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エベレスト3Dを見てきました

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 監督曰く「780万円かけてエベレストに行かなくてもそこに行ける映画を作った」らしいです。じゃあ、お金も体力もない自分もエベレスト登ってみるかと思い、エベレスト3D見に行ってきました。

 という映画なので、ストーリーはむしろオマケみたいなもんかと思っていたら、意外と泣ける感じ。ドキュメンタリーなので、個人的にはもう少し薄口の演出にしてほしかった気もしますが、それでも大画面と3D映像で見るエベレストの世界は迫力満点でした。

 自分は初めて知ったのですが、この映画のベースとなっているエベレスト大量遭難事故では、日本人女性もいたんですね。エベレストで大量遭難みたいなニュースは頭の片隅で覚えていたのですが、日本人女性が参加していたこと、そしてこの女性の結末は映画見たときに知らなかったので「がんばれ!もう少しでテントだ!」みたいに感情移入してしまいました。
 この人、それまでの登山家が「登山家」という職業で8000m級の山にアタックする中、日本で会社勤めをしながら、自費で世界七大陸最高峰を制覇しているんですね。すごい人が日本人の中にもいたもんだと、映画を見た後ネットで色々調べてビビりました。

 大画面で見るエベレストの映像は、単なる迫力だけでなく、神々しさや恐ろしさまでも感じられる素晴らしいものでしたが、冒頭ネパール街中の映像も素晴らしかった。
 ただ、映画館で支給される3Dメガネが顔に合わず(いつもそうなんですけど)、2D映像でもよかった気もしています。見たのはもちろん吹き替え版です。字幕なんて邪魔ですからね。

空へ―「悪夢のエヴェレスト」1996年5月10日 (ヤマケイ文庫)

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