Canto Ostinatoのアナログ盤
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私の中で、ミニマル曲はどうもアナログレコードに向いていないのではないか?という疑惑があったんですよね。繰り返しの長いフレーズは、普通のPOPS等と違い、必ず曲の途中でA面B面の切り替えが必要になるし、それによくある現代っぽい曲というのは、案外ワウフラッターが気になる。いや…これは自分がたいしたプレーヤー使っていないからって事なんだけどね。
と思いつつ、アナログのあの生々しい音で、Simeon ten holt爺のCanto Ostinatoを聴いてみたい。聴いてみたいなぁ〜なんて思っていたら、なんだか知らないけど、突如2台のピアノ版のアナログ版が発売になっていました。ゾンアマでも売ってましたので、思わず注文。2枚組なので4,565円。ま、昨今のアナログ事情を考えれば安いもんだと思います。
で、プライム注文した翌日に正方形の段ボールに入って家に着弾。その日は夜遅かったのでそのままでしたが、翌日の朝、眠い目を擦りながらターンテーブルにレコードを載せて、針を落としてみました。
いやーやはりアナログは良い、とても良いです。
私は普段、MAJIK DSで音楽を聴いているのですが、デジタルの音もたしかに良いですが、アナログのこの音の気持ちよさというのは、本当にすばらしい。普段はなかなか全てを通して聴かないCanto Ostinatoでしたが、その日だけでA面からD面まで立て続けに3回も聴きまくってしまいました。なんせ1回(曲)聴くのに70分以上かかりますからね。その日は210分以上立て続けに音楽聴いていたことになるのか。
その後も、休みの日は毎日のように聴いています。このアナログだけで、私が一生の間に最後まで聴き通したCanto Ostinatoの回数を上回ってしまいそう(笑)。
とまぁ、アナログって、実にいいですね〜という話でした。