北条鉄道に乗りました【関西旅行編:13】
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京都5日目は雨。朝の時点で京都市内はまだ雨が降っていませんでしたが、すぐに降り出しそうな天気。雨雲のレーダーを見ても降雨30分前という状況です。
しかも結構な降りになるようなので、今日は自転車をあきらめて、昔から気になっていた北条鉄道に乗ってみようと思いました。こんな機会でもない限り、一生のる事はなさそうだしね。
京都市内から北条鉄道まではそれなりに距離があります。
まずは烏丸駅から阪急電車に乗って神戸新開地駅まで。そこから神戸電鉄の粟生線へと乗り換えます。この粟生線は去年も乗っているのですが、神戸という大都市のすぐ近くにありながらも、ダイナミックな勾配と地方鉄道風な趣があってなかなか好きな路線。今回は終点の粟生駅まで乗車です。
粟生駅に着いたのは12時過ぎ。京都のホテルを出発したのが9:30過ぎでしたから結構時間がかかりますね。そこからいよいよ北条鉄道へと乗り換えです。
乗客は私を含めて5人くらい。外は割と強めの雨ですが、空気が澄んできたのでそろそろ雨も上がるのかな?沿線はまさに田園風景という景色の中を、30分位かけて終点の北条町駅へ到着します。
この北条町という駅、なんだか中途半端な場所にあり、もう少し頑張ればJRの播但線と接続出来そうな気もしますけど、色々と理由があるのでしょう。ちなみに北条町駅はかつて貨物の輸送も盛んだったそうで、ここから農作物が神戸市内にむけて送られていったらしいです。
今では典型的な地方小型中核都市といった趣で、駅前にはロータリー、そして駅前の道路を渡った先にはスーパーマーケットもあります。せっかくなので食品売り場を見物したりします。
ひとまわりした後は、再び駅舎に戻り、お土産コーナーで北条町内にあるという高橋醤油の小瓶を買いましたがこの醤油はおいしかった。私は京都の澤井醤油も大好きですし、ひょっとしたら関西の醤油の方が好みなのかもしれません。
さて、フラフラしているうちに、駅前のロータリーには姫路駅行きのバスがやってきました。雨もようやく上がり、ここからはバスに乗って姫路へと向かいます。
北条鉄道は自転車による沿線活性化を目指しているようで、
駅にはちょっぴり豪華なレンタル自転車もありました。