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カフェレーサー…的な

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R0320624.JPG 前回の車検を通すまでは、私のMGFも数ヶ月に1度位しか走らせてなかったので、バッテリが上がりっぱなしでした。
 これではイカンということで、最近では、毎週一度はちゃんとエンジンを回すようにしています。

 ただ、毎週のようにフリーで行き先を決めて出かけるのも面倒なので、近頃は土曜日か日曜日の朝どちらか、Fで高速道路に入り、おおよそ30分程度爆走(笑)した先にある、とある地方都市にあるスタバで朝を過ごすことにしています。そこで、ドヤリングして本を読んで…とまぁそんな感じ。

 朝のぼんやりした頭も、屋根をオープンにして高速道路の追い越し車線を走っていると、途端にシャキーン!となるので、本を読んだりするのが捗るのです。そのせいか、普段のスタバではソファ席に陣取る私ですが、このお店では大テーブルの堅い椅子に座ってひたすら本を読みます。

 何度か通っていると、休日の朝からカフェにやってくる人というのは、それなりに目的があってくる人が多いみたいですね。例えば、ノートパソコンで一生懸命Excelで資料をまとめている人とか、紙のノートとiPadを使って何かの試験勉強している風な人、また、大きな紙をテーブルに広げて、企画書(?)のアイディアスケッチしている人などなど…何度か見知った顔の人も何人かいます。

 折角の休日の朝、確かにゴロゴロとしながら午前中を過ごすのもいいのですが、土日共ゴロゴロしてしまうと、なんだかもったいないしね。

 表題にある「カフェレーサー」とは、元々イギリスから始まったバイクのスタイル。
 若い人達が、深夜営業しているカフェまでバイクで飛ばしていく為に、様々なチューンナップを施したことから始まります。そちらのコンセプトがクルマにも降りてきて、郊外のカフェやレストランを目指して自分の車をチューンナップするといったコンセプトです。

 私はバイクの方は良く知りませんけど、クルマでいうカフェレーサーとは、大体が小型車をベースにして、外見のモディファイは控えめに、足回りを強化したり、ハイグリップタイヤに履き替えたり、コーナーを曲がりやすくするためステアリングを変更したり、チューンナップのステージとしては、ライトからミドルまでの範囲になります。
 街中を飛ばすというコンセプトなので、爆音マフラーに替えたり、市街地だとガチンガチンに音を出すような強化デフ装着したり、路肩の段差を引っかけてしまうような車高調整チューン等とは違います。あと、カフェに集うような若者は基本的にお金ないので、高価なパーツを投入しまくるといった感じでもなさそう。

 で、自分のFを見てみると…別に何もチューンナップしてないんですよね。オリジナルより大分低い車高は、足にロアリングナックルを入れているわけではなく、単なるハイドラ抜けだし(笑)、オリジナルと違うのは、タイヤとシフトノブくらいかな。
 それでも、週末のどちらか1日は、気分は遅れてきたカフェレーサーということで、朝の高速道路を飛ばすのが、近頃の習慣になっています。

RICOH GR


car MAGAZINE(カーマガジン)2013年01月号[雑誌]

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