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いきなり強制で音がなり始めるサイトって、ちょっとムカつくよね。
NHK総合テレビ「その時歴史が動いた」という番組、昨日の放送は「戦火の中でアニメが生まれた」という内容。是非見たいと思っていたのだが、つい放送があるのを忘れてしまった。
仕方無いので、昨夜は番組の中で紹介されていたはずの「桃太郎海の神兵」のビデオを、テープの山から引っぱり出してきて再度見ることにした。
この「桃太郎海の神兵」というアニメは、日本が太平洋戦争真っ直中にいる昭和17年、松竹が海軍の要請を受けて制作したアニメーション映画。この映画のフィルムは長い間戦災で消失したとされており、マニアの間では幻の傑作映画と言われていた。しかし、10年くらい前に偶然この映画のフィルムが松竹の倉庫から発見されたため、私達も約半世紀ぶりに、この幻の戦中映画を見れるようになったと言う訳(最近では、セルビデオも発売されているらしい)。
ストーリーは、平和に暮らしていた動物達が、自分たちの国を守るために、桃太郎を指揮官とした落下傘部隊と共に鬼(イギリス人?)と戦うというもの。内容は戦意向上映画そのものなのだが、子供向けのせいか露骨な表現は避けるような作りになっており(それでも十分露骨かもしれないが)、単純なストーリーながらも十分楽しめる映画になっている。
それとこの映画、映像はホントに素晴らしいね。若き日の手塚治虫もこの映画を見て感激したそうだけど、私も久々に見返してみると、美しい映像と決めの細かい動きには、ホント感動してしまった。特に物語中盤に出てくる“影絵”シーンは、現在のアニメでは表現不可能なのでは?、と思えるほどの美しい絵と動き。他にも軍の要請で制作された為か、妙に飛行機のシーンがリアル(写実的とは違う)だったり、敵側の鬼達の動きがタコみたいだったり(コレがまた、情けなくて面白いんだ)などと見所は随所にある。この映画、戦時中に制作されたものだからという“贔屓目”で見なくても、映像とストーリー両方共、とても良くできたアニメーション映画だと思った。チャンスがあれば、皆さんも是非鑑賞してみて下さい。
その後、タイマーで録画していたNieA_7というアニメを見たんだけど、あのハイレベルな戦中アニメを見た後だと、なんだか色々と感慨深いものがあったな。戦後日本のアニメーションのレベルは、ココまで来たというべきか、それとも、まだココまでしか来ていないというべきなのか…。
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とーとつだけど、新幹線の500系って実物見るとホントかっこいいよね。あそこまで未来的な造形をした電車が、普通の町並みの中を普通に走っているのも、かなりシュールな光景だと思う。
あの500系の特徴的な先頭車輌は、車体を尖らせる事によってトンネル進入時に発生する空気の衝撃を和らげる、というものらしいけど、それにしたって格好良すぎ。特に運転席部分キャのピーの形状などは、理論的説明では説明しきれない趣味的なものを感じてしまうんですけど。
そういえば、最近∀ガンダムのデザインで有名になった、シド・ミード氏が、雑誌のインタビューで「日本は未来的で美しい工業デザインが多くて羨ましい。アメリカでは、南海鉄道で走っているラピートのような奇抜で美しいデザインは、決して採用されることはありません」と言っていたのを思い出した。確かにアレはアレで凄い形してるよね。
また何時だっだか、日経デザインの記事で、有名な外国人インダストリアルデザイナー(名前失念)のインタビューが載ってたんだけど、そこで彼は「日本の新幹線のデザインを初めて見たときは衝撃を受けた、あれは従来の鉄道とは全然違う、全く新しいものだ」と絶賛していた。こう考えると、日本人の鉄道に対する美的センスって、結構凄いものなのかもしれないなぁ。
あ、ちなみに500系の外観デザインは、確かドイツ人だったはず。でも、デザインを採用する側は日本人だからね。
同じ乗り物でも、自動車のデザインに関しては、日本人は明らかに外国勢に後れをとってると感じるね(例外はあるけど)。しかし、日本人ってなんで鉄道のデザインに関しては、こんなにセンスが良くて進歩的なんだろ。ちょっと不思議。
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土曜の晩、友人からコマンドマガジン33号を受け取ってくる。今回33号の付録ゲームは「ロシアンキャンペーン2」。このゲームは、以前アバロンヒルから出版されていた人気ゲーム「The Russian Campain(邦題:独ソ戦)」をデザインした John Edwards 自身が、本ゲームの矛盾点(結構あった)を改良し、更にルールの改良とマップの修正(アバロンヒル版のゲームは、規定のパッケージに収めるため、オリジナルからマップが大幅に変更されていた)を施した“完全版”という位置づけになっている。
出勤途中にルールをざっと読んでみたのだが、現在私が理解している本ゲームの特徴は「攻:防=1:1の攻撃でも相手に損害を与る可能性がある」「攻撃側が、防御側の退却路を選択できる」「両陣営はターン中、第一インパルス第二インパルスと、二回の連続した攻撃を行える」ということ。
このルールを踏まえてゲームの勝利条件と照らし合わせてみると、ドイツ軍プレイヤーは、優秀な機械化部隊を使いソビエト軍防衛線に穴を開け、第二インパルスで後続部隊を使い補給路を確保するという“電撃戦”的思考を要求されるみたいだ。
ちなみにドイツ軍の勝利条件は、『マップの都市全ての支配、あるいはモスクワ支配の上スターリンユニットを除去』という事なので、ソビエト軍プレイヤーがよっぽど間抜けでない限りは、ゲーム序盤で勝利を逃した場合、ドイツ軍勝利の機会は無いと思われる。
逆にソビエト軍プレイヤーは、序盤のドイツ軍による大攻勢を乗り切れれば、ゲーム中盤以降、極東地域から派遣される豊富な増援部隊を使って攻勢に回れるわけで、この攻守逆転によるドラマチックな展開が、本ゲーム“ロシアンキャンペーン”を人気ゲームにしてきた一つの要因なのかもしれない、と思ったもりもした。
ソビエト軍の勝利条件はドイツ軍と同様『マップの全ての都市の支配、ベルリン支配の上ヒトラーユニットを除去』ということなのだが、この“2”で追加された勝利条件として『規定のターン終了時に、ドイツ軍は一定数の都市を支配していないと敗北する(ターンにより、支配都市数は変更される)』というルールが加わった。そのため序盤の攻勢に失敗したドイツ軍が、負けを回避するために(双方が勝利条件を達成できなかった場合、ゲームは引き分け)ヒトラーユニットを連れてマップの端まで逃げるといった、卑怯(?)な戦法が使えなくなったみたい。このルールによってゲーム終盤の状況は、大部隊で失われた国土に攻め入るソビエト軍に対して、少数の部隊で各都市を防御しながら消耗戦を強いられる悲劇のドイツ軍、といった感じの、より史実に近い展開になると思われる。なんだかプレイするのが楽しみになってきたな。
とりあえず、ゲーム研究期間としてほぼ一ヶ月(プレイ予定は8月)あるので、もう少し色々な展開が起こり得ないか考えてみる事にします。
現在タクテクスと言ったら、こっちの「Tactics」を思い浮かべる人の方が多いのだろうけど(^^;; 、そうではなく、ここで話題にしたいのは、昔ホビージャパンが発行していたボードシミュレーションゲームの専門誌の方。ちょっと前、最近のマイブームをきっかけに、過去のバックナンバーをまとめて読み返してみた。
しかし、改めて読み返してみると、結構酷い記事が多いわ…。私がこの雑誌を読んでいたのは、中学生から高校生の間に発行されていたB5版隔月の頃で、内容が濃かったとされている時期(1981年12月No.1〜1985年9月No.23)のがメインなんだけど、それにしても、連載記事の殆どが学生の読書感想文みたいな出来で、たまにあるまともな記事は翻訳物だけだったという感じ。中には無論例外もあって、森谷俊雄氏による「大陸軍その光と影」という連載などは、今でも単行本でまとめて読んでみたい記事であるが、全体としては同人誌に毛が生えただけの記事という印象は、改めて読み返してみても、当時の印象と変わるものではなかった。
さらにこのタクテクス、1985年11月の24号から念願の月刊化を果たし、版形も平閉じA4版に変更される。これ以降のタクテクスは、記事の内容を徐々にRPGゲーム寄りにシフトしていく。そして月刊化後の記事内容は、ますます乱雑で内容の薄いものとなり、まずヒストリカルシミュレーションゲーマーがこの雑誌から離れていき、さらにRPGゲーマーは、本誌別冊の「RPGマガジン」の方に流れ、そしてタクテクス本誌には読者が誰もいなくなり、後に廃刊へ。さらに同誌廃刊と共に、日本のボードシミュレーション業界は、連鎖的に人離れ・ユーザー離れが進み、ついに壊滅状態になってしまった。
ブームになったから、同じような内容の製品を各社が発売する。そして、その製品を実際市場で消費される以上に流通させ、生産者側は他社を出し抜くために、自らのキャパシティを越えた新製品開発を強行しようとし、そのため製品は粗悪品ばかりになり、ひいてはそのジャンルの商品全てが「駄目」という烙印を押され、衰退していく…。なんだか、この国でよく繰り返される「ブーム」という現象の本質を見せられた気になりました。
ま、それはいいとして、今回は古いタクテクスを読んでみて、徐々にシミュレーションゲーム界がおかしくなっていくのが手に取るように分かった、というお話でした。現在、シミュレーションゲーム界は「氷河期を脱した」などと言われてるみたいだけど、今回のムーブメントは、みんなで大事に育てていこうね。
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今日、無事先週の放送分を見ることができました。どうもありがとう。
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最近は私、すっかり“ヤフオクウオッチャー”と化してるんだけど、いつも疑問に思うのは、お店に行けば売ってるようなものでも、定価より大幅に高値が付いてる商品があるという事。まあ、競り合ってるうちに、熱くなって引っ込みが付かなくなるというのもあるんだろうけどね。
それと、首都圏に住んでいる私とそうでない人達とでは、モノの価値(値段)も違ってくるかな。
にしても、みんなもう少し冷静になった方がいいんじゃないのか?。こんな相場で売れるのなら、思わず私も、自宅にある『秘蔵コレクション(笑)』から、なんか出品してしまいそうになるよ。くわばらくわばら…(^^ 。
が〜〜〜〜〜〜〜っつ!、見逃したぁ〜〜〜〜〜〜〜っつ!。
あわててそれっぽい友人達に、ビデオ録画確認の電話をしたんだけど、無惨にも全滅(T.T 。仕方ないので、口頭であらすじを聞かせてもらいました。
しかしみんな、最終回前の大事な放送なんだから…、コ○クター・○イなんて見てないで、ちゃんとビデオ取っとかないと困るよ、ホントに。
アニメネタばかりですまんね。なんせ私、ヲタなもんでね。
ということで、今日買ってきたこのCD、テレビアニメ「∀ガンダム」のサントラ第三弾だ。曲は前サントラと同様「菅野ようこ」が全て書いている。今聴いているのだが、なかなかいい感じ。そういえば、今月号のミュージックマガジンで、このアルバムに収録されている「限りなき旅路」という曲が、もろクイーンの“パクリ”だなんて書いてあったな。まあ、そんなこと…CD聴いてる私たちにゃどーでもイイ事だけどね。
ライナーノーツの内面に、この∀ガンダムのキャラデザインを担当した、安田明氏(ちなみに“スト2”のキャラも、彼の作品らしい)のイラストが載ってるんだけど、この人ってホント絵上手いんだなぁ、びっくりしたよ。
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常に、初期の目的を見失わないようにしよう。
数年前に、会社にいた数学好きの後輩から出された問題。ふと思い出したので、ココに書いてみる。
『ここに12個のおはじきがあります。そして、この中で、一つだけ他とは重さが違うおはじきが混じっています。天秤を3回使って、この重さの違うおはじきを、見つけ出して下さい』
なんでも相当難しい問題らしいので、頑張って考えましょう。問題が解けた人は掲示板、もしくはメールでお知らせ下さい。別に解けたからって、景品はありませんけど…(^^;; 。
そうそう、一応注意しておくけど、重さが違うおはじきは、標準より重いのか軽いのかもわからないんだよ。その辺も踏まえて考えてね。
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Teacup、www60〜69の掲示板がアクセス不能だそうだ…。復旧まで一日、もしくはそれ以上かかるってさ。もし、掲示板が見れなかった人がいたのなら、そういうことなんで、暫く待ってね。
まあ、そんなに沢山の人が見てる訳じゃなさそうだから、大した影響は無いはずだけど…(^^;; 。
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しかしまあ…、最近ペーパークラフトって流行ってるのか?。今日本屋に行ったら、なかなかナイスなペーパークラフトブック3冊を発見。
まず見つけたのは、「ToHeart わたしたちを作ってね」という名前の本。タイトルを読めば分かると思うけど、いわゆる「ToHeart」のキャラクターを紙で作ろうという本。表紙の完成写真を見ると、なんだか一昔前のポリゴンキャラみたいな出来。まあ、好きな人にとっては、これでも良いのかもしれないけど…。
次に見つけたのは、「人造人間キャシャーンペーパーフィギア」という本。表紙の完成写真を見ると、コチラの出来はなかなか…。オビによると完成後は「全長50cmのビックサイズ」になるらしい。キャシャーンが行動を共にしている青い犬(名前忘れ)の型紙も付属している。
次に見つけたのは「サーキットの狼」のペーパークラフト本。この本には私、不覚にも笑ってしまいました。付属している型紙は、ロータスヨーロッパ、ポルシェ911、フェラーリディノの3台。完成写真を見る限りでは、どれもかなりイイ出来で、特にフェンダーの膨らみなどの表現は、一昔前に出版された紙のクルマよりも本物っぽい感じがする。
またこの本、単にクルマの型紙だけではなく、付録の型紙を使い「漫画の名シーンを紙で再現!」することも可能になっている。再現できるシーンは、単行本第1巻「早瀬左近」と「吹雪祐矢」の首都高バトル。それと単行本第5巻、公道レース最後の「沖田」と「吹雪」が繰り広げるデットヒートのシーン。この本には、2つの名シーンを再現するために、首都高速や都心のビル郡、岩山などの型紙も付いている。さらに「金魚のフンみたいに、後を着けてるだけかと思ったぜ!」などという、早瀬のセリフが書かれた破れふきだしの型紙まで付いていた。
しかし、世間ではなんで急に「ペーパークラフト」なんだろう。こののブーム、一体何時から始まってるの?。
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最近は、また結構やり始めている。んで、最近やったゲームについて、簡単なメモ程度に紹介。
まずは、SPI社製「SPYS!」。このゲームは第二次世界大戦前夜の、スパイ同士の戦いをテーマにしたシミュレーションゲーム。とはいっても、パリパリのシミュレーションゲームかというと、そうでもない。パーティーゲームとシミュレーションの中間って感じかな?、ルールもそんなに複雑ではないので、非シミュレーションゲーマーの入門にもお勧めかもしれない。
前回のプレイ展開は、ロシアが序盤で多数のスパイを失い、ドイツ&イタリアのスパイがイギリス本土などから、良質の情報を多数得る。中盤はドイツ&イタリアが優勢で、終盤になって、イギリス&フランス連合軍のスパイ達が巻き返しを図り、枢軸国を逆転。そのままゲームが終了となった。
次はエポック社製「砂漠の狐」。このゲームは第二次世界大戦でのアフリカ戦線をテーマにした作戦級。プレイヤーは、イギリスの連合軍側と、ドイツ・イタリアの枢軸国軍側に分かれてプレイする。
この「砂漠の狐」、ゲームデザインは日本のシミュレーションゲームデザイナーの第1人者、鈴木銀一郎。彼のデザインするゲームの特長は、プレイバランスが優れていること、初期配置はフリーセットアップが多く多様な作戦を展開できること、比較的短時間(4〜5時間)で終わること。逆に欠点は、簡素なゲームシステムに凝る余り、戦場の雰囲気が今一歩伝わって来にくい事かな。
前回のプレイでは、結局時間切れで途中までしかプレイできなかったのだが、ゲーム終了時の判定では、イギリス軍プレイヤーが大局の作戦方針でミスを犯し、枢軸国軍プレイヤーが細かな用兵面でミスを犯しているという実状。ということで、イギリス軍、枢軸国軍両方に勝つチャンスが残されていた。
ちなみに下の写真、赤のユニットがイギリス軍で、青がドイツ軍、緑がイタリア軍。写真では見にくいのだが、青いユニットで真ん中に白い矢印が見えるのはダミーマーカー。これは双方のプレイヤーが、自分の軍勢を隠すためのマーカーで、ドイツ軍ユニットではない。
次は、第1次世界大戦をヨーロッパ大陸規模のマップで再現する戦略級ゲーム「TOTAL WAR」。プレイヤーは、ドイツ・オーストリアハンガリー・トルコの枢軸国側と、イギリス・フランス・ロシア・イタリア(後にアメリカも参戦)の連合軍側に分かれる。このゲームは戦略級ということで、前回の砂漠の狐と違い、どのタイミングで軍勢を生産し、どのタイミングで戦場に送り込むかという、実際の作戦以外の要素も考えなければならない。よって、常に大局を見据えた思考がプレイヤーに要求される。
ゲーム開始は先攻の枢軸国プレイヤーから。まずドイツ軍はベルギーを占領。次にオーストリアハンガリー軍がセルビアとモンテネグロに進入し、各国軍勢を撃破する。続いて東部戦線に展開するロシア軍を攻撃し、戦力の損耗を図る。仕上げはトルコ軍による黒海東側からのロシア侵入。カスピ海沿岸の工業都市“バクー”を攻略し、ロシア軍の工業生産力に打撃を与えた。
対する連合軍側は、西部戦線では増援部隊をフランス−ドイツ国境地帯に配備。国境沿いに展開するドイツ軍と対峙し、このまま暫く膠着状態が続く。またイギリス軍はエジプトにも増援部隊を派遣。トルコ軍に南からプレッシャーを与える。そしてロシア軍は、ドイツ“ケーニヒスベルグ要塞”を攻略し、続いて枢軸国軍戦線の穴を突き、オーストリアハンガリー帝国内“ワルシャワ”を占領。しかし練度の低いロシア軍では、侵攻はココまでが限界。逆に伸びきった戦線を維持することが困難な状態に陥いてしまう。
これに対し枢軸国側は、ワルシャワに進入したロシア軍100万人以上を、ウイーンで完全に包囲することで対抗。そのためウイーンに侵入したロシア軍は、作戦行動が不可能になってしまい、現地で大量の損失を食らってしまう。また、黒海東側ではトルコ軍少数戦力が暴れ回り、この二つの要因により、ロシア国内の戦意が急速に低下。ロシア帝国そのものが崩壊の一歩手前まで追いやられてしまう。
ゲーム開始から4ターン(一年)が過ぎ、イタリア軍の連合国側参戦。このターンでイギリス・フランス軍は、西部戦線に貯めていた軍勢で、ドイツ国内への攻勢を開始。アルプスを越えてきたイタリア軍と共に、ドイツ軍包囲作戦を展開する。東部戦線ロシア軍への作戦を重視していたドイツは、この西部戦線の崩壊を止めることが出来ず、大量のイギリス・フランス軍の国土への進入を許す。このためドイツ国内の戦意が急速に低下、その隙をつき、ドイツ東側からは崩壊寸前だったロシアの軍勢が南下、この攻勢によりロシアは戦意を回復し、一気にベルリンまでを占領してしまう。同ターンでイギリス・フランス軍は、ドイツ西部の主要都市の殆どを占領。枢軸国側で何故か絶好調の、オーストリアハンガリー軍による後押しも間に合わず(なんと、彼らはイタリア参戦の次ターンでローマを占領してしまった)、ドイツ降服。これと同時に枢軸国側は敗退。第1次世界大戦は、史実より大分早い一年3ヶ月で終了した。
上2点の写真を簡単に説明すると、左(もしくは上)が初期配置状態。濃い茶色がロシア軍、明るい茶色がオーストリアハンガリー軍、緑っぽい灰色がドイツ軍、黄色がトルコ軍、赤がイギリス軍、水色がフランス軍、イタリア半島北部にいるのがイタリア軍、白が中小国もしくは中立国だ。
次の写真は、ゲーム終了時の写真。ドイツ全土に進入したイギリス・フランス・ロシア軍が見える。
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ガンダムの次に富野監督が世に送り出したSFロボットアニメーション。前作のガンダムとは話の趣が全然違っている。ちょっと前友人から「TV版:伝説巨神イデオン」と「劇場版イデオン/接触編:発動編」のビデオを借りてきて、先日ようやく全話分見終わった。
今回このアニメを見るのは、中学生時代の本放送と、その後に見た再放送に続いて3回目だ。そして、この「伝説巨神イデオン」。見終わってみると、とても面白いアニメーションであることを再確認できた。
偶然が呼び起こした異星人との接触。お互い戦う意志がないのにエスカレートしていく戦闘。元は同じ星の人間でありながら、地球人にまで異星人扱いされる主人公達。やがて、イデオンにかかわり合う全ての人達が「イデ」と呼ばれる無限エネルギーに翻弄されていく…。この辺の話の展開が、非常に良くできていて、あたかも映像を見る側の者までが「イデ」に翻弄されていくような感じ。特に物語後半、イデオンが勝手にその力を発動していく様は、まさに「イデに取り込まれた人の運命」というものを考えさせられてしまう。
最近このアニメ「エヴァンゲリオン」の監督が影響を受けたとのことで、世間では再評価が始まっているみたいだが、物語の壮絶さと言う点では、イデオンの方が明らかに上。イデオンの重厚な話に比べると、エヴァは演出だけが一人歩きしていった感じで、話の方は良く分からない代物だった。もっともエヴァは、この演出過剰な部分が、最近の世間に受けた理由でもあるんだろうけどね。
対するイデオンは、演出に関しては素晴らしい部分も多いのだが、かつての子供向けロボットアニメそのものの演出部分も多い(意味もない“止め絵”とかね)。しかし、そこに展開されるストーリーと、感情をむき出しにしたようなセリフの数々は、見る者の心を直撃する。「なんで私の人は、みんな死んじゃうの!」「みんな星になってしまえ!」「ハルルが男だったらという悔しみ、カララが異星人の男に寝取られた悔しみ、この父親の悔しみを、誰が分かってくれるか!」。などと、とても夕方6時台に放送していたアニメとは思えないセリフの数々。今回ビデオを見て、この年になって始めてセリフの意味が理解できた部分も多かった。
またイデオンの劇場版である「発動編」の映像は、現代まで含めた日本のアニメーションの中でも、まさに最高峰と言っていい美しさだと思う。アニメーションディレクター湖川友謙の描くキャラ達は、どれもこれも魅力的で、特に感情の変化などの微妙な表情は、実写の映像以上にリアルな演技。彼の描くキャラ達は、今のアニメにある「萌え」の要素が全然無いため、現在では正当に評価されているとは言い難いと思うのだが、少なくともこの作品以降のアニメ映像に与えた影響は、計り知れないものがあるはず。やや大げさにいえば、現在ある日本のアニメ作画の「基礎を作った人」といっても過言ではないかもしれない。
音楽も素晴らしい、このイデオンの音楽を書いているのは、ドラゴンクエスト、または中央競馬の入場曲の作曲でお馴染みの「すぎやまこういち」が担当している。このイデオンのBGM集は、いまだに廃盤にならずCDで再販されているので、興味がある方は是非聴いてみて欲しい。エンディング曲「コスモスに君と」など、その美しいメロディの数々に感動できると思う。※余談だがこの歌、メロディが美しいので、結婚式などの入場曲にもよく使われたらしい。しかし、歌の歌詞は「傷をなめ合う道化芝居」などと、結構えぐいものだったりする。ちゃんと歌の意味を知ってて使っていたんだろうか?。また、映画版BGMのラストは、壮大なカンタータで、変な話、これもアニメのBGMとはとても思えない重厚な曲だ。
他にも書きたいことは沢山あるのだが、長くなりすぎたのでこの辺で話をまとめる。今を去ること20年前、こんな凄いアニメがTVで普通に放送されていたなんて、考えてみると結構な驚き。現在放映されているアニメの中で、20年経ってもノスタルジー以外の要素で感動できるアニメってあるのだろうか?。
有名声優起用、萌えキャラの活躍、演出に頼ってばかりで中身のないストーリー、またそれを支持するファン層。現在のアニメ過去のアニメ…、同じようにみえても中身は全く別物なのかもしれない。
アニメネタが続くけど、どうかご容赦。実はココのサイトにある掲示板、気分次第で背景の柄をちょくちょく変更してるのだが、今回はふと魔が差して、「とんがり帽子のメモル」のイラストにしてみた。すると早速「ロリアニメサイトみたい」などというメールの突っ込みが入ってしまいました(^^;; 。
まいったね、そんじゃそのイラスト、減色する前のオリジナルをここで公開しちゃおっか(意味不明)。
今回のイラスト、キャラそのものではなくメモルのぬいぐるみを想定して描きました。うろ覚えで描いたんだけど似てるかな?。余談だけどこのアニメ、月曜の18:30からBS-2で再放送してます。とっても面白いので皆さん見るべし…。
どれくらい面白いかというと、私が中学生か高校生の時、クラスの男子10人位の間で「マリエルとグレイス、どっちが可愛いか?」なんて論争があったくらいの面白さ(それも放送終了後の話、みんな見てたんだね)。このメモル、ホントの意味で「お子様から大人まで」楽しめる、貴重なアニメーションだと思う。後は、あの最終回さえどうにかしてくれれば完璧なんだけどなぁ〜。
しかしココのサイト、なんだか最近アニメネタばっかりになってきたな(^^;; 。このままいくと、徐々に“萌えサイト”に変化していくのか?。
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なんだか、私のサイトって、ココのエッセイ(というか、実状は日記に近いんだけど)がメインのコンテンツになってしまった感じだな。初めの意気込みでは、ちゃんとFとオーディオ情報を発信するつもりだったんだけどなぁ。そろそろ、なんか新しいネタでも考えるかな?。
まあ、ここで好き放題のこと書いてるだけだと、楽でイイんだけどね(^^ 。
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昨日、軽く部屋の掃除をした後、ふとレコードが聴きたくなった。最近はアナログ機器をシステムから外していたので、しばらくレコードは聴いていなかったのだ。そこで、以前人に貸していたSME製アームリード(プレヤーからフォノイコまでのケーブルね)を、アクシスからリントゥへ接続。ざっとシステム全体のチェックをして、久々にレコードの演奏を開始する。ん〜イイ音…って、アレ?、なんか変だぞ…。スピーカー中央で演奏を聴くと、なにやら音の定位が左側に引っ張られてる。
原因を究明するため、アンプの出力を“モノラル”モードにする。すると、やっぱり定位が左側に寄っている。CDに切り替えてチェックすると、別に異状は感じられなかった。ということで、原因はプレヤー周りにあると判断し、付近の接続などを再確認。すると、アームのインサイドキャンセラー(アンチスケーティングとも言う)を、針圧2gに対して0.5gしか掛けていなかったので、とりあえず1gに戻し(私のカートリッジ IKEDA III は、インサイドキャンセラーが針圧の半分に推奨されている)再び演奏開始。でも、状況は変わらず。う〜ん、これは、本格的に何処か壊れたのかな。
CD演奏時は異常を感じなかったので、スピーカーに原因があるとは考えにくいのだが、一応スピーカーも疑ってみる。私のマーリンEXL-1は、2wayのバイワイヤリング接続なので、左右ウーハー側の接続を外して、ツィーターのみのチェックが可能。その方法でまずツィーター側をチェックしてみる。すると、明らかに右チャンネル側の音圧が低い。え?、ツィーターが飛んだのか。一瞬ドキリとしたのだが、一応CDで再チェック。するとレコードほどではないのだが、右ツィーターの音圧がやや低い。なるほど、ツィーターがとんだ訳ではなく、アッテネーターの調整位置が狂ってるだけだな。とりあえずホッとした後、アッテネーターのつまみをチェックする。なるほど、左右でつまみの位置が全然違っていた。そこで、ガリを取るためつまみを左右に数回回し、今度はレコードをリファレンスにして、アッテネーターを調整する。今回はツィーターのレベルを、少し高めにセットすることにした。
という事で、トラブルは無事解決。それにしてもアッテネーターのレベル、CD演奏時は気が付かなかったのに、レコードで初めて気が付くとはね。アナログレコードの優秀性を認めるべきなのか、それとも私の耳の悪さを反省するべきなのか…(^^;; 。
とりあえず、ちゃんと直って良かったよ。
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なんだか、おまぬけなHow to本のタイトルみたいだが、そういう訳ではない。
先日ここで「ナポレオニック関連のお勧め本をご存じの方は教えて下さい」などと書いたが、さる友人にそのことをメールすると、お勧め本を紹介してあるサイトを教えてくれた。
早速そこの「ナポレオン戦役を理解するための日本語文献」というページを参照し、そこでよさげな本『公爵(ウェリントン)と皇帝(ナポレオン)/ジョン・ストローソン:城山三郎・訳』を見つけた。そして値段や内容の詳細データをイー・ショッピング・ブックスで検索し、発行年月日から、まだ手に入りそうな本かどうかを調べる(より詳細な情報サイトは他にもあると思うのだが、ココでは本が実際に流通してるかどうかが分かるのが最大の利点)。
検索すると、発行年月日が1998年と比較的最近の本なので、まだ手に入りそうな感じ。しかし案外高価な本(といっても2,500円だが)なので、念のため日比谷図書館のサイトで蔵書を検索。すると「蔵書アリ・貸出OK」という結果が出た。早速その図書番号をメモして日比谷図書館に行く。番号の指示通りに本棚を探すと、目的の本はスグに見つかった。
という事で、私はめでたくその本を手に出来たのでありました(^^;; 。
いや〜、久々にインターネットの便利さを実感できた、金曜の午後。
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シミュレーションゲームマニアの間では、もはや伝説になっているゲームメーカー「SPI」社が出版した、ナポレオン戦争をテーマにしたビックゲーム。名作ぞろいのSPIビックゲームシリーズでも、このゲームは名作の誉れが高い。何故か、私の家にこのゲームの英語版があるのだが、当然ルールブックが英語で、読解不可能ということもあり、長い間倉庫部屋に放置されっぱなしになっていた。それにしても、一体誰が買ってきたんだ?。この前チェックしたら、何故か英文ルールブックが無かったんだよね。なんでだろ…。
そんな中、昨日友人からメールが入り、それによると「Wellinghton`s Victoryのルール日本語訳が、さるルートから入手可能になった」とのこと。やったぁ〜、これでようやくこのゲームがプレイ出来る(出来るかな?)、マンモスウレピー!!。
ということで、ナポレオン関連の歴史をちょっと予習しておこうと思うんですが、探すとなかなかいい本って、無いんですよね。
以前も、ちょっとナポレオニックに興味を持って、本屋や図書館に本を漁りに行ったことがあるのですが、思ったような本が、全然見当たりませんでした。あるのはナポレオン自身の伝記みたいなモノばかり…。私としては、あの時代のヨーロッパ全般の歴史を、簡潔に記してある本が読みたいんだけどな。もし、お勧めの本をご存じの方がいらっしゃれば、是非教えて下さい。よろしくお願いします。
発売日を大分過ぎているのだが、今日になって、ようやく記事をゆっくり読んだので、今更ながらと思いながらも、感想を少々。
発売日に本屋で見た今月のNAVIの特集は「自動車LOVE論」。はっきり言って買うのを止めようかとも思ったのだが、毎月買っている雑誌でもあるし、一応購入してみる。
暫くは事務所に放っぽいて置いたのだが、今日になって読んでみると「なんじゃこりゃ?」という感じ。この編集部の人間達って、ホントにジジイばかりになってしまったのか。特集の主旨は、今更ながら「クルマで女にモテるには、どうすればいいのか(と言ってるとしか思えない)」という内容。今をときめく最先端の女性(笑)達の、身勝手なクルマ論を延々と掲載している。
しかし、ココに登場する女性達が言ってることの、古くさいこと古くさいこと…。「クルマで男らしさを表現する?、そんなの百万年前の価値観です!」なんて言ってるのだが、今時そんな男っているのか?。「スポーツカーでタイヤを鳴らしながら交差点を曲がるのは、女性に男性らしさをアピールすることなんだと思いますが、はっきり言って女性は…」なんて、何言ってるんだか…(^^;; 。男性である私から言わせてもらうと、それは自分が楽しいからやってるだけであって、女性の前ではそんなことしないって。
この手の記事に登場する女の人って、スグに「男性達は…」などと、分かったようなことばかり言うんだけど、ホントに男を理解してるのかな?。なんだかあなた達、相当デタラメな男達としか付き合ってこなかった感じもするんですけど…。
その他の記事では、若い女の子3人に町を歩かせ、車に乗っている男達を批評するという企画もあった。この雑誌は「ティーンズロード」かっちゅ〜うの。
更に、囲み記事では、精神科医の香山リカが「クルマでモテなくなったのはなぜ?」などといった、どうでもイイような記事を書いてる。はぁ〜、ここん所のNAVIって、一体どうなっちゃったんだろうね。
しかし、男に対してこれだけ好き放題に書いてる割には、女性を批評する記事が全然無いのがポイント。なんせこの雑誌、以前は「女性は女性であるだけで、どんなクルマに乗っていても格好いい」なんていってたくらいだからな。ここの編集部の人間って、女が好きで好きでたまらないんだろうね。まあ、好きにして下さいな。
ということで、来月号からは、ちょっと内容を確認してから買うようにしないとな。値段も780円と、決して安い雑誌じゃないからね。初代編集長時代の、車社会を斜めに切ったような記事が、なつかしいよ。
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作者が「富沢ひとし」連載がヤングチャンピオン(だった)。んで、単行本全3巻。私はこの漫画の存在を知らなかったのだが、今発売されている週間文春に紹介記事が載っており、それによると「新感覚SF」といったストーリーらしく、すこし興味を引かれた。
念のため、Webで関連サイトを検索。各ファンサイトを見ていると、何となくイヤな予感がしたのだが、基本的な評価としては「可愛らしい絵に似合わずなかなか深いお話」という線だったので、会社の帰りに本屋によって、1・2巻を購入してみる。
んで、読んだ結果。「ロリ入ってます」って感じ。物語自体はつまらなくも無いのだが、基本的には、可愛らしい女の子達が健気にモンスターと戦うといった、まあ、よくあるお話のような気がする。
ザッと、さわりだけを紹介すると、主人公の大谷ゆりは小学6年生。何故か小学校のみに出現するエイリアンを防ぐために、クラスで一人ずつ「エイリアン対策係」というのが選ばれることになり(ちなみに係になれるのは女子だけみたいだ)、投票で彼女が選出される。彼女は猛烈にいやがっているのだが、クラスで決まったことには逆らえず、共生型エイリアン「ボウグ」を頭に付け、学校に出没するエイリアンと戦う。のだが、無理矢理決められた「対策係」ゆえ、当然うまくいくはずが無く、みんなの足を引っ張ってばかり。そのうちエイリアンもどんどん強くなっていき、戦いの中で、他のメンバーの体内に寄生し始める。1人はモンスターに、もう1人はボウグとの共生(?)に成功するが、戦いの中一度死んでしまい、再生手術を受けたため、人間自体の機能(生殖等)が失われる。どうやら、この先の望みは、主人公「大谷ゆり」のみに…。
といった感じ。なにやら「寄生獣」の小学生版といった趣だが、まあ、あちらよりは面白いんじゃないかな。
話をまとめると、この漫画、基本的には冒頭での通り「ロリ入ってます」って感じの評価だと思う。「良くできたストーリーで健気な女の子の活躍も魅力」というよりは「女の子達の健気な活躍と良くできたストーリー」といったところか。買って損したとは思わないが「新感覚SF」という点を期待していた私には、やや期待はずれだった。
日曜日は、えむじい亭主催の“お茶会”に参加してきた。当日のイベントは、秋川渓谷でのバーベキュー。ちょっと参加人数が少な目だったけど、なかなか楽しいイベントだった。
待ち合わせは、秋川渓谷駐車場で11時。今回の私は「まっかちん」ではなく、友人のMGBで助手席参加。家を出たのが朝8:30だったので、現地には余裕で到着するはずだったのだが、中央高速を降りて、下道でちょっと道を間違えたので、結局20分の遅刻をしてしまった。
みんないるかな?、と思ったら、到着しているのは今回の幹事である金馬さんだけ…。まあ、この手のイベントで、時間通りに集合するなんて、逆に珍しいからね(^^ 、こんなモンでしょ。
とりあえず、金馬さんの愛車MGB“金馬号”の隣に車を停め、しばし歓談を始める。しばらくすると、糠信さんが操る白のMGミジェットが到着。今回の予定参加台数はこの3台だけかも…。ちょっと寂しいかな。
新たなMG到着で、またしばし歓談していると、「金馬さんですか?」と外人さんの声。今回沼津から新幹線で駆けつけてくれた、ブライアンさんだ。彼は現在日本で女子校の英語教師(!)をしているとのこと。アメリカでは黄色のMGA(!!)のツインカム(!!!)に乗っているそうで、今回写真を持参してくれた。う〜ん、かっこいいなぁ。是非実車を見てみたいモノだ…。
皆さんに、場所の手配と鉄板の借り出し(秋川渓谷は、鉄板、ナベなどの持ち込みが禁止されている)をお願いし、金馬さんと私で食料を買いに行く。外人さんもいるとのことで、多少多目に買い込んだのだが、強い日差しのせいか、みんな食が進まず、結構余ってしまった。
みんなで一通り食べた後、青のMGミジェットを操るTUTUMIさんが到着。彼はもう昼飯を済ませたのことで、結局余った食料は減ることもなく…何処にいったのかな?(^^;; ?。
秋川渓谷でのバーベキュー後は、奥多摩道路、都民の森までツーリング。私は同行したオーナーの許可を得て、MGBを運転させてもらう。
Bでこれだけの山道を走るのは初めてだったのだが、左ハンドルということもあって、最初は結構違和感を感じた。特にこの年式(80年式)のMGBは、フロントにでっかいバンパーを装着していて、この重量が一説によると50kg程度あるらしく、ハンドリングは当然アンダーステア気味。だもんで、右カーブに差し掛かると、コーナー途中で路肩にどんどん近づいていく感覚で(分かるよね)、慣れるまでは、余計にハンドルを切ったりして、なかなかスムースなコーナリングが出来ない。
まあ、暫く乗ってるうちに慣れてきたけど、私は「あのバンパーの中身だけでもスグに外したいな」と思ってしまった。
途中、TUTUMIさんのミジェットで、アクセルのスプリングが切れるというトラブル発生。しかし、この手の車に乗っている方達は、さすが手慣れたモノ。アッという間に応急処置を施して、再び走り出す。
それからしばらく走り、無事「都民の森」に到着。今回参加したMG4台を並べて記念撮影…、と思ったら、今度は“金馬号”にトラブル発生。原因をチェックすると、バッテリーターミナルが緩んでいただけでした。当然スグに修理完了。
と、思ったら(^^ 、今度は糠信さんのミジェットにトラブル発生。何故かブレーキランプが点灯しなくなったとのこと。みんなでいろいろチェックしたのですが、結局原因は分からず、安全運転で自宅まで帰るとのことになりました。
都民の森駐車場は、17:30で閉鎖される。閉鎖時間が近づいたので、みんなで記念撮影をして、そこで解散。金馬さんと、私が乗ってきたMGBは、奥多摩湖の方から帰ることにしたので、ミジェット組とはココでお別れだ。お別れの時、ブライアンさんがみんなと握手を交わしながら「また会いましょう、セーフティファースト!」と言ってました。かっこいい〜!、なんだか映画みたいだな。ヲレもこんなセリフ言ってみたい(^^;; 。
私達は、そこから金馬さんの先導で青梅市に入り、国道16号線を経て家に帰った。皆さんお疲れさまでした。私にとって今回のオフは、普段参加するFの集まりとは、またひと味違う楽しみ(結局ノントラブルだったのは、私達のBだけ)も多く、旧車ってのも良いモンだなぁ〜と感じさせてくれました。また機会があれば、一緒に走りたいですね(^^ 。
上記の“お茶会”の後、家に帰ってきたのが21時位。風呂から上がって、残り少ない休日を、溜まってる未聴CDの「お片付け」で過ごそうと思っていたら、鞄の中の携帯が鳴った。
出ると、いきなりの幼児言葉で「はぁ〜い、ボク○○だよ、いま暇してるんだ、○○のうちに居るから、スグに遊びに来てね」みたいなことを言われる。はぁ〜、もうすっかり出来上がってるよ…。
まあ、その友人宅は自転車で数分の距離なんで、仕方なく缶ビール3本をもって出掛けることにする。
友人宅に着くと、丁度クルマから部屋に大量の日本酒を下ろしてる所だった。そうか、さっきの電話はクルマの中からだったんだな。その友人に聞くと、「日本酒の品評会に出掛けて、その後歩けなくなったらしくて、クルマで迎えに来いと言われた」そうだ。あんたも災難だねぇ〜。
仕方なく、酔っぱらった友人を放っておき、2人で日本酒品評会。その場には「浦霞」など有名どころが数点(その他の銘柄は忘れた)あり、なかなかのラインナップ。呑み始めると、結構イケる味で、もっと沢山呑みたかったのだが、なにせ時間は日曜日の22時。明日のこともあるので、各酒少しずつ呑むだけに留め、その後は缶ビールにする。
しかし…不思議なんだけど、同じ銘柄の酒でも、酒屋で呑むのと、買って来て呑むのとでは、随分味が違うもんだね。鈴傳(虎ノ門にある、日本酒が旨い居酒屋)で出す酒と同じ銘柄もあったんだけど、やっぱり鈴傳で呑んだ方がぜんぜん旨い。う〜ん、この差は温度管理が原因なのかな、どうなんだろ。
その後は「世の中に、朝日新聞と産経新聞2誌しか無かったら、どっちを読む?」などといった、究極の選択みたいな話(ちなみに、結果は当然産経新聞だ)で盛り上がり、結局日付が変わるくらいまで呑んでしまった。
当然、次の日の出社は、かなり辛かったです(^^;; 。
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久々に、仕事の話や一日の出来事などを、つれづれなるままに書いてみる(^^。
今日の午前中は、地元八潮市の“生涯学習館”で、イベントのためのイラスト打合せ。
この仕事、実は全くのボランティアでやっている。ま、市民税滞納したまんまだし、これくらいはサービスしなきゃあね。ギャラは要らないから、滞納中の税金をロハにしてくんないかな(^^;; 。
今年は、去年私が描いたイラストをそのまま使うそうなので、「年号の部分だけ、2000年に差し替える」とのこと。
んで、学習館に行くと、そこには知り合いのK氏がいた。このK氏、もう60を越えたおじいさんなのだが、相変わらず元気一杯。彼は元ホンダの社員であり、なんでも「定年の年齢を過ぎてもホンダに在籍していた唯一の人」らしい。
とにかく顔の広さは並大抵ではなく、地元のイベントを盛り上げるために、タダで芸能人を呼んできたり、また彼のプロデュースしたイベントの模様を、これまたタダで雑誌に掲載させたりと、なんだかかなりの権力と人脈を持ってるみたいだ。今日も「今年も8月に、日本テレビと組んで加山雄三と『加山カップ』ってイベントやるんだよね」なんて話していた。相変わらず元気なおっちゃんだ。
打合せを終え、会社には11過ぎに到着。今日は友人のペンションから頼まれてる、マスコットキャラのイラストを考えなきゃいけないんだよな。なんでも「可愛いウサギのキャラがいい」らしいんで、Webでざっとウサギのサイトをチェックしてみる。う〜ん、どうしようかなぁ、…うさうさ。
紙にざっと描いてはみるけど、なんだかイメージが沸かないな、ということで、本屋に行って良くある「カット集」でも見てくることにする。
しかし、本屋を数件回ってみたのだが、最近はCD−ROMに役目を譲ったのか、それとも私の探し方が悪いのか、何処に行ってもその手の本は見つからなかった。
仕方ないので、最後の本屋で腹いせに「湾岸ミッドナイト」を、まとめて数冊分一気に立ち読みする。立ち読みだというのに『ケイ』の話でホロリと来てしまい、なんだかトクした気分。当初の目的も忘れて、すっかり上機嫌になって会社に戻る。
まあ、ウサギのほうは、明日にでも家に帰って考えることにしよう。幸い、家に行けばその手の資料もチラホラあるし、何とかなるだろう。しかし、この手の商売だと、会社にいるより自宅にいた方が、間違いなく能率上がるよね。ウチの会社ももう少し儲かって、在宅勤務可になれば有り難いんだけどな。
会社に戻ってから、イラストを描き始めるんだけど、なんだか巧くいかない。とりあえず今日アップはあきらめ、早めに会社を出て渋谷にCDでも漁りに行くことにする。
まずは、タワーレコード渋谷店。現代音楽のコーナーには目立ったアイテムは無し。唯一気になったCDは、スティーブ・ライヒの新譜。タイトルは忘れたが、以前発売された『ライヒ・ワークス』という10枚組CDの中から、単体のアルバムで発表されていない曲を集めたベスト版だった。『〜・ワークス』を買った者としては、ちょっと腹立たしい企画のCDだが、まあ、これでファンが少しでも増えてくれれば、まだCD化されていない曲のCDもリリースされることもあるかもしれない。と、前向きに考えることにする。というか、どうせこのCDが元から発売されてても、『〜・ワークス』は買ってるだろうけどね。
んで、結局タワーレコードでは『ペイネ・愛の世界旅行』のサントラと『サードイヤーバンド/AIR EARTH FIRE WATER』の2枚を購入。
「ペイネ・愛の世界旅行」というのは、フランスで1974年に公開されたアニメ。日本でもバレンタインデーになると、ペイネの描いた黒い帽子をかぶった男と、ピンクの服を着た女のイラストがあちらこちらで見られる。たぶん見れば「ああ、これか」と分かってくれると思う。今日購入したCDは、そのアニメの「完全版2枚組」サントラ。なにが完全版かというと、なんとエンニオ・モリコーネが書いた「愛の世界旅行」という曲の別テイクが、馬鹿正直に合計11トラックも収録されているという点。ちなみに、この11トラックは、全て2枚目のCDに収録されていて、1枚目のCDには、アレッサンドロ・アレッサンドローニが書いた曲のみが収録されている(話が前後するが、この映画、モリコーネはメインテーマ「愛の世界旅行」という曲しか書いていない)。今、聴きながらこの文章を書いているんだけど、なかなか乙な曲ばかりだ。
もう一枚「サード・イヤー・バンド」のCDは、既にレコードで持っているアルバムの買い直し。情けない話だが、最近レコードをかけるのが、だんだん億劫になってきて、ついCDばかり聴くようになってしまった。そのため気に入ったアルバムは、たまにCDで買い直している。このアルバムもそろそろ店頭から姿を消しそうなので、念のためゲット。
タワーレコードを出て、次は渋谷HMVに向かう。以前はHMVに来ることは殆どなかったのだが、最近「ホルト・テン・シオメン/カント・オスティナート」が置いてあるのを見つけて(まだあるぞ!)、それ以降、何となく掘り出し物が眠っていそうな気がして、こちらを訪れる際は必ず寄るようにしている。
店を回ると、確かに欲しいCDは何枚か見つけたのだが、あまりお金がないので、仕方なく我が身の貧乏を呪いながら店を後にした。
それから家に帰って、今日の日程はおしまい。しかし…ホント“つれづれなるままに”書いてたら、結構な文章量になったな。こうやって改めて今日の出来事を振り返ってみると、案外いろんな事があったもんですね。
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東京FM、「見え〜る、見える、あしたが見え〜る、見え〜るラジオ!」でお馴染み、ピチカートファイブが作曲した、いわゆるアルバムに収録されないような、TV主題歌、ジングル、デモテープなどを収録したアルバム。近所のジャスコのセールで1500円で売っていたので、速攻でゲットしてきました。
収録曲は全部で20曲。インストからアカペラまで、まさしく多彩な曲構成になっているのですが、どの曲も一聴してピチカートだと分かるのは、ホントに凄い事。
どれも都会派で小洒落た音楽のオンパレードで、彼らの曲を聴いてると、なんだか重い気分も、軽やかになっていく気がしますね。
私が思うに、ピチカートのメロディって、イイ意味で「時代の半歩後」を行ってるような気がするんだよね。
流行の音楽達が捨ててきた、キレイで軽やかなメロディ。なんだか、彼らの曲を聴いてると、私は「エンニオ・モリコーネ」が作る、お洒落な都会派音楽、そう…行ったことないけど70年代のパリ…、みたいなイメージが浮かんでくるんだよね。ちょっとレトロなんだけど、時代の先端のにおいがぷんぷんする。そんな感じです。
今日は気分が悪くて会社を休んだのですが、このCD聴いて、明日から気分も軽やかに頑張ろうっと。
日付を一日間違えたな…、上の文章は、昨日書いたモノだ。
まっ、そんなことはどうでもいいか。今回紹介する本は、まあ…説明しなくても分かるだろうけど、アントニオ猪木が、今まで歩んできた人生を、自分自身でつづった本。新潮文庫から出版されていて、お値段が514円だ。
実はこの本、自分で買ったモノではなくて、社長が買ってきた本を、こっそり盗み読みしたもの。だから、内容は全然期待していなかったのだが(なんて書くと失礼か?(笑))、読み始めてみると、ドラマチックな生き様の連続が大変面白く、一気に最後まで読んでしまった。
例の国会議員立候補後の猪木は、なんとなくダークな印象が付きまとっていたのだが(税金滞納とか、いろいろやってたしね)、この本を読むと、猪木の体当たりで不器用な生き様に、知らない間に共感している自分に気がつく。
議員になったり、事業を興したりの才能はイマイチだったのだろうが、それでもきっと、彼は彼なりに誠実な人生を歩んできたつもりなんだな…。と、私自身、猪木を見る目が、ちょっと変わってきたような気がしました。
様々な事業、政治活動、プロレス団体の旗揚げ…、世間では必ずしも評価されなかった部分も多いみたいだけど、とりあえず、彼・猪木の体当たりな人生は、最近の安易なニヒリズムに染まってる人間達に、是非聞かせてやりたいものだ。
って、こんな事書くと、なんだか私も年寄りになったみたいだね(^^;; 。