レディ・プレイヤー1を見てきました
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この映画がどんな映画かはもうここで書くまでもないでしょう。レディ・プレイヤー1とは、スピルバーグ監督によるVRの世界で起きる事件を解決していく映画。そしてこの作品には1980年代にデジタルキッズ(笑)だったオッサン・オバサンたちが大喜びする様々なネタやクロスオーバーなキャラクター達が登場しています。
日本人の私たちが注目するクロスオーバーは、まず冒頭に登場する金田のバイク。ちゃんと「成田山」のステッカーついてたかな?
それと一瞬の登場までカウントしているとキリがないのですが、敵の親玉が使うメカが、メカゴジラ。このシーンはちゃんとゴジラのテーマと共に登場するのが良かったね。
あと「俺はガンダムで行く!」でお馴染みのモービルスーツ(レビル将軍風)、RX78-II・ガンダムですが、ガンダムはビームライフルが登場しないのが残念。劇場であのモーター音(ビームライフルの音は工業用モーターを急停止させる音から作られている)を聞きたかったです。
クロスオーバーはさておき、映画としてはどうだったのか?というと…正直微妙かな。スピルバーグ監督作品といいつつも、彼の作品らしい驚きと興奮がちょっと足りなかった。
私は原作の小説を読んでいませんが、映画でのストーリは、割とありきたりで単調。ラストの大団円もとてもありがちな終わり方で、なんだね…結局女の子はVRよりもリアルがいいよって話ですかね。
なんとなくですが、本作品、事前の評判ほど世間では盛り上がっていない感じもしていたのですが、確かに見てみると、本作はまごう事なきB級映画そのもので、これは文字通り、良い意味も悪い意味も含んでですけど、世間で大ヒットするような映画ではないよなと思いました。
この映画については、映画館の大画面で鑑賞するのもいいですが、家のテレビでちまちまと一時停止させながら、画面の端や一瞬登場する様々なキャラクターを確認してゆくって見方もありなのかも。