人生がときめく片付けの魔法/近藤麻理恵
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きっかけはこの記事を読んだことだったんですけどね、面白すぎますこの本。
片付けのヘンタイ、片付けヲタクを名乗るだけあって、部屋のお片付けに対する情熱というか、本当に好きなんだなあ…というのがストレートに伝わってきて、部屋片付けるつもりない人でも、単に読み物として面白いです。
著者が子供の頃の、片付けにまつわるはちゃめちゃな生活も実に楽しかった。
ときめくか、ときめかないか
が、モノを捨てる基準だそうで、ある意味判りやすく、判りにくくもありますが、ガラクタに囲まれて暮らしているのが落ち着くワタシにとっても、ストレートに伝わりました。実際に読後、ちょっとやってみようかなと思って、大きな段ボール一杯分ゴミを出しましたから。
しかし、片付け好きが興じて家中のお片付けをしたあげく、
とかすごいよね。大体、家族から片付け禁止令を言い渡される女の子なんて、世界でもこの著者くらいなんじゃないだろうか。
片付けのヘンタイが語るだけあって、従来お片付け本のぬるさと違い「片付けは祭り、一気に短期に完璧に」とか「捨てるを終わらせるまでは収納を考えてはいけない」とか「片付けしすぎで病院に搬送されました」そして「片付けは嘘をつかない」とか、キャラ立ちまくり。
この著者、巫女の経歴もあり、お若くて可愛らしいお姿なので、正直アニメ化すれば、新ジャンル「片付け」という萌え路線でも勝負できるのではないかと思うくらい(笑)。じゃんじゃん捨てまくりながらも、モノへの愛情が満ちあふれているのも好感度高いです。
ま、綺麗な部屋に住むのも、いわゆる“汚部屋”に住むのも、人それぞれではありますが、お片付けが目的にすり替わってるような本が多い中、本当の人生は片付けが終わった後に始まる…とか、不覚にも目頭が熱くなるようなまとめもあり、さすがベストセラー、よく出来ているなーと思いました。
部屋の片付けなんて興味ない…って人にも、とにかく面白かったので是非。
コメント(5)
メーカーロゴ入りの空き箱についときめいちゃうんですけど、捨てた方が良いでしょうか(笑)。
投稿者: にしだや | 2012年01月08日 10:39
大丈夫です、自分もキュンキュン来てますから捨てませんw
投稿者: よっち | 2012年01月08日 10:53
物に侵略され、生活の為のスペースが狭いのですが?
投稿者: ハル | 2012年01月08日 12:42
部屋とHDDって似てますよね。
どんなに広い場所に住もうと、結局寝るためのスペース以外はモノで埋まることと、
どんなに大容量HDD買っても、残り容量は常に10%前後という…。
そういえば、iMacの内蔵2TBHDDも、残り容量が200GB切ってます(笑)。
投稿者: よっち | 2012年01月08日 23:31
わかった!!
片付けで、人生がときめくのは部屋のスペースが空いて
また新しい物を買えるからなんだねV(^^)V
投稿者: ハル | 2012年01月09日 03:17