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MGFと雨漏り対策


 先日、まっかちんの雨漏りが激しくなってきたので、雨漏り対策を施すことにしました。



 初めは雨漏り箇所に、テープ状のゴムを接着しようと思っていたのですが、接着という手段では、ちょっと心細いのでは?、と考え、思い切って本格的な対策に乗り出すことにしました。


 

 雨が漏っているのは、マルで囲まれた部分。原因として考えられるのは、サイドウインドウがちょっと上がりすぎで、防水を目的としているゴムの上に突き抜けているという事。該当部分、車内から見ると明らかに透き間が空いてます。




 ということで、サイドウインドウの上がり切った位置を、今よりも下に来るよう調整します。まず、上がり位置を調整するためには、ドアの内張りを外す必要があります。


 

 外すネジは、マルの位置にある5箇所。プラスドライバーで外します。中央の3箇所は、ドア取っ手の中2箇所、リリースレバーの裏側1箇所です。リリースレバー部分のプラスチックは、ネジを外した後、写真のようにひねって取り外します。尚、サイドウインドは下げておきましょう。




 全てのネジを外した後、内張りを外しにかかります。ココはちょっとしたコツがいるトコロです。ヘタに力ずくで外そうとすると、中の留め具が壊れてしまいます。慎重に作業しましょう。


 

 全てのネジを外した後、下から指を入れるような形で、留め具を外します。上手くいくと「ポチン、ポチン」といった感じで外れていきます。下部分とドアのヒンジ付近にある留め具を外し、下をちょっと手前に引き、ウインドウに差し込まれている部分を上に抜き取るようにして、内張りを外します。ちょっと文章では説明しにくいかな?。




 内張りを外すと、こんな感じです。案外アバウトな造りなんで、ちょっとビックリするかも…。


 

 内張りの中には、防水用のビニールが張ってあります。このビニールを剥がさないと作業が進められません。このビニールは後で再利用するので、一部だけを剥がし、残りは再接着します。ガムテープでも大丈夫だと思うのですが、再接着用の接着剤を別に用意して置いた方がいいかもしれません。




 防水用ビニールを剥がし(再利用するので、手荒に剥がさないように!)、サイドウインドウに付いている金属とプラスチックで出来た留め具を露出させます(銀色と水色に見える部分)。この留め具のボルトを緩め、位置を上下させることでサイドウインドウの上がり位置を調整することが出来ます。今回はウインド位置を下げるため、留め具全体を上にずらしました。
 ボルトは例の留め具に2つ付いていますが、今回の調整に使うのは、上に付いているボルトだけです。メガネレンチではちょっと緩めにくいので、出来ればソケットレンチを使うと良いと思います。
 もっと分かり易い写真を撮ったつもりだったのですが、どうやらデジカメで撮影の後、保存し忘れたみたい。


 


 ちなみに、上の写真は、サイドウインドウの角度調整用ボルトです。ココのボルトを締めたり緩めたりすることで、サイドウインドウの角度を調整できます。しかし、位置も角度も、調整範囲がやや狭いような気がしますね。


 後は、今までの作業と逆の手順で元に戻すだけ。写真では分かりにくいのですが、作業後は、例の隙間はばっちり埋まりました。慣れれば以上の作業、合計10分もかかりません。
 これだけの作業でも、ディーラーに依頼すると結構費用がかかるみたいなんで、自信のある方はご自分でチャレンジしてみれば?。

 尚、上記手順通りに作業を進めた結果、何らかのトラブルが発生したとしても、当方はいっさい責任を持ちません。そこの部分を御了承下さい。御意見、質問、間違えがあれば、掲示板かメールでお願い致します。

 ちなみに、後日雨の中をテストドライブした際には、雨漏りはありませんでした。一応成功ですね。


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