるといったスポーツではなく、その時間の密度がギュッと圧縮され、圧縮された時間での脳のフル回転ぶりを楽しむようなスポーツ。誰かが将棋や囲碁はスポーツだと言っていた気がするが、そんな状態に近いのかもしれない。
久しぶりにエンジンの回転だけではなく、頭の回転も上げられて、実に気持ちよい時間であった。
ちなみに、これがスポーツカーによるサーキット走行になると、頭だけでなく体も汗だくになります。そう、自動車の運転はスポーツなのよ。