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00/02/18【エッセイ】:ボンペイ

 木曜日、友人と一緒に品川インターシティーギャラリーで開催されている「ボンペイ展」に行ってきた。ボンペイとはイタリアローマを南東に下る、ナポリの近くにある(あった)都市。んで、その「ボンペイ展」とはいったい何ぞや?という人のために、チラシ文章をちょっと引用。

「世界で最も美しい海岸線」と讃えられてきたナポリ湾の奥にヴェスヴィオ山が屹立している。現在は海抜1281Mにすぎないこの火山が今から1900年ほど遡る紀元79年8月24日正午、キノコ型の噴煙をあげて噴火を開始した。噴火は3日にまたがり、ポンペイやヘルクラネウムなどの山麓にある都市を埋没させたという。・・・・・・それから200年もしないうちに忘れられたポンペイは突如1748年、我々の前に再び姿を現し、貴重かつ膨大な資料とともに当時の栄光と悲劇を余すところ無く私たちに伝えてくれる・・・。

 という感じです。昔の都市が、そのまま火山灰で埋まってしまったという事ですね。んで、そのボンベイは、そのまま歴史から忘れ去られ、今から250年前、その土に埋まった場所に農園を作ろうとしたときに偶然発見されました。
 なんせ、町全体が土の中にそのまま埋まっていたわけですから、歴史学的にはとんでもない大発見です。土の下には古代ローマ式の都市がそのままの形で発掘され、家の中にある生活用具、装飾品、看板(猛犬注意の看板には笑った)、など、普段ではなかなか後世まで残りにくいような日常品なども発掘されました。
 また、今回の展示品の中には、金目のモノをもって逃げる途中の女の人、鎖につながれたままもだえ苦しむ犬など、当時の大混乱ぶりを象徴する出土品もあり、私は偶然、このボンベイの予備知識が少しあったので、さほど驚きはしなかったのですが、初めて知る、あるいは見る、という方にはなかなか驚きの連続だと思います。

 そんなに大規模な展覧会ではなかったのですが、普通にさわれる展示物なども数多くあり、まあ、なかなか面白かったです。開催期間は今月19日まで(明日だな)、入場料は大人1,500円。古代ローマに興味がある方は、週末に出掛けてみては如何ですか?。


【エッセイ】:今日のイラスト

 一部で好評なこのイラスト。今日はこれ!“まんがライフ”で大人気、フリテン君2000だぁ!。

 どう?、上手く描けたかな?。いえ、決して仕事が暇な訳じゃないんですよ…(^^;; 。


00/02/16【エッセイ】:花粉

 そういえば、週末に花粉製造地域をドライブしてきた割には、まだ花粉症には悩まされてないなぁ。私は花粉症なんで、毎年この時期は、会社を数日休む羽目になるんだけど、今の所大丈夫。でも今年も本格的に花粉が飛び始めると、また辛くなってくるんだろうか…、いやだな。


00/02/10【書籍】:項羽と劉邦

 昨日、また横山光輝の漫画を読み返しました。今度は“しょうか(漢字忘れ)”が気に入りました。んで、思わず似顔絵を描いてしまいましたので、公開します。…って、わざわざ公開することもないんだけど、なんとなく上手に描けたから、…ね(笑)。


【書籍】:懐旧のオート三輪車史

 さっき、会社の近くにある“書原”で買ってきた。にひひひひ…、この手の本って大好きなんだよね。
 車の歴史書って、例えばCG別冊などで色々出版されてはいるけど、殆どがスポーツカーだったり、高級車だったりで、かつての大衆車を詳しく紹介している本ってあんまり多くない。あ、最近はちょこちょこ出版されるようにはなってきたかな?。それでも全体では少な目だと思う。

 メカニズム、デザインなどは、むしろ昔の大衆車のほうが革新的で、デタラメなアイディアが採用されていたりして、とても面白い。もっとこの手の本が沢山出版されるといいんだけどなぁ〜(あ、それはそれで困るか、お金無いし…)。


00/02/09【エッセイ】:寝てました

 昨日は、風邪をひいてしまって、会社はおやすみ。久々に一日中ほとんど寝てました。なんだかこんなにぐっすり寝たのって、久しぶりだな。

 とりあえず、体は楽になったんだけど、今日は眠いな。昨日寝過ぎたせいかな?。


【書籍】:勝 海舟「氷川清話」

 古本屋で、文庫版が160円だったので買ってみた。私は昔、勝の親父“勝 小吉”がかいた「夢酔独言」という本を読んだことがあるのだが、考えてみれば「氷川清話」の方は、有名な割に今まで読んだことが無かったんだよね。

 まだ少ししか読んでないけど、勝 海舟は、親父共々豪快な人生を送ってきたんだなぁ〜。


00/02/04【ゲーム】:昨日の訂正

 昨日の記事、●Leaf Visual Novel Series Vol.2の所、ゲームタイトルを「絆」と書きましたが、正確には「痕(きずあと)」でした。記事は訂正済みです、ごめんなさい。


【書籍】:ミニマル・ミュージック/その展開と思考

 著者が小沼純一、出版社が青土社。この本では、ラ・モンテ・ヤング、テリー・ライリー、スティーブ・ライヒ、フリップ・グラスなどの、現在を代表するミニマル作曲家を紹介しつつ、ミニマルミュージックというジャンルの音楽について考察をしている。
 著者の前書きに書いてある、「反復がメインになっていて、民俗音楽でなければ全てミニマルなのだろうか?」という疑問は、なかなか鋭い視点で面白いと思う。

 ただ、この本読もうとすると、必ず数ページめくっただけで、ミニマルのCDを聴きたくなっちゃうんだよね。だから、読むのが全然進まない。
 実は私も全部読んでなくて、今日事務所にこの本を持ち込んだ所。ここならミニマルのCDも無いし、最後まできちんと読破出来るでしょう(笑)。


00/02/03【ゲーム】:凄い!エロゲー列伝

 って程、エロゲーをやってる訳ではないんだけど(というか、ちょびっとしかやってないけど)、こんなタイトルの本があったので、何となく真似してしました(笑)。
 ということで、私が今までやったことのあるエロゲーのインプレッション!。寒い夜、胸がキュンと締め付けられるような、ハートフル(笑)なエロゲーを紹介します。評価は5点満点。ちなみにこの評価はあくまでも私自身の評価なので、あんまり気にしないでね。

●Leaf Visual Novel Series Vol.1「雫」:★★★☆☆
 今、マニアの間で評価が高いソフトハウス“リーフ”が作る、ビジュアルノベルシリーズ第一弾。要はスーファミで出ていた“弟切草”みたいなモノです。
 ゲームの内容は学校内でのホラー。結構シナリオがブッ飛んでいて、私のような一般人(笑)には、ついていけない部分もあります。なんだか救われないエンディングが多いのも特徴。逆に、だからこそハッピーエンディングを迎えられると、嬉しさひとしおなのかも。

●Leaf Visual Novel Series Vol.2「痕」:★★★★☆
 同じく、リーフのビジュアルノベル第二弾。こちらの話は、主人公が夏休み、美人4姉妹の家に遊びに行った先でのお話。前作の「雫」よりは、シナリオも明るい調子。ただ、救われないエンディングは相変わらず多目。
 このゲームのキャラ「初音」ちゃんに萌えてる人は、結構多い。

●Leaf Visual Novel Series Vol.3「To Haert」:★★★★★
 ビジュアルノベル第三弾。このゲームはお勧め。私も久々に胸がキュン(笑)となりました。
 このゲームは、前作2本のちょっとブッ飛んだ設定とは違い、普通の高校生(何故かモテモテ)が、普通の生活を送っていき、その中で女の子との恋愛感情が芽生えていくという、良くあるパターンのもの。
 このゲーム“マルチ編”では、世の多数の男共が涙を流したらしいです。さすがに私の場合、泣きはしなかったけど、「この話で感動しないヤツとは友達になれない!」って位は思ったかも(笑)。
 キャラによってシナリオの出来にばらつきがあるのが惜しい所。キャラによっては感動も何もないシナリオもある。それと、何故かエロシーンになると、シナリオの調子が全然変わってしまうのも変。普通の高校生が女のアソコのことを「秘壺」なんて言うかぁ〜。この年齢になったヲレだって、そんなこと考えもしねぇ〜ぞ。
 あと、これは今回紹介したリーフのゲーム全てに言えることなんだけど、絵がちょっとショボ目かも。まあ、各キャラに思い入れたっぷりでプレイしてる分には、あんまり関係ないのかもね(^^ 。

●Tactics「ONE・輝く季節へ」★★☆☆☆
 これも高校生活を舞台にした恋愛ゲーム。ただ、スタッフが大人気の「To Haert」を意識したせいなのか、設定、シナリオの印象に、いまいちオリジナリティーが感じられない。
 主人公がゲーム後半で、この世から居なくなる(というか居なくなるらしい)のだが、その辺の展開も、ちょっと分かりにくい。辛口にいわせてもらうなら、「To Haert」をシナリオ、システム、音楽、全ての面で一回りダメにしたようなゲーム。ただ、それでも人気はあるらしいから、案外私の評価が見当違いなだけなのかもしれない。
 “みさき先輩編”はちょっと切なくていい感じ。ちなみに、シナリオの難易度はかなり高い。

●Libidio「放課後恋愛クラブ」★☆☆☆☆
 上記で紹介した4本は全てWINのゲームで、しかも最近やったものばかり、しかし、私は過去に一本だけマックでエロゲーに入門したことがある。それがこのゲーム。
 シナリオの出来も悪いし、グラフィックもショボい。オマケに動作は遅いということで、一度、一気にエンディングまでプレイして、それでイヤになって止めてしまった。
 でも世間では、サターン版が出たり、CD化されたりで、結構人気があったみたい。私はCDの中身のデータを直接参照して、とりあえず全部の画像は見たけど、想像するに、今回紹介したゲームでは一番“正当派エロゲー”に近いのかもしれない。

…………………………………………………

 と、まあ、私が今までにプレイしたエロゲーはこんな程度。もし皆さんの中で、お勧めのエロゲー(って、エロゲーに限らなくてもいいけど…)をご存じの方は、是非教えて下さいね。
 ちなみに今回紹介したゲーム、最後の一本を除いては“エロ”としての満足度は、かなり低いと思うのであしからず。
 もし、ストレートにエロゲーをやりたい人がいるのなら、私の友人のエロゲーマニアに、評判を聞いてきます(^^;; 。


00/02/02【書籍】:第二次世界大戦あんな話こんな話

 著者が「AA・ノーフィー」と「J・F・ダニガン」。文集文庫から出ていて、番号が“タ・7・1”となっている。

 この本の英文タイトルは“DIRLY LITTLE SECRETS OF WORLD WAR 2”。日本語タイトルを読むと、なんだか“海軍よもやま話”みたいな感じだが、実際にこの本を読んでみると、戦争を科学的、理論的にとらえようという姿勢で書かれていて、とても「あんな話こんな話」からイメージされるお気楽な内容ではないことが分かる。
 文章はアメリカ寄りな思想で書いてある上に(著者もまえがきで認めている)、ややドイツ軍を絶賛し過ぎているきらいもあるが、全体の記述は、資料を元にした冷静な文章で書かれていて興味深い。
 この点は、日本人(あるいは日本の軍事評論家)が同じようなテーマで文章を書くと、どうしても感情が先走ってしまうのとは随分違う気がするね。やっぱり戦勝国の余裕だろうか(余談だけど、普通に考えると、戦争に負けた方が冷静になれると思うんだけどな)。

 「J・F・ダニガン」といえば、河出書房新社から出版されている“戦争のテクノロジー(ちなみに英文タイトルは How to Make War、こちらの方が内容を良く表していると思う)”でもお馴染み。この本はなかなかの名書なので、チャンスがあれば是非読んでみて下さい。
 あ、それと私にとっては、シミュレーションゲームメーカー「SPI」のデザイナーという面でもお馴染みかな?。彼がデザインしたゲーム「NATO division commander(NATO軍師団長)」というゲーム、今でも是非欲しいッス!。


00/01/31【書籍】:並木橋通りアオバ自転車店

 昨日の夕方、近所の書店に行き、久々に漫画の単行本コーナーを眺めていると、ふと背表紙に「並木橋通りアオバ自転車店」などと書いてある漫画を見つけた。何となく気になったので、棚から出してみると、表紙は少女漫画風。んで、付いているオビには「自転車をこよなく愛する作者の熱いメッセージが画面いっぱいに広がり…」などと書いてあった。んで、そのオビのアオリに釣られて購入。早速家に帰って読んでみる。

 結果からいうとこの漫画、なかなか面白かったです。大絶賛というほどの面白さじゃないけど、確かに「作者の自転車に対する思い」っつーのが、ほのぼのと伝わってくる気がしました。なんだか私も無性に自転車に乗りたくなってきたな(^^;; 。
 この作者(宮尾 岳)って、私は今まで全く知らない作家だったし、こんな漫画も全然知らなかったんだけど、今回の衝動買いはアタリでした。なんだか得した気分。

 単行本を見てみるとこの漫画、「ヤングキング」に連載されてるみたいだね。しかし…、あの週刊漫画誌って、「荒くれナイト」とか「バットボーイズブレア」やら「特攻アルテミス」だとかの“ヤンキー系漫画”ばっかり連載してるんじゃなかったっけ?。もしこの漫画、ホントにヤングキングで連載されてるとしたら、紙面の中で結構浮いてそうだな。今度チェックしてみよっと(^^ 。


コレが主人公の「アオバ」ちゃん。あ、似ているかどうかは別ね(笑)。
設定年齢は小学生低学年みたいだけど、小学生にしては出来過ぎた人格者。

この漫画の性質上、彼女が目立った活躍をするわけではないので、
キャラ目当ての人は、手を出さないほうがいいかもよ(^^;; 。


00/01/28【ゲーム】:ポポロクロイス物語2

 昨日買ってしまった(^^ 。んで、昨晩と今朝にかけてプレイしてみました。
 お話はちゃんと前作の続きになってます。ただ、ポポローグのエピソードは無かったことになってるみたい、この点はちょっと寂しいかな。ゲームのインターフェイスも、前作とほぼ同様です。ただ、前作のほうがちょっとだけ見やすかったと思うな。

 前作のプレーヤーにとって一番気になる点は、登場人物の声優が全て違っていること。ちょっと前にテレ東で放送していたアニメ版ポポロクロイスと同じキャスティングになっているみたい。まあ、この辺は慣れの問題だから我慢できるけど、ちょっと勘弁して欲しいのが、途中で入る各種イベントが少し増えた事かな。
 前作のポポロは、ただメッセージを送るだけのイベントって、そんなに多くなかった気がするんだけど、今回のポポロ2では、いわゆる最近の一般的RPG程度程ではないにしろ、ただボタンを押すだけのメッセージイベントが、やや増えてる気がする。制作者側の心境としては、こういったイベント作るのって楽しいのかな?。なんだかRPGゲームって、自分で操作できる時間がどんどん減っていってる気がするね(FFシリーズなんて最悪)。個人的には、ちょっとやめて欲しいです。
 華麗なグラフィック、人気声優しゃべりまくり…、無理矢理プレーヤーを盛上げる各種イベント…、なんだか最近のRPGって方向性を間違ってる気がするなぁ。どんどんプレーヤー側の想像力が入りこむ余地が無くなってきている感じ。それとも、みんな余計な想像力を働かせるのが面倒くさいのかな?。

 まあ、ちょっと文句もつけた今回のポポロ2だけど、第一章の途中までプレイした感想は、結構面白いんじゃないかと思う。少なくとも最近の一般的RPGよりは、押し付けがましいイベントも多くない(みたい)ので、自分自身のペースでストーリーに入っていきやすいんじゃないかな?。今度発売のドラクエも(発売は4月以降に伸びたらしいけど)、このポポロクロイスシリーズのように、自分のペースで楽しめるゲームだといいよね。

 ちなみに今回のポポロ2。発売初日(前日だったか)で、いきなり4,980円で売ってる店もあった。しかし私は、他の店で「なみだをふいてハンカチ」と「オリジナルテレホンカード(50度数)」のオマケが付くのを知ってしまい、思わず定価(5,800円)で買ってしまいました(笑)。


00/01/26【書籍】:まんがライフ

 今朝バスに乗ると、CDウォークマンの電池が切れていて、更に予備の電池までもが切れていた。んで、電車に乗ってる際に暇なんで、ふと、久々に駅の売店でマンガでも買ってみようかと思った。意外かもしれないけど、私がマンガ雑誌を買うのって、年に一度あるか無いかの大事件なんだよね。
 駅の売店でいろんな雑誌を見て、どれが面白そうか考える。連載もの中心の雑誌を買っても面白くないし、ここは、最近一部の層で流行っている4コママンガ専門誌でも買ってみようかな?。そして、在庫を見てみるとびっくり!。最近の4コママンガ専門誌って、凄い数が出ているんだね。
 店頭で色々表紙を眺めてみたのだが、「フリテン君2000(by 植田まさし)」を買うのもちょっとアレなんで(^^ 、ここは老舗の「まんがライフ」を買うことにした。表紙の色がピンクを主体にしたデザインになっていて、何となくイヤな予感がしたのだが、案の定、中身の4コマはアニメ絵オンパレード。まあ、これはこれでイイのかもしれないけど、電車の中で読むのはちょっと恥ずかしい。

 更に中身を読んでびっくりしたのは、なんと「竹本 泉」の連載が始まっていたこと。う〜ん、マニアックだなぁ〜。それとも、最近の4コマ誌のターゲットは、アレ系の人達にシフトしているという事なのか?。
 ちなみに私「竹本 泉」のマンガは、なかよしのデビュー作からリアルタイムで読んでるんだよね。確かデビュー作が「夢見る七月猫」ってタイトルだったかな?。まあ、そんなオタク話は始めるとキリがないのでどうでもイっか…(笑)。
 もう一つ、めっけモノだったのは「森 雅之」のマンガが連載されてたこと。この人のマンガも、ほのぼのと人生を考えさせられて、結構好きなんだよね。いや〜なんだか、たかが4コマ誌で随分得をした気分になってしまいました。

 他の4コマ誌も、“よっちんチェック!”入れる必要が出てきたな(笑)。

※「Good Morning ティーチャー」の山下先生が可愛いにゃ〜〜(^^ 。


00/01/25【エッセイ】:吉野川第十堰

 世間で話題になってるね。私としては住民投票で建設反対の意見が出たんだから、建設は見送るべきだと思うんだけど、建設省、関連土建会社などにとっては、今更止められない話なんでしょうね。なんせ1000億円の公共事業らしいから…。

 「私はこの問題についてどう考えるか」という話について、別に一介のサラリーマンの意見をここで発表したって仕方ないことだと思うので、ここではちょっと見方を変えて、「これから先、この事業はどうなるのか?」という予想を立ててみたいと思います。

●予想その1。「国、建設省が工事を強行する」
 今までの事例だと、コレが一番ありそうな気がする。まあ、定番の予想ですね。

●予想その2。「国、建設省が住民投票の意見を尊重し、計画の変更を検討する」
 検討はするけど、結果は結局吉野川に堰は必要だという結論に達する。案外今回はこんな感じかもしれない。

●予想その3。「国、建設省が住民投票の結果を重くみて、計画の白紙撤回を決定する」
 一度、吉野川第十堰の建設を中止する決定を下すのだが、また数年後、同じような計画が持ち上がり、再度建設計画がスタートする。

 と、こんな感じかな?。「どの予想も、結果は同じじゃないか」なんて言われるかもしれませんが、私の考えでは、現在の地方行政のあり方がもっと根本的に変わらない限り、工事は結局行われるのではないかと思います。
 だって、いうなれば反対派の運動は“ボランティア”に過ぎず、逆に建設推進派の一部の方達にとっては、リアルな“お金の問題”な訳ですから…。金が絡んだ層と、ボランティアの層の対決では、ハナから勝負は付いてる気がしますね。

 当然純粋に「吉野川に堰は必要だ」と考える方達も沢山いるとは思いますが、今までの公共事業のあり方をみる限り、ちょっと政府のコメントを純粋に信じる気にはなれないなぁ。というのが、この問題に対する私の考え、…って、結局意見じみたこと書いちゃったですね。ごめんなさい。

 でも、いままでの日本が、公共事業を優先した「土建政治」なんて言われるようになったのは、我々サラリーマン層が選挙に行かないってのが原因でもあるんだよね。今までの政治がこのような公共事業を優先してきたのは、考えてみれば当然の結果な訳で、今回の『住民投票で建設反対の票がほとんどだった』という報道の尻馬に乗って、安易な「公共事業優先の政治」体制を批判する意見も多いけど、私はちょっと同意しかねる気もするなぁ。
 本来は、国、地方で選挙によって選ばれた議員たちと、一般の住民の意見が食い違ってきている問題に対して、みんなでもっと積極的に考えるべきだと思うんだけどね。地元市議会議員、あるいは地元選挙区の国会議員だって、住民投票が行われた地域で票を取って当選しているわけですから…。

 今回の話はちょっとブラックだったかもしんない。何か意見がありましたら、是非宜しくお願い致します。


00/01/22【特別企画】:第一回写真オフ

 1月22日(土)『まもちゃんのおうち&よっちんはうす合同企画、第一回写真オフ』が開催されました。参加メンバーは、ふじむら、いのうえ、やまがた、よっち、(敬称略)の4人です。各メンバーのベストフォトを匿名で紹介します。
尚、折角ですので参加メンバー全体の、今回一番のベストフォトを決めたいと思います。あなたの一番のお気に入り写真に、是非投票してください。ご協力お願いいたします。


00/01/21【エッセイ】:山と犬

 もう4〜5年前の話。私は友人と一緒にマウンテンバイクで遊ぶため、八王子の奥にある山に出掛けた。季節は秋、丁度行楽シーズンの日曜日だったが、山の中には人の気配はなく、私達二人はジムニーがようやく通れるほどの林道を、えっちらおっちら言いながら自転車で登っていった。
 山の中腹辺りまで来ると、路上に小さな犬が2匹歩いていた。一匹の犬は小さくて白と黒の斑柄の犬。もう一匹は更に小さくて黒っぽい茶色。首輪をしていたので、野良犬ではなく、ちゃんとした飼い犬なんだと思う。私は犬好きなので、わざわざ自転車を降りてその犬の頭を軽くなでた。そして再び林道を登り始めたのだが、ふと横を見ると、2匹の犬達が私達と一緒に走ってくる。一緒に遊んでいるつもりなのかな?。私達が自転車を降りてひと休みすると、その犬達も止まって、私達を待っていてくれたりした。

 ひいひい言いながら、峠の上に到着。ちょっと林道を下ると、そこから先はシングルトラック(人が一人歩ける程度の幅)の登山道があるはず。ここからは楽しい下りということで、私達は自転車のスピードを上げ、一気に林道を下っていった。後ろを見ると、二匹の犬達は、私達のスピードに付いてこれないみたいだった。ここでお別れかな?。

 しばらく林道を下ると、急に道が草で埋まってしまっていた。しかし道はあるという事で、私達は人の背丈もあるという草をかき分けながら進んでいった。ふと脇を見ると、先ほどの犬二匹も、知らない間に追いついていて、私達の周りを歩いていた。
 しばらく草をかき分けて進むと、急に道が無くなった。どうしようかと思って地図を見てみると、どうやらルートは間違っていないみたい。仕方なく、直接山肌を自転車を担ぎながら抜けることにした。今度は犬達が私達の前を歩き始めた。この犬達、道知ってるのかな?。
 ちょっと山肌を歩いてみたが、どうやら先に道は無いみたい。犬達の歩きも何となくぎこちない気がする。このまま下手に先に進んで、道に迷うといけないので、一度引き返して、先ほどの峠から直接登山道に入る道に、ルートを変更することにした。
 道を引き返す途中の林道で、昼食のおむすびを食べる。当然犬達も付いてきているので、彼らにもおにぎりをあげた。うまそうに食べていた。

 腹ごしらえがすんで、再び林道を登る。犬達も付いてくる。なんだかこうやって犬と一緒に山を自転車で走るというのも楽しいものだ。
 しばらく自転車を押していると、さっきの峠についた。ここの峠の脇から登山道に入る。自転車を担いで登山道入口に差し掛かると、先ほどから付いてきていた犬2匹が、林道の上で尻尾を振ってこちらを見ている。ここから先は付いてこれないらしい。ここでさよならだ。

 ちょっと前、私の家の隣に住んでいた犬が死んでしまった。この犬が死んだと聞いて、何故か急に数年前のエピソードを思い出してしまった。あの犬達は、まだちゃんと元気に生きてるかなぁ…。


00/01/20【エッセイ】:電車の中で

 いやね、別にいいんですよ。肩を貸すくらい、というか、私も嬉しいし…って、そんなんじゃなくて、お化粧がね。いえ、なんちゅ〜か、基本的なモラルの問題であって、いえいえ、怒ってるわけじゃないんです。というか、私も嬉しいし…って、ちがうちがう。

 いえね、あなた達の行為って、少し“確信犯”入ってません?。以前もね、私が昼下がりの電車のシートで座ってる時ね、隣に結構可愛い子が座ったんですよ。「おっ、らっき〜」と思ってたら、その子寝ちゃったみたいで、私の肩にね、いえ…、それくらいはいいんですよ。私もそんなことくらいで怒ったりしませんよ、というか、私も嬉しいし…。って、そんな話じゃなくて、そのままの状態で私も寝たふりしてたら、急に手の上になま暖かい感触があってね、びっくりして目を開けてみると、そしたらあんた、その子、私の膝の上に頭をのっけて寝てるじゃないですか!。いや〜、私もアレにはびっくりしましたよ。どうしていいんだか、嬉しいんだか、恥ずかしいんだか、嬉しいんだか、起こしたほうがいいんだか、嬉しいんだか、もうどうしよ〜〜〜、って感じで、そのままの状態でいたんですけどね。そしたら、私が降りる駅に着いたんで、さすがにその子を起こそうと思って、肩を叩いたら「んん〜」って起きてるんだか寝ぼけてるんだか分からない声を出して、起きあがって、また寝てしまいました。結構至福の時間だったかも…、って、そんな話じゃなくてね。

 私が普段電車の車内で見る限りでの話なんですけど、オヤジが若い女の子によっかかって寝てる事ってほとんど見かけないんですが、若い女の子が隣の人によっかかって寝てる事って、多い気がしません?。そのことを以前、会社の女の子達に聞いてみたことがあるんですけどね、そしたら「ホントに眠くてやってる場合も多いけど、狙ってやってることも多いよ」だって。嬉しい話じゃないですか、って、そんな話じゃなくてね。

 いえね、今朝もね。若い女性の方に肩を貸すくらいはいいんですよ。というか、私も嬉しいし…。じゃなくて、毎朝早起きしてお疲れでしょうから、そのくらいはお互い様ですよね。そんなことで腹を立ててたらキリがないですよね。どうぞどうぞ、私風情の肩でよろしければ、いつでも遠慮無くお使い下さいね。というか、私も嬉しいし…、じゃなくて。

 頼むから、その場合には化粧を落としてからにしてくれ!。今朝、私の上着の肩、化粧で白くなっちゃったぞ!。


00/01/17【エッセイ】:仕事

 今日は、久々に急がしかった。仕事が無いと、仕事が恋しくなるんだけど、仕事があると、仕事が面倒になるんだよね。わがままな私ッス(^^;; 。


【アニメ】:Aika

 制作元がバンダイビジュアルの、オリジナルビデオアニメ(通はOVAと言う)。昨日会った友人から、私の手元に回ってきた。全7巻のLDボックスだったんだけど、ボックスアートでは、スーツ&ミニスカのお姉さまが、惜しみなくパンチラを披露してくれていて、なかなか刺激的&持って帰るのが恥ずかしい雰囲気。なんだか内容も想像がつくな…(^^;; 。
 早速、今日出勤前に第一話を見てみる。んで、第一話を見た感想。

 “白パン帝国”(^^ 。

 パンチラ(パンモロか?)が好きな方にはお勧めなアニメでした。でも、18禁アニメではないよ(^^;; 。


00/01/13【エッセイ】:昨日の自分への突っ込み

 良く考えたら、私の仕事ものどかなモンかも…(笑)。


【エッセイ】:アイドリングストップバス

 私が毎日通勤に使っている綾瀬駅行き東部バスだが、この度、いつもボロバスしか配属されないM61路線に「アイドリングストップバス」なる省エネバスが配属された。

 んで、今朝乗ってきたのだが、この路線の運転手は、せっかくのアイドリングストップバスなのに、交差点で停車したときわざわざ空吹かしをかけ、エンジンを止めないようにして運転している。

 これじゃ全く意味がないよね。このバス会社、いったい運転手にどんな教育をしているんだろう。


00/01/12【エッセイ】:日比谷図書館

 さっき、仕事をフケようと思って(ウソウソ、資料探しだよ)日比谷図書館に行ったら、12月12日から2月20日まで休館らしい。なんでも「2000年問題の対処と、来るべき21世紀に対応した図書館に生まれ変わるため」だそうだ。

 役人の仕事も、のどかなモンだね。


00/01/07【買い物】:加湿器

 この時期、喉が弱い私は加湿器が手放せません。ということで、今回は私の家にある加湿器を紹介。まあ、購入したのはもう数年前のことなんだけどね…。なんで急にこんな事書くのかというと、この前私の使っている加湿器を人に誉められて、いい気分になっているからなのだ(笑)。

 私は今まで様々な加湿器を試してきた。まず初めに購入したのは比較的安価に出回っている“超音波式”。これは最悪だった。
 部屋でこの超音波式加湿器を稼働させると、室内がジメっとする。ガラスの下は結露で水浸しになるし、テレビのブラウン管も水滴で真っ白(静電気で引き寄せれれるのか?)。部屋に置いてある布団も湿り気を帯びてくる。
 このこの超音波式加湿器は、買って一月もたたない間に使用停止にした。

 んで、次に買ったのが“蒸気式”(っていうのか?、要は水を沸騰させるヤツね)。こちらの方式を採用する加湿器は、案外値段が高い。私が購入したのは三菱製14,800円ナリ。さすがに値段が高いだけあって、初めはなかなか満足していた。この機械には、タイマー、湿度設定などの機能も付いている。私はいつも湿度を60%の設定にして使っていた。
 ただ、1シーズン使っていると、この機械にも若干問題が出てきた。まずは内部の洗浄が必要なこと。これは水道水に含まれるカルキ分が蒸気室内部に溜まってくるので、週に一度程度を目安に洗浄する必要があるということだ。しかも使用直後は熱くてさわれないので、スイッチを切ってちょっと待たなければならない。これは案外面倒。それとフィルターの消費量も結構多い。一月に一度を目安に交換だったかな?。
 二つ目は、当然だが熱いということ。小さな子供が居る部屋ではちょっと使用がためらわれる。本体をひっくり返すと熱湯が出てくるしね。
 三つ目は、使ってみて初めて分かったのだが、案外電気消費量が多いということ。ちょっと弱めの電気ストーブ程度の電気を消費する。これではスイッチを入れっぱなしにして置くわけにはいかない。でんこちゃんに怒られてしまう(笑)。
 あと、超音波式で問題になったガラスの結露、部屋のジメジメ感(テレビのブラウン管は大丈夫だった)は結局改善されなかった。

 そんな不満を胸に抱いて(笑)、ある日何となく「通販生活」を見ていると、そこでスイス・ボスコ社製“気化式”という方式の加湿器を発見。お値段38,000円ナリ。説明文を読んでいるとこれは良さそうだ、さっそく購入を決意する。
 といっても、ケチな私のこと「こんな単純な方式の機械がこんな値段するわけ無い」と考え、秋葉原ヤマギワ電気へ出掛ける。何となく変な家電製品は、ここによく売ってるんだよね。案の定、同じ方式の加湿器が9,800円で売っているのを発見。早速自分の分と家族の分を買って家に帰る。

 大分前置きが長くなったが、これがその“気化式”の加湿器。製造元はアメリカ Kaz 社。何といってもこの加湿器のいい点は、消費電力が少ないということ。これなら一日中作動させていても大丈夫。
 第二は加湿し過ぎないということ。これは自然に水を蒸発させるという方式のため。湿度が高い状態だと、当然水は蒸発しにくくなるせいだ。
 第三は安全であるという事。熱湯などを使わないので、万が一ひっくり返しても、辺りが水浸しになるだけで済む。
 他の利点は、水に濡れたフィルターを通して部屋の空気を循環させるため、空気清浄効果があるということだ。作動させていると、適度な湿度と共に、部屋の空気が奇麗になっていく気がする。ちなみにフィルターは、洗えば1シーズン程度は持つみたい(ちなみに私は3年間洗うだけで過ごしてます)。
 この方式の欠点として言われていることは、動作音がうるさいことかな。でも動作音といっても、扇風機を回す程度の音だし、音に関して言えば蒸気式加湿器だって、ゴボゴボ…、なんて音は出すよね。まあ、うるさいと言うよりも、音の質が変わったと言うべきかな。私自身は大して気にはならない、といいつつ音楽聞くときは作動させないけどね。

 とまあ、長くなったけど(上の文章の量を見て、自分でもちょっと驚いた)、これから加湿器の購入を検討している方は「こういった方式の加湿器もあるよ」程度で参考にして頂ければ幸いです。でも、何故か気化式加湿器って国産メーカーからは発売されてないみたいなんだよな。何でだろ、何処かのメーカーが特許でも押さえてるのかな?。


00/01/06【エッセイ】:しっかりと踏み込もう

 何のことやら分からないかもしれないけど、これはスキーの話。以前スキーにはまっている友人から聞いた言葉だ。

 スキーで早く上手に滑るには、ターンする際にエッジをギュッと踏み込むのではなく、ゆっくりと確実に加重移動をしてエッジをかけるといいそうだ。正月に行ったスキーでは、ちょっとそういった部分を意識して滑ってみた。

 感覚としては、自分のスキー板、ブーツの少し後ろの部分に乗る感じ…、ん?、ちょっとはコツがつかめたかな。一緒に行った友人からちょっぴり誉められました(^^ 。
 それと余分なターンをしないようにすること、確実に自分の狙ったラインをトレース出来るようにすること、ライン取りの練習は、他の人が滑ったエッジの後を正確にトレースするようにしてみると上手くなって行くらしい。
 何気なく滑っているだけだったスキーも、このように人に教えてもらうと、新たなおもしろさが発見できて嬉しい。最近マンネリだったせいか、今回のスキー旅行もあんまり気乗りしなかったんだけど、いざ帰って来てみると、また滑りに行きたくなってきたな。私も勝手なモノだ(^^ 。

 しかし、帰って来た後に困ったのが、モモの筋肉痛。ゆっくりとした加重移動を心がけると、ホントに全身の筋肉を使うんだよね。出すスピードに比例して、がっちりと板を押さえ込まなければならないから…。
 結局スピード出して滑れたのは午前中だけ、午後は「イタイ、イタイ」といいながらゆっくり滑ってました。私ももう年なのかなぁ?、まあ、年なんだけどね(^^ 。


00/01/05【エッセイ】:年始のご挨拶

 ということで、明けましておめでとうございます。上のカウンタも、思ったよりは進んでいるので、ちょっと嬉しいです。本年もこのサイト共々、宜しく御願い致します。

 私が子供の頃に意識した“未来”というのは、まず自分が20歳になる年、次が1999年(笑)、その次が2000年です。子供の頃は、この年になって次の世紀を迎える(2000年がまだ20世紀のままだなんて数年前に知ったよ)というのが、なんだかとても先のことに思えたものです。
 別に2000年を迎えたからって、特別な事は何も無かったけど、とりあえず子供の頃思った“未来”までは、無事に生きてこれました。コレが今の私にとっては一番目出たいかな、よかったよかった(^^ 。

 そうそう、結局ここの日付の部分、00という一番安易な方法で行くことにしました。近々ここのサイトのレイアウトも変更したいと思うので、今、細部に直しを入れる気になれなくてね(^^。


【テレビ】:NHK人間講座「宮本常一が見た日本」

 ここの所ブームなのか、宮本常一の仕事がマスコミに注目される事が多くなっている気がする。そんな中、新年からのNHK教育テレビの人間講座は宮本常一を取り上げるらしい。んで、昨日の放送を見てみた。

 この番組の案内役は「旅する巨人」などの著作でお馴染みの“佐野眞一”。彼のこの本が面白かったせいか、番組の方も面白かった。特に、文章だけでは伝わりにくい“宮本常一が歩いた現場”が、映像と共に紹介されているので、これから宮本の本を読むのにも、イメージが掴みやすくなった気がする。

 私が宮本常一の著作に初めて触れたのは、確か高校生の時だった。タイトルは「忘れられた日本人」という文庫。その当時学校で習っていた歴史の授業とは異なる、日本の歴史観に衝撃を受けた覚えがある。
 宮本によれば「日本人の生活習慣が近年大きく変わったのは、明治維新が要因ではなく高度経済成長における地方の情報化などが要因」だという。これは別な本に書いてあったエピソードだが、当時の農村に住む老人の話を宮本が聞いているとき、その老人はテレビを見ながら「この人達は年中しゃべっているが、いったい何時仕事をしているのだろう」なんて言ったそうだ。当時の彼らにとっての仕事とは、畑に行って野良仕事をすることであり、お喋りをすることが仕事だとは思えなかったらしい。テレビを見る以前は、都会の暮らし、あるいは仕事なんて想像できなかったんだろうね。
 学校で教わった歴史では、明治維新を境に日本人の考え方は大きく変わったみたいな言い方をするけど、都市部ではともかく、全国規模で考えると、このように実際はちょっと違ったものだったのかもしれない。

 彼は生前、日本全国をくまなく歩き、村に住む人の話を聞きまくった。ただ聞くだけではなく、どのようにすれば農村が豊かになるかを教えて回ったりもした。
 また、訪れた訪問先で膨大なメモを取り、膨大な写真を撮った。死後、彼の残した資料はあまりにも多く、まだ全然整理がついていないらしい。

 最近は注目されているせいか、宮本常一に関する書籍も増えたのだけど、いくつか読んでみた限りでは、冒頭の「旅する巨人」以外は、どれもこれもイマイチな印象。これは彼の残した仕事が、まだきちんと整理されていないので、研究者の人たちもどこを重点的に研究すればいいのか戸惑っているせいなのかな。
 以前ここでも書いた「彷徨のまなざし・宮本常一の旅と学問」という本は、全然つまんなくて途中で読むのをやめてしまったし、更に別な本の中では、宮本常一代表作“土佐源氏”のモデルになった子孫に向かって「宮本常一を許してやって下さい」なんて言ってるモノもあった。これはちょっと違うよねぇ〜。
 なんだかどれもこれも、著者の宮本常一に対する思いこみが激しすぎて、解説書としての役割を果たせていない気がします。まあ、本格的な解説書が出版されるのはこれからだろうけどね。

 色々長々と書いたけど、とりあえず次回の放送が楽しみ。私にとって、久々にアニメ以外に楽しみなテレビ番組が出来たかな?。


99/12/28:【エッセイ】:年末のご挨拶

 今日で会社も終わり。私はこの後地獄の冬休みが始まるので、新年5日までここのサイトは基本的に更新しません。まあ、外出先からモバイルで更新するかもしれないけどね…。

 来年はここのサイトももうちょっとかっこいいデザインにしたいな、とか、色々考えてます。皆さん、今年1年どうもありがとうございました。来年もまた宜しく御願い致します。

 そいや、来年からここの日付どうしようかな?。やっぱ2000/01/01とすべきなんだろうけど、そうするとサイト全体のレイアウトも変更せねばならないなぁ。ああ…、私の身近な思わぬ所で2000年問題発生か?(^^;; 。


99/12/27:【カメラ】:安原一式

 昨日、安原一式を購入した人と銀座で待ち合わせ。銀座には少し早めに着いたので、山野楽器でまたしなくてもいい散財をしてしまった(^^;; 。
 まあ、それはどうでもいいとして、友人達と待ち合わせ場所で集合の後、近所の喫茶店に行ってさっそくお披露目してもらった。実物を見ると、う〜ん…まさしくカメラっていう感じのカメラ。ボディの上にある“一式”の文字もかっこいい。
 私も詳細は良く知らないのだが、このカメラ。元ミノルタ社員の方が手作りで制作している、Lマウントレンズ用のカメラらしい、お値段は55,000円。詳細はここで見ることが出来る。

 私自身は、基本的にそっちの世界には興味がなかったのだが、昨日一緒にカメラ屋巡りをしていると、Lマウントレンズのカメラもちょっと欲しいような気になってくる。
 特に28mm程度の短いレンズで、街の風景などを撮影したら楽しいだろうなぁ。それとも、例のロシア製コンタックスコピー、一緒に買っちゃいましょうか?Iさん…(^^;; 。


99/12/24:【書籍】:カーグラフィック:1968年2月号

 昨日古本屋で購入。特集記事が「ロータスヨーロッパ日本輸入第一号」だった。ヨーロッパの日本輸入第一号って、カーグラの長期テスト用車輌だったんだね。しらんかった。

 しかし、この特集の見ると、なんだか凄いね…。街の中でのヨーロッパを撮影した写真があるんだけど、周りのクルマが“クラウン・エイト”だったり、初代“スバル・サンバー”だったり、そんな中に居るヨーロッパは、ホント“異星人のクルマ”という様相。記事の中では「ヨーロッパの車高は、クラウンのテールランプと同じ車高しかない」なんて書いてある。街で撮影していると、スグに人だかりが出来たそうで、この辺のエピソードも、なんだか高度経済成長時代チックな感じ。

 他のページも興味深い記事が満載。ニューカマーのコーナーが、ランボルギーニGT300だったり、富士スピードウェイ紹介では、第一コーナーがまだバンクが付いている状態だったり。中央高速府中〜八王子間ついに開通!なんて記事もある。それと巻末の価格表にはトヨタ2000GTの価格も掲載されていた。そうか…、ホントに売ってたんだね(笑)。

 私が特に笑わせてもらったのが、初めの方にあるルノー16の全面広告。キャッチには「この大きなクルマの巡航速度は145km/hです」とあり、本文中には「このクルマのオーナーの方の中には、第3京浜国道を165km/hで走っている強者もいらっしゃいます。そんな速度でもルノー16は安全です」なんて書いてある。
 オイオイ…、雑誌の広告でそんなこと書いてイイのかよ。それに安全じゃないだろ、安全じゃ…。そんなスピード出したらトヨタのGOAボディだって危ないぞ(笑)。
 まあ、こんなお茶目も許される、のどかな時代だったということか。

 この手の古い雑誌って、他にももっと欲しいんだけど、神田の古本屋だと結構イイ値が付いてるんだよね。近所の古本屋でゲット出来たのは、ホントラッキーだった。もっと売ってないかな?。


99/12/21:【食べ物】:チョコレート

 ここの所、寝ても覚めてもチョコレートのことばかり考えてる。なんでだろ?、寒いからかな。

 今すぐに、近くのコンビニでチョコレート(ピーナッツ入りがいいな(笑))を買ってきて、かじりつきたい。コレって、知らない間に肉体に疲れが溜まってるということなんだろうか…。

 だとしたら、原因は仕事じゃなくて遊びだね。今日はチョコをつまんで、早めに寝るとしよう(^^。


99/12/18:【ゲーム】:ポケットモンスター金・銀

 “よっちん情報(笑)”を駆使して今日、両方ともゲット!。当然自分の為でなく、かわいい姪の為だ。このゲーム、一般の店では予約しようとしても、まだ予約も受け付けてくれないらしい。まあ、前にも書いたけど、入荷が未定なら、予約を受けないのは当然だよね。

 今日は子供達より、むしろ親の方から感謝されてしまった。クリスマスに間に合って、ホントに良かったね。


【音楽、書籍、その他】:最近の出来事

 最近の主な出来事を“乱聴日記”風にまとめて書いてみる。

 まず今日、MR-Sオフの帰りに西葛西にある古本屋に寄る。初めて訪れる店で、品揃えには大して期待していなかったのだが、なかなかどうして…私好みの民俗学系書籍が結構揃っていた。そこには欲しい本がたくさんあったのだが、値段をよく見ると案外割高。だいたい定価が2,800円の本が、何で古本屋で2,000円もするんだ。まあ、よく見ると新品の本についている伝票が挟まったままになっていたので、ホントは古本じゃないんだろう。にしてもちょっと高いよね。結局そこの古本屋で、「宮家 準/民俗宗教へのいざない」という本を買ってくる。内容は、日本の民間宗教の発生や生い立ちなど。なかなか面白そうだけど、既に貯まってる本を先に読まなければならないので、実際読めるのはちょっと先になりそう。

 最近は、またCDを買うペースがにわかに上がってきている。未聴の山も高くなってきたので、少し聴くペースを上げなきゃな。
 深夜アニメ“レイン”の主題歌でおなじみ、「ボア/ザ・レース・オブ・ア・サウザンド・キャメルズ」というアルバムを中古で購入。“キズあり・音OK”とのことで、安めに販売されていたのだが、家に帰って盤面をチェックすると、キズは音楽トラックの外側にあっただけなので音質には関係ないみたい。んで、肝心の内容の方は結構イイ感じ。彼らはもう一枚別のアルバムを発表していたはずなので、今度買ってみよーっと。

 朝のNHK連続テレビ小説“ひまわり”のサントラCDを中古で購入。既に廃盤になっているアルバムなので今回発見できたのは運が良かった。このアルバム、音楽は山下達郎となっているが、私の目当ては編曲で参加している難波弘之の方。ライナーノーツには彼の主なディスコグラフィーが付いていた、らっきー。そういえば彼のファーストアルバム“センス・オブ・ワンダー”は、まだ買ってないんだよな。中古レコードで売っている場所は知ってるのだが、値段が1,600円もするので、数年前再販されたCDの方を探している。でもそのCDも既に廃盤みたい。それと、彼は95年に“シンセ・オブ・ワンダー”なんていうキーボード教則CDを発表していたらしい。初めて知った。それも聴いてみたいけど、どうせ廃盤なんだろうな。と、ライナーノーツを読んで色々考えてるうちにちょっと憂鬱になる。あ…そうそう、ひまわりのサントラは中々良かったよ。私はこのテレビ番組全然見たことないんだけど、返って音楽として純粋に楽しめたかな。

 ついでにオーディオの話も少々。ここの所、なぜか私のマーリンEXL-1の調子が悪い。今は寒い時期だから本来は絶好調のはずなのに…。

 過去パワーブック用に購入したApple PowerCDを、私のアンプ“マジック”につないでみた。音を聴いてみると、レンジがやや狭いし解像度もあまり良くなのだが、これは私のメインCDプレヤー“ミミック”と比較してのこと。本来CD-ROMドライブであることを考えれば、かなりイイ音だ。メカ部に採用されてるフィリップス製スイングアームピックアップが効いているのかな。下手な数万円クラスの据え置きCDプレヤーよりイイ音がすると思う。それと、なんといっても形がカッコイイよね。アップルも、このままの形で、24倍速ドライブとかDVD-ROMドライブとかを内蔵した後継機を発売して欲しいな。

 友人から借りていたパイオニア製LDプレヤーCLD-909を、結局貰い受けることになった。今となっては、もう入手することが出来ない“高級LDプレヤー”の一つなのでこれは結構貴重。早速、再びシステムにつないで性能をチェック。私は以前から、映像には出来るだけ無頓着でいようと心がけてきたのだが(気合を入れるのは音だけで十分)、さすがにこの機種、私が以前から持っていた安物LDプレヤーとは全然画質が違う。まあ当然か、なんせ新品で200,000円以上する品物だしな。当然音質も全然違う訳で、私はむしろこっちの違いの方に驚いた。コンパチ機なのでオーディオCD(CD-DAって書いても分かり難いよね)も再生できる。ここでもなかなかの性能を発揮。いや、それどころか、国産10万円程度のCD専用機種と張り合えるくらいの音を出してる。こんなイイものをタダで頂けるとは…、ホントに感謝感激。

 友人から、パーフェクTVで放送している「世界の名車」という番組のビデオを借りる。この番組、約40分程度の時間で、世界の自動車メーカー、あるいは名車一つに焦点を当てて、じっくり解説していくという番組。何でもフェラーリの回だけ録画に失敗したそうだが、フェラーリの歴史なんてカーグラTVで所中やってるし、いまさらどうでもイイや。まだ2回分しか見ていないのだが、初めがシトロエン次がタッカー、どちらもすごく面白い。ナレーションの“英語直訳セリフ”が若干気になるが、私が始めてみる貴重な映像の数々で、画面に食い入るようにみてしまう。ホント、約40分の放映時間があっという間。3倍モード120分テープで3巻あるので、まだ暫くは楽しめそうだ。

 と、長くなったけど今回はここまで。最後まで読んでくれた人、どうもありがとう(^^。


99/12/17:【食べ物】:酒の日々

 昨晩は掲示板の仲間と、虎ノ門鈴傳に呑みに行った。鈴傳は相変わらず日本酒が美味しくて、私は気持ちよく酔っぱらってしまった。調子に乗って変なこと言ったりしてなかったかな(^^?。

 そして、鈴傳を出て家に帰る途中、バスの中で偶然近所に住んでいる別の友人に会う。そこで友人に「ここで会ったら、このまま家に帰るわけにはいかんだろ」などと言われ、シブシブ(ホントか?(笑))私は友人の家について行く。
 んで、そこで更にワインを一本空けてぐでんぐでんになり、結局家に帰ったのが午前3時…。いや〜、久々大量に呑んだな。

 当然今日の午前中は起動不能。皆さん、お酒を呑むのは程々にしようね(^^ 。


99/12/15:【パソコン】:私のプリウスノート2

 先週再インストールして、ようやく環境が整ったと思ったら、再度エラーの嵐。今度は原因がおおよそ分かっていて、マイクロソフトの2000年問題修正モジュールをインストールしたとたん、ウインドウズが駄目になった。

 あ〜、また再インストールだ。いい加減、ウインドウズ関連の本でも買ってきて勉強しようかな?。だれか、トラブルシューティングにお勧めの本って知らない?。その辺の本屋で見た限りでは、ウインドウズシステムまで突っ込んで解説してある本って、なかなか無いみたいだけど。

 もう、ウインドウズマシン使うの、イヤになってきたよ〜(^^ 。


99/12/14:【書籍】:「森本眞佐男」トヨタのデザインとともに/「堀 元美」現代の海戦

 この前の日曜日に買ってきた古本の中で、面白かった二冊を紹介。まず初めは「トヨタのデザインとともに/森本眞佐男」。この本の初版は昭和59年。著者は戦前からトヨタで、クルマのデザインの仕事をしてきた人。この本は自動車のデザインそのものを紹介する本でなく、著者による“自動車デザインの考え方”などの記述が中心。トヨタ自動車のクルマデザイン史と思ってこの本を手にした人は、ちょっとがっかりかもしれない。
 この本で著者は「自動車デザイナー個人にスポットが当たるのは間違いだ。自動車デザインは決して個人の仕事ではない」と、強く主張している。これは、最近の自動車ジャーナリズムの主張と反対な気がして面白いね。でも、この本を読むと著者の主張、ホントは正しいのではないかな…と思えてくる。
 例えば、1960年代。トヨタと日産の間で“BC戦争”と呼ばれる、ブルーバード対コロナの熾烈な販売競争があったよね。当時、日産はコロナの追撃をかわそうとして、ピニンファリナがデザインを担当した、ブルーバード410をデビューさせた。このクルマは今でもマニアの間で評価が高い。対するトヨタは、この本の著者を中心とした社内のデザイナーがデザインした、トヨペットコロナ1500DX(ドラム缶の山に突っ込むCMでお馴染みのヤツね)で対抗する。そして、数年に渡った熾烈な販売合戦の結果はトヨタの圧勝。当時の日本人には、お尻が下がっているデザインのブルーバード410は、貧弱なデザインに見えたらしい(余談だけど、日産って先代のブルでも、尻下がりのデザインで失敗してるよね)。
 当時、日本の自動車メーカーは、国際化を図るためなのか、外国人有名デザイナーにエクステリアデザインを発注することが流行していたそうだ。そんな中で、トヨタは頑固に社内デザインで押し通す。当時著者は、新型ブルーバードのデザインをピニンファリナが担当すると云うことを知っていた。そのおかげで、トヨタデザイン室は「ピニンファリナなにするものぞ!」ってな感じで盛り上がってたらしく、この販売合戦の勝利は、ホントにデザイナー達にとっては嬉しかったらしいよ。
 こんな時、例えば外国の自動車メーカーなら、デザイナー個人にスポットが当たっても良さそうなモノだが、当時この本の著者は、コロナのデザインについて、マスコミからインタビューを受ける際「コロナのデザインは、沢山の人たちの努力の結果だから、個人名は出さないでくれ」みたいなことを言ったらしい。確かにこの本を読むと、自動車のデザインというのは、とても個人単位で出きる物では無いものと分かる。デザイナーの要望を採り入れるために、様々なスタッフが一丸となって頑張る。あるいは現場から新しいアイデアが上がってきたりもする。自動車デザインの現場というのは、そういったモノらしい。なるほど…確かにそうかもしれない、私はすっかり感心してしまった。
 それともう一つ、当時日野自動車では「コンテッサ」という、イタリア人ミケロッティにデザインを発注した乗用車があったよね。これもまた、マニアの間では評判が高いクルマだけど、当時日野自動車の重役達は、このクルマの開発中、なんと日野社内デザイナー達にも、デザインを全く教えなかったそうだ。この一件のおかげで、日野の社内デザイナー達は意気消沈したそうで、トヨタに資本提携を受けた当時、日野社内デザイナーはすっかり自信を無くしていたらしい。そりゃそうかもね。コンテッサは成功したけど、日野自動車の長期戦略としては失敗だったという訳かな?。
 こんな一件も、マニア向けの(悪い意味で言ってる訳じゃないよ)ジャーナリズムからは伺いしれない事実。このような、現場からのリアルな自動車デザインの話が満載で、本当に面白い本だった。しかも巻末の付録は、他分野のデザイナーにとっても為になる言葉が満載。これは古本じゃなくてもお買い得だと思います。まだ、書店に注文すれば手に入るんじゃないかな?。

 長くなったので、もう一冊は簡単に紹介。「現代の海戦/堀 元美」初版が1962年。年代が年代なんで、現代の海戦の話じゃないんだけど、軍事関連の思想に昔から興味がある私にとっては、とっても興味深い一冊。現代の軍事ドクトリンとちょっと違う戦術や、当時の兵器がどのような効果を狙って開発、運用されていたかなど、現代に明らかになったデータと比較してみると大変面白い。
 ちなみに、私は兵器そのものの運用法などに興味はあるけど、いわゆる兵器マニアとはちょっと違う。まあ、基本的な知識はあるにしても、兵器マニア達の知識量には全くかなわないね。そのようなマニア向けに兵器そのものを解説してある本って、今でも山のように出版されているけど、軍事力の運用方、あるいは戦争の遂行そのものを解説している本って、なかなか無いんだよね。まあ、日本の大学には「軍事学」という学科が無いから仕方ないかもね。
 話が脱線したが、今となっては“冷戦時代”というのも立派な歴史の1ページだと私は思うので、このようなある意味当時の「生きた証言」を収めてある本って結構貴重なモノだと思う。当時、ソビエトの驚異に我々がどれだけ冷静でいられなかったか、私はこんな事も、世間でもっと考察されても良いような気がするんだけどね。


99/12/10:【アニメ】:新世紀エヴァンゲリオン

 一昨日の晩六本木WAVEで、新品70%引きという値段で最後の2巻を買ってきた。こんな値段じゃなければもう買わなかったろうな。んで、今朝早起きして一気に見る。
 結末については、まだ見てない人もいるかもしれないので(いや、みんな知ってるか)、ここでその内容には触れないことにする。ただ、一言だけ云わせてもらうと、朝のさわやかな空気の中では、ちょっと見るの失敗だったかもしれない(^^;;;。

 まあ、色々な論争が起きたり、色々な見方をされてきたアニメではあるけど、傑作には違いないので、まだ見てない人はビデオ屋で借りて見てみるといいかもね。あなたもきっと、死海文書関連の本が読みたくなりますよ(^^;;。


99/12/09:【エッセイ】:酒

 昨日の帰り道、バス停で友人に会った。そんで、一度家に帰ってからまた酒を飲みに出掛ける。今週に入ってからワタシ、毎日酒を飲みに出掛けてるんだけど、体大丈夫かな?(^^;;。


【パソコン】:私のプリウスノート

 私のノート、いよいよWINDOWSが末期的症状になってきた。さっきからSafeモードとセットアップ画面を行ったり来たりさせないと起動しない。こりゃ、再インストールしか無いな…。
 私のノート、買ってから毎月再インストールをする羽目に陥ってるよ。この場合、再インストールってのが、一度ハードディスクを初期化するしか無いので、こりゃまた面倒なんだよね。

 前友人に指摘されたけど、やはり、調子に乗って貼ってる「multi inside」ステッカーが悪いのかなぁ?(^^;;。


99/12/08:【アニメ】:昨日のアニメマニア

 昨日、夕方秋葉原にヤボ用があって出掛けた。そして、用事が終わって石丸電気ソフトワンに寄ってみると、2階の映像ソフト売場で、アニメのDVDボックスを何個もレジの前で積み上げて、一つ一つキズをチェックしているマニアがいた。一番キズが無くて綺麗な箱の商品を買うつもりなのかな?。

 マニア相手の商売って、大変なんだね…(^^;;。


【書籍】:「石橋秀朗」クルマが10年たってもへたらない方法

 さっき本屋で立ち読みしてきた。この本によると、クルマはしっかりしたメンテナンスをすれば10年くらいは持つモノらしい。ウチのクルマは、しっかりしたメンテナンスをしなくても、10年以上持ったぞ(^^。
 中身を読むと、エンジンオイルは走っても走らなくても3か月ごとに交換。ブレーキパッド&フルードも1年で交換。ショックは3万キロ毎に交換して、ブッシュ類は5万キロで全交換。ATのフルードは、ニュートラルからドライブレンジに移したとき、0.5秒以内にシフトショックが来なければ即交換、なんてのもある。
 ここまできちっと整備すれば、確かにクルマは10年持つだろうけど、車検毎にクルマを買い換えた方が安く済んだ、なんてオチもありそう(^^。

 コレは全く個人的な思いこみかもしれないが、クルマって手を掛ければ掛けるほど、故障しやすくなるような気がしない?。年中オイル交換したり、下に潜ってゴソゴソやってる人のクルマに限って、いつも故障してばっかりのような気がする。
 私がミニに乗っていたときは、メンテナンスなんて全然してなかったのに係わらず、ほぼ全く故障しなかった(一度動けなくなったのは、自分でオルタネータ壊したからだし)。いつも気を使ってオイルを交換したり、いじったりしている人のミニに限って、話を聞くといつも調子が悪いときばっかり…。そこの所、実際はどうなのかな?。

 思うに、最低限のメンテナンス(オイル交換とかね)さえしっかりやっておけば、クルマってそんなに気むずかしい機械じゃないと思うけどね。例えば、家庭にあるビデオデッキだって、そのまま何もせずに使えば4〜5年は十分持つのに、しょっちゅう天版を開けて、ヘッドの掃除だの、内部の埃だのを掃除していると、案外スグに動かなくなったりするもんだ。まあ、実際はどんな機械でも、プロがイジるのと、アマチュアがイジるのじゃ、大きな違いがあるんだろうけどね。
 この本を読んでると、私程度のメンテナンスじゃ、クルマは1年で壊れるって感じ…。まあ、この本の通り実施するのは極端だけど、わたしの“まっかちん”も、もう少し大事にしてみようかな?。なんせ、買ってからワックスすらかけた事無いからね(^^;;;。

 それと、一つだけ警告。この本の中で「サイドブレーキは、あまり引きすぎると、部品を痛めるので、8分目程度の引きでやめておくこと」なんて書いてある。この著者の“8分目”が、どの程度を指すのか知らないが、私のMGFの場合、坂道で(特に前を下に向けた場合)サイドブレーキを思いっきり引いた状態でも、後ろからちょっと力を入れて押すと、案外簡単に動いてしまう(押すのをやめれば止まるけどね)。コレは、以前他のクルマで実験してみても同じような結果が得られたことがあり、案外サイドブレーキって当てにならないモノだなと、しみじみ実感した事がある。
 クルマがひとりでに動き出すよりは、サイドブレーキの部品を傷めた程度の方が、よっぽどマシだと思うよ。だから、停車時はちゃんとサイドブレーキを引きましょうね。


99/12/07:【食べ物】:鈴傳

 夕方、友人から私の携帯に電話があり「ちょっと儲かったから、虎ノ門“鈴傳”へ行こう」と誘われた。私は二つ返事でOK!、タダ酒にありつけるなら、どこでもついて行きまっせ(^^。ということで、虎ノ門交差点で友人と待ち合わせてから、目的地へ向かう。
 ちょっと歩いて鈴傳に到着。中にはいると時間がまだ早いせいか(6時前)、案外空いていた。この鈴傳、見た目は最近珍しいモロ“大衆酒場”という感じで、店内は大きめの長テーブルに丸椅子という状態。んで、混雑時はぎゅうぎゅうに詰め込まれるので、慣れないとちょっと居心地が悪いかも…。それと、はっきりいって料理の方もバリエーションが少なくて、あんまり美味しくない。
 でも、日本酒だけはホント美味しいんだよね。店内には全国各地からの逸品が勢揃いしてる。そして値段も安い!。ほとんどの日本酒が、一合(大体コップ一杯)500円前後で呑むことが出来る。コレは虎ノ門という場所柄を考えても安い。しかも出てくる酒はどれも美味しいので、いつもちょっぴり飲み過ぎちゃうんだよね(^^;;。

 久々に“鈴傳”で呑んで友人と話したんだけど、最近の日本酒はフルーティーで爽やかな口当たりがトレンドなのかな?。なんだかどんどん白ワイン風になっていくみたいで、白ワイン好きの私としては、コレはコレでいいかもしれないと思った。

 日本酒というと、どうしてもあのアルコール臭いというイメージがなかなか抜けないけど、鈴傳の日本酒なら、女性の方たちにもウケがいいんじゃないかと思う。もっとも、店内の雰囲気はモロ大衆酒場なんで、女の子をさそっての勝負所には使えないけどね。
 でも、友人どうして気楽に行くのにはホントにお勧めの場所。どなたか、今度私と一緒にどうですか?(^^;;。


99/12/01:【テレビ】:NHK特集「イスラム潮流」

 昨日は、帰りに駅で友人に会ったので、そのまま酒を呑みに行った。んで、ちょっと遅めに家に帰って来て、テレビをつけたら、NHKで再放送していた。昨日はシリーズ第二回、一回目は本放送の時に見たんだけど、イマイチだったので二回目は見ていなかった。

 昨日の放送は、コーランの教えについて。特に「無利子銀行」の話など、なかなか興味深いものがあった。考えてみたら、聖書の教えについては、何となく知っている私達でも、コーランの教えはほとんど知らないんだよね。日中お祈りを5回するとか、豚肉は食べないとか、私はその程度の知識しかない。
 そんな中昨日の放送は、コーランの教えに従ったイスラム教徒の生活について、色々紹介していた。私はイスラム教のことは良く知らなかったので、なかなか面白かったです。

 世界の大都市の中でモスクが無いのって、東京くらいなんだってね。私に限らず、日本人はイスラムについて良く知らない人が多そうだから、この番組で少し勉強するのもいいかも。


【書籍】:川端康成「天授の子」

 昨日、飲み屋の席で、友人2人と文学の話をした。坂口安吾や、ドフトエスキーなど、色々な作家の話題が出た。しかし、若いうちならいざ知らず、この年になると、文学というのにも少し縁が遠くなる。もうドフトエスキーなんて、かったるくて読めないわな…。
 その席で、私は昔川端康成をよく読んだという話をした。んで、友人の一人が「お勧めはなに?」と聞いてきたので、私は新潮文庫から出ている「掌の小説」を勧めた。この本は、川端康成が色々な場所で発表した短編を集めたもので、短編といってもページにすると1〜2ページの超短編が中心。
 短い話が中心なので、読みやすい本かと思ったら大間違いで、逆に川端康成の濃い文章表現が、短編ゆえに濃縮されている。そのせいで、全部読み終えるのにかなり時間がかかった覚えがある。
 川端康成は生前、空き時間があると、原稿用紙に文章を書く練習(!)を良くしていた、なんてエピソードを私は聞いたことがある。そのおかげなのか、彼の表現する文章は、着れ味が鋭く、そして美しい。私が思うに、この「掌の小説」は、新潮文庫から発刊されている彼の作品中、最も川端康成らしい“切れ味の鋭い文章”を味わうことが出来る本だと思う。

 文庫で出版されている以外の彼の文章も読んでみたいんだけど、20年位前に新潮社より発刊された「川端康成全集」は、最近再販されて無いせいか、古本屋でも相場が高い。以前値段を調べてみたら、古本のくせに全36巻で18万円もするんだよね、元の定価より高いじゃん(^^;;。もっとも再販されたとしても、最近の発刊だと一冊当たり5千円位はしそうだから、結局は買えないかな?。
 地方に行ったときなど、古本屋で価値も分からず投げ売りしていないか、一応探してみたりはするんだけど、まだ見つけたことは無い。ちくま文庫辺りから、全集発刊の予定は無いのかなぁ。

 前置きが長くなったが、今日本屋に行ったとき、昨日人に勧めた手前もあるので、「掌の小説」ちゃんと絶版にならずに本屋さんに並んでいるか確認しておこう、と思って文庫の棚をチェックしてみると、知らない間に新潮文庫から川端康成の新刊が出ていた。それがこの“天授の子”。
 当然即購入、久々に川端作品未読の文章が読めて嬉しいです。

 なんだか、タイトル「天授の子」について、ほとんど書かなかったけど、それは、まだ私がこの本を読み終えていないからです(^^;;;;。読み終えたら、そのうち感想をアップします。
 今回は久々に川端康成の本を買って、色々思うことがあったので、つい長々と書いてしまいました。また他の作品も読み返してみようかな?。


99/11/30:【アニメ】:デジ・キャラット

 かなり以前から「アニメっていつからやるの?」とか「この前“ワンダフル”見たけど、やってねぇじゃん」とか「デジ・キャラットって、OVAあるの?」とか、私の回りのオタク系人間の間でかなり話題になっていたアニメ。ど〜でもいいけど、みんな何で私に聞くんだ?、なんかヲレを誤解してない?。ヲレは興味もないし、そんなこと知らねぇ〜よ(^^;;。

 といいつつ、事前に友人達から無理矢理盛り上げられた手前もあったので、仕方なく昨日の第一回を夜更かしして見てみた。このアニメ、TBSワンダフル内で放送していて、時間は10分くらい。しかも番組の一番最後に放映しやがる…、平日の私は12時前には寝ることをモットーにしているっつ〜のに、おかげで今日眠いじゃねぇか(^^;;。

 んで、肝心の内容の方は、……(^^;;;、ちょっと評価する気にはなれない代物。まあ、あのキャラクターが好きなら面白いんだろうね。ファン以外には、本当に必要のないアニメでした。でも、かなり人気はあるらしいね。私に言わせて貰えば「世のオタクども、こんなモンに当てられてるんじゃねぇ〜よ(^^」っていう感じ、なんだか脳味噌がトコロテンになりそう…。
 しかも、本編の“ワンダフル”は、ワンギャル達の「私、渋谷でスカウトにしつこく付きまとわれちゃってぇ〜」とか「渋谷のカラオケで歌うのがストレス発散ですぅ〜」とか、黄色い声の話題が中心だったのに(これはこれで、脳味噌トコロテン状態だったけど)、いきなり番組内で、あんな難易度の高いバリバリオタク系のアニメを放送するというのが、かなりシュールな感覚だった。あの番組に出演している女の子達は、あのアニメのことどう思ってるんでしょ、きっと理解不可能なんだろうな(^^。

 まあ、マニアの皆さん、しばらくの間、夜更かし頑張ってにょ〜。

 って、しまったぁ!(^^;;;;。


99/11/29:【ゲーム】:“UP FRONT!”“日本の黒幕”

 土曜の晩から、日曜の朝にかけて、仲間と久々にシミュレーションゲームをやる。当日のゲームは UP FRONT と日本の黒幕。まず、UP FRONTから始めたらしいが、私は現地に着いたのが夜11時頃だったので参加できなかった。んで、日本の黒幕の方も、途中参加になってしまった。

 なんのことか分からないと思うので、簡単に2つのゲームの解説をすると、まず“ UP FRONT” の方は、ボードシミュレーションの傑作、AH スコードリーダーのカードゲーム版。第二次世界大戦の陸上戦闘を戦術級で再現している。
 スコードリーダーをプレイするには、ある程度の場所と根気が必要だが、カード板の UP FRONT ならもう少し気軽にゲームをすることができる。カードゲームながら、相手の側面を突いたり、背面に回り込んだりと、なかなか多彩な戦術を試みることが可能。現在は基本シナリオしかプレイしていないが、追加ルールを駆使すれば車輌なども登場する、本格的第二次大戦の陸戦戦術級シミュレーションゲームに発展する。

 もう一つの“日本の黒幕”の方は、日本のシミュレーションゲームデザイナーの第一人者、「鈴木銀一郎」がデザインした、シミュレーションゲームとパーティーゲームの中間を行くようなゲーム。基本的にはこちらもカードゲームに分類されると思う。プレイヤーは日本を陰で支配する“黒幕”の一人となり、日本を操る支配者を目指す。若干ルールが複雑ながら、比較的簡単にプレイできる。

 んで、当日のインプレッションだが、UP FRONT は参加出来なかったので省略。
 日本の黒幕に関しては、昔プレイした時より「みんなアクドクなったな」というのが印象。一応このゲームは、多人数のプレイヤーがお互い交渉を進めながら、他のプレイヤーを出し抜いて勝利を目指すという“マルチ”ゲームに分類される。しかし、さすがにみんな年を取って、すっかり交渉慣れしやがったな(^^;;。
 プレイは、お互いの顔色を伺いながら、仕掛けるときは自分以外のプレイヤーを口車に載せて嗾けるという、まさに陰謀渦巻く“黒幕”の様相。下手すりゃ友人失うぞ!(^^。
 昔このゲームをプレイしたときは、結構短時間(2時間前後)で勝敗が決したのだが、今回はプレイヤー全員、悪事の臭いがプンプンして、なかなかゲームにダイナミックな動きがみられない。結局夜中の3時位までプレイしたあげく、全員疲れ果て、引き分けのまま終了。お疲れさまでした(^^。

 しかし、シミュレーションゲームって、ホントに面白いね。次回のゲームは何かな?、楽しみだ。


【エッセイ】:ポスター

 いつもはヒマしている私だが、今日は久々に忙しかった。それと、先週の仕事だったポスター2点の納品もあった。

 久々に仕事をした心境です(^^。


【エッセイ】:税金

 滞納中だった市民税、さっき払ってきました。今までは買い物をする度に、何処か心の奥で引っかかりがありましたが、これでようやく綺麗な体に戻れた気分です(^^。 でも、今月の生活は厳しそう…。


99/11/26:【ゲーム】:ときめきメモリアル2・限定版

 会社で居眠りをしていると、何だか携帯が鳴ったような気がした。確認してみると着信が3件もある。そのうち2件は間違い電話。残り一件が友達からだった。

 「昨日、予約してた“ときめきメモリアル2・限定版”が買えなくてさぁ…。愚痴を言いに電話したんだ」だって(^^;;。そんなの知るかよ…。
 何でもその友人は、限定版を手に入れるためにショップに予約を入れていたそうだ。んで、発売日に受け取りに行ったら「入荷数が予定より少なかったので、あなたの分はありません」と言われたらしい。「その後、あわてて他の店に行って探したんだけど、結局何処にも売って無くてさ、どっか売ってる場所知らない?」、何故そんなこと私に聞く?。

 私は別に限定版じゃ無くてもいいと思うけどなぁ…、中身が変わるわけでもないんだし。
 まあ、ここで限定版目当てに走るファン心理を、否定したりするつもりはない。本人が好きなんだから、仕方ないよね。
 逆にここで問題にしたいのは、ショップ側の態度、いや、ゲーム業界全体の、この甘っちょろい体質の方だ。
 まずショップの方だが、普通予約していた商品が入荷不能になったら、事前に電話連絡の一本くらい入れるモンじゃないか?。わざわざ電車賃使って、貴重な時間を割いて、発売日に楽しみに商品を受け取りに行って「あなたの分は入荷しません」じゃ、やってらんないよな。しかも、友人が言うには「予約しても手に入らないことって、結構あるよ」だって。そんなズボラな入荷体制で、事前に予約なんて受けるなっちゅーの。
 それと、メーカーもメーカーだ。大物ソフトの発売予定は、遅れるのが当たり前。「発売日が遅れても、私たちはより良いものをユーザーに提供する方が大事だと…」なんてセリフ、私の仕事でそんな暴言はいたら、その場で失業、もしくは賠償問題だぞ!。こんなの、大人のする仕事の進め方じゃないよね。
 ホント、メーカからショップまで、ゲーム業界に居る人ってまともに大人の仕事をする気があるヤツってちゃんと居るのだろうか。この業界全体のいい加減さって、本人達はどう思ってるんだろうね。
 別に私が予約したわけではないし、被害を受けたわけではないのだが、友人の話を聞いているうちに、こっちが腹を立ててしまった。こんなズボラな仕事をしているようじゃ、ゲームも、そのうち干されるぞ。

 ちなみに、私の友人は「ときめきメモリアル2は、今買うのを諦めて、そのうち中古で買おうかな…」なんて言ってた…。
 うーん、結局はメーカー側も消費者側も、どっちもどっちなのかな?。


99/11/24:【パソコン】:WINDOWSマシン

 私が本格的にWINデビューして、早4か月。「マックと違ってWINDOWSマシンはシステムエラーが出ない」なんて言ってたヤツは、どこのどいつじゃ!。私の日立プリウスノートは、止まってばかりだぞ!。

 このままじゃ、近日中に「パソコンページ」を作っても当分ネタには困りそうもないな…(^^;;。


99/11/22:【パソコン】:ニュートン

 ニュートンはパソコンじゃないんだけど、まあ、いいか…。私が持ってるニュートンは“MessagePad130J”最近はさすがに使ってないんだけど、今日ネットを色々見てみると、まだまだユーザーの人達は熱いみたい。ちょっと安心した。
 ニュートンを持ち歩いていた時期は、電車の中でスケッチしたり、人に会うとサインして貰ったり、色々楽しかったんだけどね。人に見せると例外無く面白がってくれたし…。

 現在でも色々PDAってあるけど、あまりに事務的で、私が使う気になれる物は存在しないなぁ。


99/11/21:【エッセイ】:部屋の整理

 夜に部屋の掃除&資料整理をする。今の家に引越して早4年。いい加減ダンボール箱に入った各種書類も、整理しないとキリがない。急がないと、倉庫部屋がパンクしてしまう。
 んで、今日の夜は整理といっても大した成果は上がらなかったんだけど、お約束…(^^、懐かしのアイテムが数点出て来た。
 一つ目は、小さいときに読んでいた乗り物図鑑。これは前時代的で面白かったです。特に未来の交通というグラビアページがあるんだけど、海は原子力客船と、原子力潜水客船。空には原子力飛行機、陸には原子力自動車、その他なんでも原子力(^^。原子力が魔法の時代だったんだねぇ。かの原子力船“むつ”も、希望に満ちた文章で紹介されてました。
 もう一点はこれ、なんと!、味の素ライトフルーツソーダ“天空の城・ラピュタ”。これは見つけた私自身もびっくり、しかも両方とも未開封。どこぞのマニアに高く売れるかな?、なんちゃって…。
 確か味の方も、ライトフルーツソーダの名が示すように、さわやかに「マズい」って代物だった気がする(^^。

 そうそう、部屋の整理の最中に脚立から転落して、その拍子に私のスピーカー、EXLー1を転倒させてしまった。幸いスピーカーにダメージは無いみたいで良かったです。皆さんも、脚立にはご用心。


99/11/19:【書籍】:機動戦士ガンダム“逆襲のシャア”

 「徳間書店、アニメージュ文庫」、著者が「富野由悠季」。
 いや〜この本凄いや!。何が凄いって、表紙と中のイラストを“二千一夜物語”や“ヤマタイカ”などでお馴染みの、星野之宜が手がけているのだ。今更ガンダムってのも、あまり読む気しないけど、このイラストを見て思わず、前・中・後編3冊とも買ってしまった。
 この本の文章は、富野由悠季本人が書いているので、正当派ガンダムシリーズの話なんだろうけど、人物やモビルスーツのデザインは彼独自のテイストで描かれていて、とてもガンダムの続き話だとは思えない。特に主人公のアムロなんかは、“ヤマタイカ”の武彦そのもの。とても軟弱な坊やには見えません(^^。このビジュアルは、以前ピピン用でリリースされたゲーム、実写板ガンダムのあごの割れたシャアを見たときに匹敵するくらいのショックだった。
 中身はまだ読んでないけど、とりあえず立ち読み…というか、表紙と中のイラストは見ておいた方がいいよ。キャラはイメージが全然違うにしろ、イラストは綺麗だし、星野之宜デザインのモビルスーツなどは結構かっこいい。これって、バンダイからプラモになったりしてないのかな?。


【書籍】:国民の歴史

 本ネタが続くけどご容赦。この本、出版社が「産経新聞社」、著者が「西尾幹二」。著者名の横に「新しい歴史教科書をつくる会」などと書いてある。全部で750ページ以上ある割には、値段が1,800円と案外リーズナブル。
 内容は一見歴史書に見えるのだが、実は思想書。ページが多いので、まだ全部は読んでないのだが、おおよそ読んだ限り(683ページまで)では、突っ込みを入れたくなる箇所がしばしばある。
 例えばこの本の中で「遣唐使は回数も少なかったし、唐の滅亡と共に廃止されてしまったから、中国文化は日本文化にさしたる影響を及ぼさなかった。また遣唐使廃止後の日本文化は、日本独自の物だ」みたいなことが書いてあるが、実際は民間レベルでの交流はそこそこあったと予想されるし(中国本土はともかくとして、九州の漁民にとっては、朝鮮半島に渡るなんてまったく普通のことだったらしい)、どう贔屓目にみても、日本が全く中有国文化の影響をあまり受けなかったとは考えにくい。まあ、教科書にあるような「中国の文化を元にして日本文化は発展した」って言い切るのもどうかとは思うけどね。
 それにしてもこの本の場合、ちょっと思想色が強すぎて、歴史書としては全般に検証不足な部分が多いような気がする。まあ、著者自身もあとがきで「この本は、日本の歴史について書かれた論集だ」とは言っているけど、それにしてもね。
 あと、著者独特の日本の歴史観が、初めは面白いんだけど、同じ調子の主張をえんえん700ページ近くも読むとちょっと疲れる…。でも、最近の本屋では売切れ続出らしいから、みんなちゃんと読んでるのかな?。
 独特の視点から見た歴史書として本書を読むと、やや失望するが、歴史を例えにした思想書として読むのなら、案外面白いのかも。私個人的にはイマイチだったけど、とりあえず残り僅かだから、ちゃんと最後まで読もうっと。


99/11/18:【書籍】:世界自動車ドキュメント「車闘」

 母が仕事の関係でたまに本をもらってくるのだが、別に選んで持ってきてくれる訳では無いので、自分じゃ絶対に買わないし読まないような本が手に入ることがある。この本もそんな一冊。
 著者が「吉田信美」、出版社が「実業之日本社」、内容は、21世紀に向けた世界の自動車産業の概略。まあ、“ベンツが何処とくっつくのか”だとか、“GMが何処を買収するのか”とか、そんな話。
 しかし、この手の経済書ってホント内容が薄い気がするなぁ。この本の場合は、定価が1,600円なんだけど、とても定価に見合った内容だとは思えない。どれもこれも、普通に生活していればみんな知っているようなことをおさらいしてあるだけ。私はこの本に限らず、一般の“経済書”ほとんどに似たような印象を持っている。
 まあこの本の場合は、あんまり気張らずに気楽に読めて、そこそこ面白かった。考えてみれば経済書ってのも、サラリーマンが電車の中で気楽に読める程度のものが求められるのかもしれないね。


99/11/17:【エッセイ】:電気人間

 デジカメ買ってふと思ったけど、そういえば、身の回りの物で充電が必要な物って増えたよね。私が毎日持ち歩いている鞄の中には、ノートパソコン、携帯電話、CDウォークマン、デジカメ、と充電が必要な物が4つもある。更に家の机には、パワーブックとニュートンがあるので、家の机の下には“かぶとむし”(電源アダプタ)がいっぱい。
 これだけ充電する物があっても、バッテリはおろか、電源アダプタですら一つも共用できない。なんだか世の中って便利になってるんだか、不便になってるんだか分からないね。


【エッセイ】:大鷲神社

 今日の夜、近所の大鷲神社へ行って来た。今日は鷲の市だからね、神社には結構人が集まっていた。お祭りの夜の雰囲気も、何故か懐かしい気がするね。
 それにしてもびっくりしたのが、日本人ってこんなに信仰が厚かったのか?、ということ。小さな神社なのにお参りに長い列ができていた。その列の末尾に付き、待つこと10分くらい。ようやく自分の番が来てお賽銭を入れ鈴を鳴らす。そして手を叩きお参り開始…、そういえば、みんなお参りの時って、何を神様にお願いしているんだろうね(^^。


99/11/16:【買い物】:デジカメ

 昨日、36枚撮りフィルムを現像に出し2000円近いお金を取られ、もうイヤになって、以前から検討中だったデジカメの購入を、半ば衝動的に決心する。そして新宿ヨドバシカメラに行って電撃購入!。機種は「ライカ digilux」。「なぁに、ブランドに負けてるんだか…」などと言わずに(^^;;、簡単に落札理由を聞いて下さいね。

  1. 初めにオリンパス「C2000ZOOM」か富士フィルム「 FinePix1700Z」どっちかがいいなと思っていた。
  2. 近所のキムラヤで見るとオリンパス「C2000ZOOM」はやっぱり結構高い。んで、形が気に入っている富士フィルム「FinePix1700Z」の方に傾く。
  3. ヨドバシカメラに行くと(高額商品はヨドバシで買うのよ…理由は分かるよね)、富士フィルム「FinePix1700Z」が\59,800。やっぱこれかなぁ…と思っていると、横に「FinePix1700Z」のOEMである「ライカ digilux」が一万円高い値段で売っていた。
  4. やっぱりライカは格好いいなぁ、と思ってよく見てみると「FinePix1700Z」より確かに一万円高いが、接続キット、スマートメディアが付属しているのに加え、なんと「AdobePhotoshop5.0LE」がバンドルされてる、これはびっくり(Mac版、5.0持ってないんだ)計算すると、実質「FinePix1700Z」より全然安いじゃないか!。

 ということで、ライカに決定しました。私は「ライカ・ブランド」に特に興味はなかったんだけど、実際手にしてみると、確かに格好いいですね。中身は「FinePix1700Z」と同じなのに、何となくこっちの方が綺麗な写真が撮れそうな気がする(^^。
 ちなみに昨日部屋でテスト撮影してみたので、興味がある方はどうぞ。圧縮率は全てノーマル、解像度は640×480で撮影しました。また、ちょっと画像が重目なので、しばらくしたら削除します。
 まず、初めの2号戦車の写真は思いっきり近づいてフラッシュを使用せずに三脚で撮影したもの。次の同じく2号戦車は、接写モードを使用せずに離れた所からズームでフラッシュ未使用、三脚で撮影した。最後のガチャポン人形は、フラッシュを使用して手持ちで撮影したもの。このガチャポン人形、過去4回やってこの面子が揃った。これはかなりラッキーだよね。って…そんなこと、どうでもいいって?(^^;;;。
 ちなみに、全ての写真は夜間蛍光灯下で撮影している。画質はどうかな?。私はまあまあの性能だと思うけどね。(写真のデータは、削除しました。ご希望の方はメールをどうぞ)


99/11/12:【エッセイ】:携帯電話

 昨日の夜中、携帯電話の電池切れ警報で起こされた。こんな時いつも思うんだけど、夜中に携帯電話の電池が切れるって、そんなに重要なことか?!。メーカーってその点どう思ってるんだろう。現在の技術があれば、電池切れ警報を夜中に鳴らさないように設定する事なんて簡単だろうし、また、夜中の時間を避けて警報を出すように設定することも出来るはずだ。
 携帯電話って、着メロとか、何とかメールとか、くだらない機能ばかりが増える一方で、基本的な使い勝手の点は、全然進歩してないんじゃないかな。私のパイオニア製携帯電話も、ユーザーインターフェイスは最悪。ホント、くだらない機能は沢山ついてるんだけどね。


99/11/11:【エッセイ】:中国旅行

 バスの中で偶然、大きな荷物を持つ友人にあった。これから中国へ観光旅行に出掛けるんだってさ。羨ましい話。
 前回と同様に、現地で売ってる怪しいCDをお土産に買ってきてくれるそうだ、う〜ん、楽しみ楽しみ(^^。


99/11/10:【エッセイ】:過去の記憶

 今日は、ミニのページ“北海道紀行”をちょっとだけ更新した。もう既に7〜8年前の事なんで、写真を見て、地図を見て、思い出しながらの作業なんで、なかなかすらすらとページが出来上がらない。特に写真を時系列に並べ替えるのが大変なんだよね。時系列で紹介するのは、途中で放棄したけど、それでもある程度は順序を立てないと、話の筋がめちゃくちゃになってしまう。今回は結構苦労してます。

 しかし、昔の記憶って時系列から忘れていくものなんだね。案外、その場で自分が感じたことなどは、なかなか忘れないけどね。


99/11/09:【エッセイ】:退屈な日々

 基本的に毎日更新しようと思ってたんだけど、昨日今日と全然面白いことがないんだよね。昨日は10時位に寝ちゃったし、今日会社に来ても、普通に机に座って仕事してただけだし(それが普通か)。
 あ、そうだ、昨日はお昼に銀座じゃんがららーめんで、ぽんじゃんラーメンを食べたね。うんうん、あれは美味しかった。ただ、昼食としてはちょっと考えた方がいいかもしれない。お口に臭いが付くから…。

 と、まあ。普通の生活を送ってます。つまんない更新でごめんね。


99/11/07:【エッセイ】:待ち合わせ

 昨日の晩は、友人におめでたいことがあったので、新宿で待ち合わせ。時間丁度くらいに待ち合わせ場所に着いたんだけど、友人の姿は無し。ちょっと待ってると携帯に連絡があって、同じ場所に居るらしいということが判明。周りを見渡すとようやく会えた。そこで友人が開口一番「今日は普通の格好してるから気が付かなかったよ」だって…(^^;;;;;。

 私はいつも普通の格好しているつもりなんですけど…(T.T。


99/11/04:【クルマ】:ハイパーミニ

 日産が1999モーターショーに出品したMMCスマートに似たコンセプトカー。と思ったら、さっき私の事務所の前、外堀通りで走行しているのを見た。車体は赤でナンバープレートは黄色。仮ナンバーじゃなくて、普通のナンバープレートを付けていた。
 しかし、実際に他車に混じって走っているのを見ると、本当に小さいね。あんなクルマが増えれば、東京の渋滞も少しは解消するのかな?。


99/11/01:【エッセイ】:ペン

 皆さんは、お絵描きって好きですか?。私は仕事で絵を描くというのもあるけど、個人的にも絵を描くのは大好き。私の場合は、絵を描くとき下書きをせずに一気にサインペンで書いてしまう。だもんで、書く紙の方はあんまりこだわりは無いんだけど(コピー用紙のヤレ紙とかチラシの裏とかね、だから原画ってほとんど残ってない)、書くペンの方は非常にこだわります。私がいつも使っているペンは「Tachikawa FINEPOINT SYSTEM 0.2」という、一本100円で販売してる細身のサインペン。これを箱買いしている。ちなみにこれ以外のペンだと、文字を書く気にもなれない。
 ところが最近、別なペンがお気に入りになった。そのペンは「55号くれ竹筆ぺん二本立て、かぶら」。これは近所の文房具屋で150円程度で売っている代物。以前も仕事によっては筆ペンも使ってたが、普段の絵にも筆ペンを使い始めたのは最近になってから。
 昔、学生時代の頃は、ペンや画材にもこだわりを見せないと何となく恥ずかしいような気がして、いろいろ高価な外国製のペンや、紙などを買い漁った。しかし最近はその手の画材は使う気になれない。結局は一般に流通しているものの方が、頻繁なモデルチェンジや量産効果などにより、使い勝手、値段などの点で優れているものが多いのだろう。この事実に気が付くまで、私はかなりの金を使った。
 皆さんの中でも、もしペンなどに高価な一流製品を使っている方がいらっしゃれば、一度安物のペンを見直してみるのもいいかもしれません、ひょっとして新たな発見があるかもね(^^)。


99/10/31:【食べ物】:そうめん

 岡山方面にドライブに行った友人から、お土産として、八ちゃん“そうめん”というカップラーメン(?)をもらった。なんでも想像を絶するマズさらしい。そんなもんお土産によこすなよ…(^^;)。


【クルマ】:MR−S

 地元のネッツに愛想を尽かした私だが、めげずに三郷のビスタ店に行ってくる。初めに行ったビスタでは試乗車はなく「越谷のビスタに行けば試乗車がある」とのことだったので、見積をもらい、何故かファンカーゴを試乗して三郷のビスタを後にする。
 んで、越谷のビスタに行くと「ここから近くの旧4号沿いのビスタに行ってます」と言われたので、仕方なくそこに向かう。はぁ〜。
 ちょっと渋滞にはまってようやく到着したビスタ店には、エアロパーツフル装備のMR−Sが置いてあった。さっそく店内にも入らず試乗開始。
 第一印象は、ステアリングがでかい。そんで軽い(操舵が軽いわけではないよ)。MGFの準正ステアリングは、信じられないくらい重いからね。それに比べるとエアバック内蔵でこの軽さは羨ましい。でもでかいのはイヤかな。
 それから走り出すと低速トルクの太さに驚く。これは発進時、エンストの心配をしなくても良さそうだ。事前に着座位置が低いとも言われていたのだが、あんまりその点は気にならなかった。しばらく走って、ちょっと前が空いたところでアクセルをぐっと踏み込む。中域、高域の感じはMGFのKユニットの方が全然いいね。MR−Sは、回転にトルクが付いてこない気がした。それとコーナリング感覚だが、MGFに比べると、やっぱり普通の国産車。アンダーステア傾向の味付け。ただしステアリングの切れ角はかなりクイックで、乱暴にハンドルを切ると危ないかもしれない。この点は過去のMR−2みたいに、マイナーチェンジで改良(改悪?)される気もする。
 結論を言わせてもらうと、MGFが「エアマックス」だとすると、MR−Sは「コンバースの紐無し靴」って感じかな。MR−Sは、Fよりも気楽に乗れる感じで、なかなか好感を持った。MGFが深刻なトラブルに見舞われたら、代打として乗り換えてもいいかな?。


99/10/30:【食べ物】:フェリーチェのパスタ

 家に帰っても晩飯はないので、夜友人達と地元のパスタ屋「フェリーチェ」へ出かけた。ここのパスタ、結構うまいんだよね。みんなで生ハムピザを一枚頼んで、他は一人ずつ単品料理を頼んだ。私はペペロンチーノを食べる。
 さすが地元の店だけあって、周りの客を見ると、学生時代同じ学校にいた生徒っぽい人がちらほらと数人…。別に声はかけなかったけど、何となくうれしいね(^^)。 


99/10/29:【書籍】:ローマと長安

 講談社現代新書。著者が若山滋。内容はちょっとエッセイ的だが、その分気軽に読めると思う。著者はローマの無秩序ともいえる雑然とした町並みと、長安の整然とした町並みを比較して、双方の文化的相違を述べている。
 ただローマは、帝国発祥から延々と皇帝(素人考えですけど“ローマ皇帝”って言葉、誤訳だと思うなぁ)の都で、同じ場所で膨張を続けたのに対し、長安はたまたまその時代に皇帝がいたというだけで、基本的には白紙から計画的に作られた都市だ。私としては、長安とローマの町並みの違いを民族の思想の違いと位置づけるより、両民族にとってのローマと長安、都市そのものの役割の違いを考察した方がもっともらしいと思う。当然、著者もそのことには触れてはいる。しかし、結論としては位置づけて無いみたい。


【アニメ】:ターンAガンダム

 昨日の放送見逃しちゃったよ!。本来の放送は今日なんだけど、昨日は一度放送が潰れた分の埋め合わせで、特別に放送していたらしい。物語が盛り上がってる最中で見逃したのはつらいなぁ。さっそく友人達に声をかけて、見逃した分を補完せねば(^^)。


99/10/28:【食べ物】:うどん

 昨日の晩は、うどんを作って食べた。うどん玉は市販のモノを使用するからいいとして、つゆの方は、市販のつゆの元にちょっとした素材を加えるだけで、かなり違ったおいしさになります。ここで私のつゆ作りのレシピを公開するので、興味のある方は試してみてね(^^)。

 まず用意するモノ(一人前)。●市販のつゆの元(にんべんを強く推奨)。●乾燥昆布/5センチ程度。●乾燥椎茸/一つ。●市販のダシパック、あるいはダシ用に厚手に切ってある鰹節。ちなみに私も通常はダシパックを使用する。●鷹の爪(赤唐辛子ね)/1〜2本。●みりん/目安がスプーン1杯前後。
 まず片手鍋に、水、つゆの元を入れ、味の濃さを調整。後で色々加えるので、つい薄味にしてしまうところだが、この段階で普通の濃さにしておくのがコツ。確かにこの後、つゆは若干濃い味になるが、うどん、もしくはそばを入れると味は薄まる。ちなみにつゆの元ににんべんを推奨するのは、あまりダシの香りが付いていないため。単体で食するのならともかく、今回はベースに使用するので、ダシ入りのつゆはさけた方がいいかもしれない。
 その後、水とつゆを入れた鍋に乾燥昆布、乾燥椎茸、ダシパック、鷹の爪、みりん(量は好みに応じて、多めに入れるとコクが出る)つまり全部入れる(^^)。
 それから火を入れて煮立てるだけ。簡単簡単!。
 つゆは沸騰した後も、2〜3分間煮るといい。ダシが出ておいしくなる。ちなみに昆布に関しては、一般的に沸騰する前に鍋から上げないと臭みが出ると言われているが、私の経験でいうと、沸騰して30秒〜1分位は煮込んだ方がいい。その方がおいしいと思う。あと鷹の爪だが、辛い味が苦手な人は沸騰してすぐに取り出すこと。辛いのが好きならそのまま煮込んで構わない。

 まあ、大したことじゃないんだけど、こんなちょっとした工夫で、市販のうどん、そばも、かなりおいしく食べられます。
 根性がある方は、自分でそばなどを打ってみるのもいいと思うけど(昔やった)、苦労の割にはあまり成果は上がらないと思う。もちろん趣味としては面白いだろうけどね(^^)。
 同様に、1からつゆを作るのもあまりお勧めしない。かなり手間がかかる上に、入れる塩、ダシなどの量に圧倒されて、きっと作ったつゆは、自分じゃ飲めなくなると思う。まともな濃さにするには、ほんとに大量の塩、醤油を使いますよ(^^)。


【クルマ】:モーターショー

 昨日見学してきた。帰って音楽でも聴きながら資料を整理しようと思ったけど、上記の通りスピーカーがめちゃめちゃ調子良くて、資料の整理どころではない。ショー自体は面白かったので、折を見て少しずつ紹介していきます。
 今日は一つだけ、我が(^^)ローバーのブースについて少々。そこには例のMGFスーパースポーツが展示してあった。台の上に展示してあるわけでなく、ドアはロックされていたにしろ、普通に並べて置いてあるだけだったので、のぞき込んでじっくり見ることが出来た。外見的にはエアロパーツを付けて、色が玉虫色に変わっているだけ。インテリアもセンターコンソールが若干変わっているだけだった。しかし、センターコンソールには、ちゃんと深い小物入れが装備されていたので、あれだけは羨ましい。それと、色も好き嫌いが分かれるところだろうけど、私はいいなと思った。
 あと、正面には私とおんなじ赤のFが展示してあった。私も念のため乗り込んでみてチェック。別になんも変わらなかった(^^;)。ちなみに、ローバーのブースの中でも、MGFは大人気でした。おんなじクルマのオーナーとして、なんだか嬉しかったよ(^^)。


99/10/25:【ご挨拶】:一週間たちました

 トップページの構成を変更(このヨタ話ね)して、一週間がたちました。カウンタは20日からですが、5日間で160 Hit を超え、他からのリンク先が少ない割には案外多くの人に見てもらってるみたいで、とてもうれしいです。まあ、そのうち30〜40 Hit は自分だと思いますけど(^^;)。
 これからも、休日を除くなるべく毎日、更新を入れていくつもりなんで、よろしくお願いします。また、内容について行き過ぎの点などがありましたら、遠慮なく叱って下さいね(^^)。


99/10/23:【書籍】:古本屋めぐり

 午後、ヒマだったので家の近辺の古本屋を探索。オープンカーで古本屋めぐりなんて、結構風流でしょ(^^;)。
 結局4件程廻ってゲットした本は「世界の軍用機:欧州編」「世界の軍用機:アメリカ編」「世界の軍艦:ソ連編」(以上平凡社カラー新書、全て初版1980年前後)と、「AV空間の設計」(講談社現代新書、初版1987年)の4冊。全部あわせても900円前後という安さ。
 その中で「AV空間の設計」を、帰ってすぐ読んでみた。この本の中で、著者はDATの規格を絶賛している。なんだか時代を感じるね
 他の本は、ぱらぱらめくった程度だが、こちらも時代を感じる記述がいっぱい。特にソ連製の機械に対しての記述は怪しい部分が多く(まあ、仕方ないけど)、現代の明らかになったデータと、違っている部分を比較するのも面白いかも。


99/10/22:【パソコン】:iBOOK

 秋葉原に実物が展示してあった。値段は皆さんご存じの通り198,000円。予約販売と書いてあったから、実際の在庫は無いみたい、事前の予約分で手一杯なのかな。
 サイズがでかすぎるとか、スペックがやや貧弱とか、色々な前評判があるけど、実際実物を目の前にすると、スキモノなら「欲しい!」と感じると思う。特に筐体の出来がすばらしい。ちょっと前に私が買った“プリウスノート”とは大違いだ。ロックの爪なしで閉まる構造や、バネつきで自然に戻るハンドル。キーボードの色。外側の手触り。スペックだけではない「モノ」としての魅力に溢れてる。この辺は、コスト競争真っ直中のWIN陣営には、なかなか真似できないだろうね。
 しかし、冷静に考えてみると、買う・買わないの判断は難しいと思う。特に液晶解像度が800×600というのは、現在のOS、アプリの状況ではチト厳しいのではないかな?。


【パソコン】:iMac

 アキバには、新型のiMacも展示してあった。新型の外見上の違いは、CDーROMドライブがスロットイン方式になっていること、それと背面上部の成形色が、完全に透明になっていることだ。この透明の筐体、実物は写真で見る以上に格好いい。また、案外故障の際に原因を探るのにも便利かもね(^^)。


99/10/21:【テレビゲーム】:かえるの絵本

 まずびっくりしたのが、主人公がいきなり人間になってしまうこと。次に、グラフィックがバリバリのアニメ絵だということ。テレビのコマーシャルを見た限りでは、もっとほのぼのとしたゲームかと思ってた。
 ゲームの進行は、「マリーのアトリエ」シリーズに近い。まあ、面白いんだけど、ちょっとかったるいかな。なんにせよ、事前の紹介記事などによるイメージで手を出すと、印象の違いに面食らうと思う。
 ほのぼの系のグラフィックのほうは、冒険後に記録される絵本で見ることができる。それにしても、かえるのまま冒険をするのかと思ってたのになぁ。


【書籍】:項羽と劉邦

 最近、自宅にある本の山の中から、横山光輝の漫画「項羽と劉邦」が発掘された(^^)。んで、ここ数日、入浴中、就寝前、起床後(^^;)に少しずつ読んでいて、さきほど全21巻読み終わりました。いやぁ、面白い面白い…。司馬遼太郎の小説「項羽と劉邦」とは、またひと味違った感じなので、既に小説を読んでいる人にもお勧め。小説版では張良の大活躍に胸躍らせる展開だったと記憶しているのですが、漫画版の方は韓信の活躍がメイン。読み終えた頃には、あなたもきっと韓信のファンになってます(^^)。
 ちなみに横山光輝もう一つの代表作「三国志」については、吉川英治の小説を読めば、漫画版をあえて読む必要はないかも…。展開も小説版と全く同じだし、それに全60巻というボリュームは、読んでる方も訳わかんなくなる量です。漫画を読むより、小説を読む方が楽(^^)という珍しい事例。
 それと、吉川英治版三国志の読後は、陳瞬臣による「秘本三国志」がお勧め。劉備のイメージは、「秘本…」の方が、それっぽくていい感じです。


99/10/19:【アニメ】:今期新番組総論

 話が前後するけど、週末に友人と、今期のアニメ新番組について話し合った(^^)。友人の意見としては、「今期のアニメ、どれも作画レベルが高くて、綺麗な映像が多いけど、内容についてはオリジナリティが無いね…」とのこと、私もそう思う。
 なんか変にマニア向けの作品ばかりが増えた。ティーン向け(?)アニメの中で、きちんと一般の視聴者に向けて物語を作っているのは、「ターンAガンダム」だけじゃないかな。
 Nスペも見捨てた今となっては、テレビで見る気がするのは、アニメと連続テレビ小説(毎シーズン見る訳じゃ無いけど)位です。アニメに係わらず、テレビにはもうちょっと頑張って欲しいな。


 著者が「木下 良」、出版社が「大巧社」、値段1,200円。内容は、日本の道についての古代から現代までの考察。この本の中で著者は、古代の街道のルート(江戸時代じゃないよ)と駅が、現代の高速道路のルートとSAの位置に大変良く似ていることを指摘している。古代から現代に通じる“道”の歴史として、ドライブ好きの人も読んでみると、意外なことが分かって面白いんじゃないかな。


99/10/18:【書籍】:日比谷図書館

 仕事の間に日比谷図書館へ、「シルクロードの民話・ダリム盆地編」「彷徨のまなざし・宮本常一の旅と学問」「東北学へ1」を借りてくる。全て購入を検討していた本ばかりで、なんだかとっても特をした気分。問題は、全て2週間で読み終えなければならないということだ、頑張ろう。


 少しでも金を浮かそうと(^^;;)、金券屋にバス共通カードを見に行く。しかし定価から20〜50円しか安くないので、購入を断念。
 ちなみに、舌の付いたハイカ(ちょっと使用済みのモノね)は結構安いので、長距離ドライブを計画している方にはお勧めかも。ただし、わざわざ遠くの金券屋に行くほどの得はない。あくまでも生活圏の近所に金券屋がある方に。


99/10/17:【書籍】:あれこれ

 お茶の水で、安原顯「乱聴日記」を買う。痛快な文章が大変面白く、アッという間に読み終えてしまう。一緒に「To Heartビジュアルファンブック」も購入。だって、仕方ないじゃん…、ファンなんだから……(^^;;;;;;)。



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