Beeline NAVI
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入手まで非常に苦労しました、Beeline Naviです。
注文したのは今年の2月頃。Beeline本社から商品が届いたのが2週間後くらい…それまでは良かったのですが、届いた商品が不良品!1回使ってダメになりました。仕方ないのでBeeline本社に英語でメールを送ると「不良品を返送すれば良品を送り返す」とのことだったのですが、日本からイギリスで発送番号つく発送方法はEMSで送料2,200円。一応「送料はPaypalで返すよ」との返事をもらったのですが、自分のPaypalアカウントは支払いは出来ても金の受け取りは出来ない…まぁ、仕方ないのでとりあえず返送したら、今度はイギリスの郵便局で足止めを食らい、Beelineからイギリスの郵便局に連絡するようお願いしたら、なんでも荷物に「Return」という表記がないので関税がかかるとかいわれて、仕方がないので返送頼んだら、そこで2ヶ月くらい待たされて、ようやく荷物が戻ってきたのが5月中旬。今度はでっかく「Return」とマジックで書いて送ったら、ようやくBeeline本社まで不良品が届き、結局良品が返送されたのが、6月中旬という…宇用曲折を経てようやく私の元に良品が届きました。まぁ…ここまでは単なる愚痴なので読まなくていいですw。
それはともかく、ざっくりNaviでお馴染みのBeeline Navi。
確かにサイクリング中に詳細地図なんて読むのメンドクさいし、私の場合面白そうな細道を見つけるとすぐにルート逸れちゃったりするので、このNaviのコンセプトは非常に共感できます。
一般的なNaviシステムと違い、このBeeline Naviのナビゲーションは、目的地の方向と距離を示すだけ。途中のルートはすきにしろというコンセプトです。こういうナビゲーションを待っていました。
早速ブロンプトンで使ってみます。
製品に同梱されているシリコン製ホルダーは、そのままハンドルに巻き付けられるようになっていて、私のブロンプトンの場合ではすこしハンドルとホルダーの間にすき間が出来ましたが、問題なく装着できました。
で、使用にあたって、スマートフォン用のBeeline Appを使って本体とBluetoothで同期します。目的地の設定もこのアプリを使って指示します。ちょっと残念なのが、Bluetoothで同期したスマートフォンの電源はオンにしておかないといけないこと。スタンドアローンでの使用はできません。
まぁ…確かにこのサイズとこの値段でGPS内蔵まで求めるのは無理があるかな。Beeline本体はディスプレイに電子インクを採用して省エネ設計されているのですが、母艦となるスマートフォンについては、機種によって電池の保ち具合も違ったりします。ちなみに私のiPhone7 Plusの場合、6時間ほど使用してバッテリは半分くらい消費しました。もっとも、スマートフォンはカバンの中に入れっぱなしでいいので、外部バッテリで充電しながら使えば問題ない気もしますけど、母艦となるスマートフォンの機種によっては、電池の保ちも変わってくると思いますので要注意かも。
で、実際の使い心地ですが、実に良い。
私みたいなテキトー系サイクリストには本当にピッタリのソリューション。電子インクによる矢印の動きも、思ったよりもヌルヌルと動いて気持ちいいです。
本体に磁気や鉄など近づけると、割とすぐに内蔵磁石のキャリブレーションを求められますが、基本は無視しててOK。しばらくすると元に戻りますし、ちょっと走っていると方角のズレも案外元に戻ります。
つことで、使い心地については、方角と距離を示すだけなので、これ以上書く事もないのですが、これは本当にいい塩梅。自転車乗っていてフラフラと楽しそうな裏道に入ったりしても、目的地の方角を見失うことがありませんので、適当な所でコースの補正ができます。
事前に決めたルートをキッチリと走らないと気が済まない、几帳面な人には全く役に立たないナビゲーションシステムではありますが、私みたいないい加減+テキトー人間にとって、Beelineのコンセプトは素晴らしい!自転車だけでなく、自動車のナビゲーションもこれでいいよとか思ったりします。
イギリス本国に注文すれば、13,999円(2017年2月注文時)。
ちょっと値が張る気もしますけど、ナビゲーションシステムと考えれば破格の安さ!。不良品つかまされるとすこしメンドクサイですが、私の担当ケイトちゃんは親切にしてくれたし、返品時にでっかく「Return」と書く事さえ忘れなければ、おそらく1ヶ月程度で良品に交換してくれると思います。お勧めです!